2020年の教育改革では、「思考力・判断力・表現力」を育む教育に大きく転換します。
 
都道府県レベル・全国レベルで行われる学力調査テストや実力テストでは、現在すでに「考える力」を問う問題が出題されるようになっていますが、
 
普段の「記憶力を試すテスト」と違って、どう解けばいいのか途方に暮れているお子さまも多いですね。
 
じゃあ、「考える力」ってどのようにすれば、つけられるのでしょうか?
 
今回は、普段の勉強や生活の中でできる「考える力」を鍛える方法をお伝えさせていただきます。
 

 

要約力を鍛える

 
 
その文章やデータがどんなことを示していて、そこからどんなことが分かるのか?と思考するには、
 
「つまり何を言っているのか?」「一番言いたいことは何か?」を読み取る要約力が必要になってきます。
要約するためには<客観性><根拠>がキーポイントとなります。
 

客観性を身につける

 
「読解力をつける超楽しい勉強法」でも詳しく説明していますが、要約力をつけるには、主観・客観の切り替えをしながら読み解く習慣をつけることがポイントです。
 
説明文、意見文などを読むときに、次の3つに分類しながら読むようにしましょう。
 
・客観的に超重要(赤)
・客観的に重要(青)
・主観的におもしろい、興味深い(緑)
 
 
客観的というのは「誰が見ても」ということ、主観的にというのは「自分が」ということです。
 
3つに分類しながら読み解く際に、( )内の色のボールペンで線を引いたり囲ったりしながら読み込んでいくと、客観的に物事を考える、という力を養えます。
 
詳しくはこちらで説明しています。
 

根拠を探す

 
要約力・コミュニケーション能力の低いお子さんは、主観だけになっている場合が多いのです。
 
「自分的にはこう思う」「なんとなくこう思った」という感じです。
 
その文章や意見の中の<客観的に見て超重要・重要>な箇所、言わばその主張の肝となる部分をしっかり読み解くためには、「根拠を探す」という視点を身につける必要があります。
 
最初は間違ったり、なかなかうまく根拠を探せないと思いますが、「なぜこれが超重要だと考えたのか?」という根拠を文章の中やデータの中から探す癖をつけてください。
 
 

普段の生活の中でも鍛えられる

 
実際に問題を解くだけではなく、普段の会話の中でも要約力が鍛えられます。「つまりどういうことだろう?」という質問を投げかけるのです。
 
まあ、あまり頻繁にこの質問をすると、生活が面接みたいになってしまいますがw
 
例えば、子どもさんがとりとめもなく長い話をした後などに「つまりどういうことを言いたかった?」と自分の意見を要約させたり、
テレビや新聞を読んだ後に「これってつまりどういうことだろう?」と一緒に考えたり。
 
「つまりどういうことか?」このキーワードを持つだけで、考える力が自然につきます。
 
 
 

ベストな方法

 

「言語化」は思考力を鍛えるベストな方法

 
「考える力」をつけるベストな方法は、自分の考えを「言語化する」ということです。
 
自分が頭で考えていることというのは、たいてい体系立てて組み立てられていないし、これをどう伝えたら相手がわかりやすいか?などの視点がないわけです。
 
そのモヤモヤした状態のものを、自分の中を深く見つめ、思考し、言葉で組み立てて、「自分の外に出す」という作業は、非常に高い「思考力」を養うトレーニングになるのです。
 
とは言え、あまりハードルが高いことは続かないので、ぜひ次のことを練習してみてください。
 
 

自分が好きなことを言語化する

 
まずは、自分が好きなことやものについて、その理由も含めた説明する文章を書いてみましょう。
 
あくまでも「説明」なので、日記のように書くわけではなく、「いかに相手に正しく伝わるか」「いかに相手に、なるほど!と思ってもらえるか?」を目標に書いてみてください。
 
例えば、「サッカーをすることが好き」なら、なぜそれが好きなのか? サッカーのどういうところに魅力を感じるのか? という感じで書いていくのです。
 
「書く」という作業をすると、たとえ自分の好きなことであっても、かなりの「思考力」を使うことがわかると思います。
 
どう伝えたらいいわかりやすいか?
どんな順番で書いたら、読んでもらえるか?
「なるほど、それは本当におもしろそうだ!」と相手に分かってもらうには、どうしたらいいか?
 
脳みそをフル回転させて、それらを組み立てていく作業を通して、かなりの思考力を養えます。
 
 
 

「なぜ?」という視点を持ち仮説を立てる

 
考える力というのは、物事を深堀して推察する、ということでもあります。
 
なので、普段から「なぜ?という視点を持ち、仮説を立てる」という癖をつけてみましょう。
 
、、と言葉で書くと、すごく難しそうに見えますが、これは身近なできごとを使ってゲームのように取り組むことができます。
 
 
例えば、近所にセブンイレブンができる、というニュースがあるなら、「なぜ、ローソンも近くにあるのにここに建てるのか?」というお題を用意します(笑)
 
すると、小学生のお子さんでも、
「ローソンよりも入りやすいから?」「ローソンよりも安い商品をアピールできるから?」などなど、こちらが思っている以上にいろんなことを考え始めます。
 
出てきた仮説に対しては、「じゃあなぜ、ローソンよりも入りやすいのかな?」「ローソンよりも高い商品はどうするの?」などと、質問を繰り返すことで、さらに深堀りして仮説を立てるようになります。
 
近所にセブンイレブンができる。というただのニュースが、「考える力をつける」題材になるわけです。
 
 
私たちの生活の中には、ふだん無意識にしていることとか、当たり前になっていることなどが無数にあるので、
素朴な疑問として取り上げ、仮説ゲームをしていくと、かなり楽しみながら思考力が高まりますよ!
 
 
それに、「なぜ?」という視点を持つことで、「何も考えずに物事を鵜呑みにしてしまう」「なんとなくみんながしているから自分もそうする」という危険な癖からも脱出できますね!w
 
 
 
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