「中2になった途端に、ダラダラ勉強するようになった」「テストの点数が、中2でガクンと落ちた」「中2になったらテスト前なのにやる気が感じられない
 
こんな声を中2の保護者の方からよく聞きます。いわゆる「中だるみ」というやつです。
 
今回は「中2の勉強こそ大事!中だるみを引き起こす原因と、その対策とは?」についてお伝えさせていただきます。
 

 

家庭学習時間が減る原因とは?

 

中2は中1よりも家庭学習時間が少ない!

 
こんなデータがあります。
 
<1日当たりの宿題も含めた家庭学習時間>
中1・・・約90分、中2・・・約76分
 
そうなんです。中2は中1よりも家庭学習時間が少ない傾向にあるのです。
ではなぜ、中2になると家庭学習が減るのでしょうか?
 
 

原因1)部活が忙しくなる

 
中1の頃と比べて、断然忙しくなるのが部活です。
練習も厳しくなるし、試合やコンクールに出場する機会も増えてきます。当然、体の疲れも中1の頃と比べると大きくなります。
 
また、レギュラーとして活躍する機会が増えるので、中1の頃と比べて、精神的な負担も大きくなります。
 
特に、1学期は夏の大会に向けて、延長練習や朝練習が入ってくる部活も多いと思うので、必然的に家庭学習への意識が低下するわけです。
 
必要最低限の宿題だけをなんとかこなす、というお子さんも多いのではないでしょうか?
 
 

原因2)効率がよくなった

 
中1の頃と比べて、時間配分が上手くなった、効率がよくなった、というのも原因の1つです。
 
中1の頃は、全ての宿題を同じ丁寧さで取り組んでいたけど、中2になると力配分を考えて要領よくできるようになった、ということは、よくあることです。
 
まあ、これは、「手を抜くところが分かってきた」とも言えますけどね(笑)
 
 

原因3)慣れてきた

 
これは「効率がよくなった」にも関係することですが、中1の頃と比べて「慣れてきた」ことも原因にあります。
 
中学生になりたての頃は、一所懸命勉強していたけど(しなきゃいけないものだと思っていたけど)、そこまでしなくても、ほどほどで大丈夫だろう、という「慣れ」が出てくるのが、中2です。
 
緊張感がなくなり「気が緩む」というやつです。
 
中学校って厳しいかも、、中学校の先生って怖いかも、、、そんな不安を抱えてスタートした中1だったけど、まあ、そんなに大したことはなかったな。ということが分かってくるんですね(笑)
 
これに拍車をかけるのが、「後輩」の存在です。
 
ドキドキ、ビクビクしている新1年生を見て「テストなんて、大したことないぞー」って、態度が大きくなるんですね(笑)
ざっくり言うと「いい気になる」のですww
 
「慣れている」ところを後輩に見せたい、という思いが、そのまま「ま、やらなくてもいっか」につながってしまうのです。
 
 

中2で勉強嫌いが増える理由

 

勉強が嫌いな割合が多い

 
「勉強が嫌い」という割合は、中1で45%ですが、中2になると57%と、グンと数字が跳ね上がります。
ほぼ6割の生徒が、勉強が嫌いだ、と感じているのですね。
 
じゃあ、なぜこんなに「勉強嫌い」の割合が跳ね上がるのでしょう?
 
 

原因1)中2の勉強内容って難しい

 
もっともな理由ですが、中2の勉強って難しいのです。
英語の教科書をサッと見ても分かりますが、1文が長く、構造が複雑になっています。新しく習う文法もいきなり増えます。
 
数学も、計算問題は複雑になるし、わりと最初の頃から「証明問題」のようなものも勉強します(「奇数+奇数」が偶数になる理由を、自然数をnとして説明せよ。みたいなパターンです)
 
中1の勉強と比べると、格段に難しくなるのが中2です。
中2から中3になるときは、ここまでの「段差」は感じないんですけどね。。
 

原因2)中1の勉強に積み上げられる

 
中2の勉強ってほとんどが、中1の内容に積み上げられていきます。特に数学・英語は、モロ「積み上げ式」です。
 
中1の時に「ちょっと理解し切れていないかな?」と思っていた分野の上に、レベルが上がった同分野の内容が、ドカンと積み重ねられる感じなんです。
 
 
中1の土台が少しでもモロいと、中2の内容に耐えきれないのです。
 
中1で70点台を取っていたお子さんが、中2になった途端にまったく点数を取れないのは、これが原因です。
 

原因3)なのに勉強時間が減る

 
タイトルのまんまですが(笑) 原因1と原因2があるのに、家庭学習時間が減るので、「さらに分からない→勉強したくない→さらに分からない・・」という無限ループにハマり、「勉強嫌い」がグッと増えてしまうのです。
 
 

中だるみをなくすには?

