先日、生徒さん(小5)のお母さまから、こんな話しを聞きました。
 
「とにかく担任の先生が宿題の多い先生で、寝るのが毎晩11時なんですよ。
 
サッカーがある日なんて夜まで練習してシャワー浴びて、半分寝ながら宿題をやって、結局、宿題が終わらないこともあるんです。
 
先生、パパッと宿題を終わらせるコツとか、ありますか?」
 
 
いや、、ホントに小学生でも宿題多いんですよ。昔からそうだったっけ?というくらいです。
 
ただ、よーーく話を聞くと、量が多すぎるというよりは
「やり始めるまで時間がかかる」というケースもあったので(上の質問のお子さまは、ホントに多かったです)、両方のケースについてお伝えさせていただきます。

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「やり始めるまでがダラダラする」場合

 
私が小学生の頃は、完全にこれでした(笑)。量は大したことないのに、とにかくやり始めるまでが異様に遅い。
このタイプであれば、思い切って「宿題時間」を制限してみてください。
 
 

時間を短くする

 
このタイプのお子さまはやり始めるまでも長いし、スタートしてもとにかくダラダラと時間がかかると思います。
 
集中力というのは、ある程度トレーニングをして身につくものなので(稀に、もともとこの素質を持っているお子さまもいますけど)
 
この際、身につけてしまいましょう。
 
 
ダラダラするということはつまり、時間がたっぷりある、ということですよね?
なので、宿題に割ける時間をあえて短くしてみてください。
 
タイマーなどを使って短い時間を設定するのも手ですし、物理的に予定を入れてしまうのも手です。
 
例えば、夕方からは買い物や食事の支度など、お母さんと一緒に時間を過ごすことにする。
18時までは友だちと遊ぶ時間にして、宿題時間を減らす。などなど。
 
宿題を済ませてからじゃないと遊びに出てはいけない、という約束になっているなら、「お友だちと集合時間を決める」ということをプラスすると、さらにテキパキ取りかかれると思います。
 
 

夜に一緒に「勉強タイム」を設ける

 
しかし共働きで、子どもが学校から帰宅してからの時間の過ごし方まで構っていられない、という方がほとんどじゃないかな?と思います。
 
夜、バタバタと家事を終えてふと子どもを見ると、実はまだ宿題が終わってなかった、、ガーーーン・・→叱る→喧嘩。とか(笑)
 
その場合は、親が帰ってくるまでは友だちとたくさん遊ぶ時間に充てて、夜にお母さんと一種に勉強タイムを20〜30分設ける、などもいい方法です。
 
これは、デッドライン(締め切り)があるのでテキパキと取り組まざるをえないし、しかもお母さんも何か勉強しているとなれば、もう、やらざるをえないですよね(笑)
 
20〜30分だけ、と時間を区切って取り組む価値はありますよ!
 
私が勉強なんて!と言われる方も多いのですが(笑)、読書でも英会話でもネイルでも、何でもいいと思うんです。
 
お母さんの興味があることを学ぶ。そんな時間を持つことで、お母さんにもメリットがあった、やってよかった、という方が今までほとんどでしたよ!
 
 

ホントに量が多い場合

 
 
ダラダラ取り組んでいるのではなくて、中にはホントに宿題の量が多いお子さまもいます。
 
ちなみに多い少ないの目安ですが、集中して取り組んだとしても1時間は超える、、という量なら多いですね。
 

もちろんメリットもありますが・・

 
宿題が多いことにメリットもあります。
 
毎日毎日その量を取り組むことで、学力はもちろんですが、時間の管理能力・自己管理能力・段取り力がつきます。
 
冒頭のお子さまは、うちの教室に来られる時も必ず、隙間時間にできる分量の宿題を携えて来ます。
 
授業が始める前の数分の間に1つ宿題を終わらせる、というような、大人顔負けの段取り力です。
 
子どものうちから、そんなに時間を切り刻んでまで勉強するのはどうか?ということはさておき、
 
そういった「管理能力」って社会人になってから身につく場合が多いので、これは大きなメリットだなぁ、とは思います。
 
 

力の入れ方に強弱をつけよう

 
宿題の数にすると5つ以上。時間にすると集中してやっても1時間以上かかる。ここまでくると、はっきり言って出しすぎだと思います。
 
そういうお子さんは、、ズバリ言いますが、、手抜きしてください(笑)
 
「えっ!? 手抜きしてもいいの?」と思いましたか?
 
はい、いいんですよ(笑)
 
それだけの大量の宿題なら、絶対量はこなせているんだから、すべて同じ力の入れ方できっちり取り組まなければいけない、なんてことはないです。
 
 
だって、そもそも宿題ってなんのためですか?
 
「今日習ったことを定着させるため」「自分がわからないことを発見するため」
私は宿題の目的は、この2つだと思うんです。
 
この2つ以外のこと(もう定着しているもの。もう疑問点がないもの。など)に関しては手を抜いてもいいです。
 
手を抜くというと聞こえは悪いですが、あまり力を入れないでサクサクと終わらせるという意味です。
 
丁寧に何度も書いて覚えなきゃいけないものもあれば、少し軽い字でスピード重視で取り組むものもある。
 
そんなふうに強弱をつけて、取り組んでみてください。
 
 
おそらく担任の先生は、上記の「メリット」も踏まえて、意図があって宿題を大量すぎるほど出していると思いますし、
 
その方針が変わらない以上、日々やっていくしかないと思うのですが、
 
でも。
 
子どもにとって、「遊ぶ」ってすっごく大切なんですよ。
友だちと遊ぶ。一人で遊ぶ。きょうだいや近所の年齢の違う子と遊ぶ。
 
これって、かけがえのない経験です。
 
しかも、睡眠も子どもにとって、何より大切なものの一つです。体の成長にとっても、精神にとっても、脳にとっても。
 
これらを奪うほどの宿題の量って、多すぎですからね。
 
 

宿題って、本来は自分で決めるべきもの

 

 
2020年からアクティブラーニング(自発的に活発に学ぶ様々な取り組み)が導入されますが、
 
私は、授業だけじゃなくて宿題こそ、自分で決められるようになっていってほしいなぁ、と思います。
 
自分の今日の課題は何だろう? 何がイマイチ分からなかっただろう? 何を定着したらいいだろう?
 
今日の内容で、もっと調べてみたい、と思ったおもしろいことは何だった? 得意だから、もっとやりたいと思ったのは、どの問題だった?
 
そういうのを先生と話し合って、自分で決めて持ち帰る。
 
そういう「宿題」になれば、ホントに意味があるのになぁ、、と切に思うんですよね。
 
「宿題って今思えば、従順なサラリーマン養成ツールだったなぁ、、」と、先日私の友だちが冗談で言っていましたが(笑)
 
冒頭のお子さまのようなケースを聞いていると、あながち冗談ではないような気もしてきますが、いかがでしょうか?
 
 
 
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