もうすでにご存知の方も多いと思いますが、「アクティブラーニング」という視点を盛り込んだ新学習指導要領が、先日告示されましたね。
 
本格的には2020年から教育現場で導入され、それに向けて学校の授業そのものが大きく変わろうとしています。
 
特に未就学の保護者の方から質問の多い、この「アクティブラーニング」。。
・・分かるような分からないような、言葉ですもんね(笑)
 
 
中には「うちの子が小2になる時にアクティブラーニングが入ることになるけど、今のうちから何か習わせた方がいいんでしょうか?」というような方もいて、
そのような質問をいただくと、
 
あぁ、、、ちょっと違うんだけどなぁ。。と思います。
 
今回は、この「アクティブラーニング」についてお伝えしていきます。
 

 
 

アクティブラーニングって何?

 

アクティブラーニングとは?

 
アクティブラーニングとは、大まかに言えば・・
 
「子どもが主体的に学び」「対話を通して自己の考えを広げ、さらに深め」「それらを問題解決などに、自ら活かしていく」という力をつける取り組みです。
 
 
今現在の学校の授業では、、
 
最初の「導入」部分で生徒たちに問題提起をし、これに興味・関心をもたせる。
先生が問題を出したり、生徒たちに考えさせたり、意見を言わせたりして、冒頭の問題提起の「答え」を説明していく。
 
いわば、教師主導で知識を「教えて」いるわけです。
 
 
アクティブラーニングでは、、
 
いかに子どもたちが自主的に問題意識を持ち学べるか? 
調べたり考えたりしたことを、対話を通していかに広げたり深めたりできるか? いかにそれらを、問題解決へ自ら繋げていけるか? 
 
というようなことを骨組みにして、授業が展開していくわけです。
 
子ども目線で見れば、「教授される」から「自分から学ぶ」に変革するわけです。
 
レ、、レベル高っ!(笑)
 
 

今までアクティブラーニングに転換できなかった理由

 
実際には2014年にこの言葉が登場して、様々な取り組みがなされてたのですが、結局、大学入試が変わらなかったので、大きな変革にはならなかったんですよね。
 
どうしてかと言うと・・
 
自分で思考したり調べたり、活発に議論して問題解決の糸口を見出したり、、そういうことをたとえ小学校で取り入れたとしても、
 
結局大学受験では、「正しい答えを選択できるか?どれだけ大量の知識を暗記しているか?」といった従来のままの選考基準なので、
 
高校の授業が「入試対策」になる→高校受験もそれに倣う→それじゃあ中学校の授業もそれの対策をしなきゃ→小学校だけ自由にできないよね〜
 
という構図だったわけです(笑)
 
しかし今回は、大学受験自体にメスが入れられたことで、いよいよ日本の教育は大きな転換ができる!と期待されているんです。
 
 

問われる「大人の力」

 
 

「正解」のない問題を解決していく力

 
すでに一部の学校では、子どもたちが自ら調べ、問題提起し、話し合いながら解決への糸口を見出していく、という時間を設けている学校もあります。
 
「正解」のない課題に対して、自分の意見を言う。相手の意見を聞く。
これって、かなり高度なスキルが必要です。
 
例えば、、
「高齢者の運転事故を防ぐために、運転免許証を返還する年齢を強制的に決めたらどうか?」という問題提起に対して、
 
・判断力や体力レベルが落ちるのだから、免許証の返還を個人に任せるべきではない
・高齢者じゃなくても無謀運転する人はいるから、高齢者だけを問題に出すのはおかしい
・車を運転することで行動範囲が広がり、活発に生活できている高齢者たちも多い
 
などなど様々な視点から意見を出し合い、よりよい解決への糸口を見つけていく。。というような感じです。
 
レ、、レベル高っ!!(笑)
 
 
ちょっとお聞きしますが、この問題提起に対するあなたの明確な意見って、ありますか?
私はしばらく考え込んでしまいましたよ(笑)
 
 
社会に出ると「正解を選択肢から正しく選ぶ能力」より、こういう「正解のない問題を解決していく力」の方が圧倒的に大切ですよね!
 
特にこれからは、後者の力がないと仕事にもつけなくなると思うんです。
 
だって「正解を選択肢から正しく選ぶ」のはコンピューターがやってくれますから、ね(笑)
 
つまりこれからは「自分で食える力」「自分で開拓していく力」が圧倒的に必要になってくるわけなんです。
 
そういう力を子どものうちからつけていこう、と教育が方向転換したわけです。
 
 

大人はどう変わる?

 
子どもが主体的に学び」「対話を通して自己の考えを広げ、さらに深め」「それらを問題解決などに、自ら活かしていく」、
 
これって学校の中だけで身につくものじゃないですよね?どう考えても。
 
「知識」を習得する今まで通りの授業もあるわけなので(ある程度、基本的な知識・学力がないと、「思考」ってできませんからね)、
 
本当の意味で「アクティブラーニング」を導入するためには、
 
先生方の変革も必要だし、学校外にいる私たち大人も変わっていかなければならないんだろうな、と思うんです。
 
冒頭でご紹介したような、「うちの子が乗り遅れないように、何か先取りさせた方がいいのか?」という考えは、そろそろ捨てないといけないと思うし、
 
そもそも大人がアクティブに、仕事に取り組んでいるだろうか?
 
そもそも「自分で食える力」「自分で開拓していく力」を、大人こそがまず、持つべきなんじゃないかな?
たとえ今が何歳であっても。 
 
とも思うわけです。
 
 
なんだか取りとめもなくなりましたが、、、(笑)
 
 
あなたは、どう変わる?
 
私は、どう変わる?
 
大人の宿題ですね、これ^^
 
 
 
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