 

中だるみの原因は?

 
第1章と第2章をまとめると、中だるみの原因は、
 
・いろんな要因から家庭学習時間が減る
勉強のレベルが数段上がるのに学習時間は減るので、「できない」状態に陥り、勉強嫌いになる
・中学生活に慣れてきて、余裕が出てきた
・初めての後輩ができることで威張りたい意識が生まれる
 
などなど。他にもいろんな要因があると思いますが、「中だるみ」を引き起こす要因が重なっている時期が、中2という時期なのです。
 
とは言え、中2で習う範囲って、超重要項目ばっかりです。
数学だけ見ても、入試問題の超常連「連立方程式」「一次関数」「証明」が、ドーーーンと立ちはだかるのが中2です(笑)
中だるみをなんとか切り替えることが、超重要なんです。
 
では、どうやって「中だるみ」を断ち切ればいいのでしょうか?
 

対策1)中2はチャンスだと考える

 
「中だるみ」になるベストな条件が揃った中2(笑) ということは、逆に言えば、少し頑張っただけで順位が急上昇するのがこの時期なのです。
 
私の生徒さんの中にも、中2になった途端に、成績が急降下したお子さんもいれば、びっくりするくらい成績が上がったお子さんもいます。
 
多くの生徒が「中だるみ」に陥りやすい時期だからこそ、少しの頑張りでも順位が上がりやすいのです。
 
中2は成績を伸ばすチャンス!と考えてみましょう。
 

対策2)チャレンジする

 
中だるみの大きな要素が「慣れ」「緊張感の薄れ」です。だいたいの生活サイクルが決まってきて、8割くらいの力で無難に回せる。そんな時期が中2です。
 
だからこそ、あえて少し難しそうなことにチャレンジしてみる、ということが「中だるみ」を断ち切るきっかけになります。
 
オススメは英検にチャレンジしてみることです。その他にも、学校で募集されている、短期ホームステイに応募してみる。進学塾が主催している全国規模の模擬試験を受けてみる。などなど。
 
少し難しいことにチャレンジすることで緊張感が生まれますし、それに取り組んだということが、自信にもなります。
 
 

対策3)高校に行ってみる

 
中2って、高校受験まではまだ遠い、しかも中学入学からも時間が経っている、という時期になります。つまり「初心からも目標からも遠い」時期なんですね。
 
中2の勉強内容は入試に直結している重要項目ばかりだ、と、いくら頭では分かっていても、「でも、入試はまだ先のことだし」という気持ちには勝てません。人って、楽な方に流されますからね(笑)
 
なので、頭で分かるのではなく、体で感じてみましょう。
週末などに、実際に志望校に足を運んでみるのです。志望校がまだわからない人は、「いいかなー」と思う高校でいいので、ぜひその場に自分を置いてみてください。
 
週末でも、部活をしている高校生や模試を受けに来ている高校生はいると思うので、彼らの大人っぽさに圧倒されてみましょう(笑)
とにかく、どんなことでもいいので、何かは感じるはずです。
 
それが、「慣れで何となく過ごしている毎日」に風穴を開けてくれるはずです。
 
 

4、まとめ

 
中2という時期は、とにかくいろんな要因が重なっていて、必然的に中だるみしやすい時期であることは、間違いありません。
 
なのに、勉強はグンと難しくなり、かつ、入試に直結する内容ばかりが勢ぞろいしています。
 
ですので、何としても「中だるみ」を突破しましょう。
今回はいくつか方法を書きましたが、大切なのは、「なんとかしなきゃ!」と自分で思うことです。
 
こんなに中だるみの条件が揃ってるんだから、ここで奮起してガツンと頑張れば、逆転できるぞ!と、自分から中だるみを断ち切ることです。
 
 
だって、「まあ、こんなもんでいいだろう」「これくらいやっておけば、別に叱られないだろう」と思いながら、毎日を過ごすのって、単純にもったいないじゃないですか!(笑)
 
サボっても頑張ってもいない状態に慣れ切って、時間を消費していくのって、つまらない。
 
中学校って3年間しかないんです。中学を卒業したらもう二度と、中学生活が訪れることはありませんw
 
目の前のパターンに慣れ切って、まあこんなもんだろう、、と手を緩めながら成績を落とすくらいなら、勉強するのも忘れるくらい部活に夢中になって成績が落ちた方が、よっぽどマシですw
 
「やり切った!楽しかった!!」という中2にしましょうね!
 
 
 
 LINE@にて「大人授業」を配信中!
 登録プレゼント「読解力をつける方法」の講義動画お渡しします♬

友だち追加

 
↓クリックで応援お願いします↓


中学生ランキング