小学生になったばかりの頃は、すべてが新しくて「おべんきょうたのしい!」とほとんどのお子さんが思っていたはずなのに、学年が上がるごとに「勉強が楽しい!」とは、なかなか思えなくなってきますよね?
 
私自身、中学生のお子さんが「勉強が楽しい!」と言っているのを聞いたことは、ほとんどありません。
 
今回は「勉強が楽しい!と子どもが思えるようになるために、大人が心がけるべきポイントとは?」をお伝えさせていただきます。
 
 

 

本来、子どもは学ぶのが大好き

 
小学校中学年、高学年、中学生、、と学年が上がって行くにつれ、「勉強が楽しい!」と思えるお子さんは減っていきますよね。そして、周りの大人も「勉強って楽しいでしょう?」「できるようになったことがたくさん増えたね!」と勉強の成長を喜ぶ機会が減っていきますよね?
 
小学生になった頃は、ひらがなが書けた、足し算ができた、その1つ1つが嬉しかったのに、学年が上がるにつれ「できるようになること」がだんだん当たり前になっていくものです。
 
本来、子どもは学ぶことが大好きです。知らないことを知る、ということへの好奇心でいっぱいです。
「学ぶこと」が、「勉強すること」に変わり、そこに「評価」が入って来る頃から、だんだんと学ぶことの楽しさが薄れていきます。
 
自分から「知りたい」「できるようになりたい」と思うことよりも、「やらなきゃいけない」「しょうがないからやる」ということの方が多くなっていきます。
 
これって、「今の社会の仕組みじゃしょうがない」ことでしょうか?
 
私たちが「今」、どんなふうに接すると、勉強って楽しい!と思えるようになるでしょうか?
 
 

「できない」ことに焦点を当てない

 

「できるようになったこと」に焦点を当てる

 
先ほどもお伝えしたように、小さい頃は「ひらがなが書けるようになった」「足し算ができるようになった」と、できるようになったことに焦点が合っていたはずですが、いつの間にか「まだ繰り上がりできない」「また今日も宿題を終わらせていない」と、できないことに焦点が行くようになってきます。
 
「できないこと」に大人が焦点を合わせれば合わせるほど、子どもは勉強することに息苦しさを感じます。なぜなら、新しく習うことは「できない」可能性が高いからです。
 
今まで知らなかったことや出来なかったことが「できる」ようになるには、たくさんの失敗や間違いを経験する必要があります。
しかし、周りの大人があまりにも「できない」ことにばかり焦点を合わせていると、「自分はできないことだらけなんだな」「勉強してもダメなんだな」と思うようになります。
 
次に新しく習うことも、またきっと間違えるだろうから、嫌だなぁ、、と思ってしまうのです。
 
たとえ大人の目から見て「できないこと」だらけであっても、その中でも必ず「できるようになったこと」はあるはずです。私たち大人はつい「できないこと」を注意したくなりますが、「できるようになったこと」にだけ焦点を当て続けましょう。
 

時間軸を長くする

 
「また宿題やっていない!」「まだこんな問題でつまずいてるの?」 子どもを見ていると、ついイライラしてしまうという人は、「時間軸」を伸ばして見るようにしましょう。
 
「今」、どんなに計算が間違ってばかりでも、「5年前」と比べたらたくさんできるようになっているはずです。
「5年後」はきっと、もっとできるようになるはずですよね。
 
このように「今」の1点だけで子どもをいるのではなく、できるだけ時間軸を長く取り、長いスパンで見るべきです。
そうすると、「今」は、「いつかできるようになる」ための成長段階、途中段階なんだな、と気づくはずです。
 
私たち大人は、そのような長いスパンで子どもと接するべきなのだと思います。
 
 

子どもに教えてもらう

 

 

習ったことを誰かに「教える」というのは子どもにとって貴重な体験です。勉強すること、学ぶことはテストの点数を取るためだけではなくて、「何かに役に立てる」ためだ、ということが分かるからです。
 
家で子どもに「今日、理科でどんなことを習ったの?」「今日の授業で面白いと思ったことを、お母さんにも教えて」というふうに、ぜひ時間を作って聞いてあげてほしいと思います。
 
中学生にもなると、なかなか話してくれないかもしれませんが、小学生のお子さんは、具体的に(答えやすいような)質問をすると、いろいろと教えてくれます。
 
「人に教える」=アウトプットする、ということは自分の力になるだけでなく、どうやったら分かりやすく伝えられるか?という思考を鍛えるトレーニングにもなります。
 
不思議なものですが、「自分が知っていることを人に教えてあげる」ということを経験すると、「もっと教えてあげたい」という欲求が湧き、「もっと自分で調べてみよう」という意欲に繋がるのです。
 
私の教室で先日、理科で習った「イトヨ(魚)」について話してくれた男の子がいたのですが、あまりにも私が興味津々で食いついたので(いや、ホントに興味深い話だったのですw)、後日、イトヨの生態について調べてきてくれ、それを書いた紙を私にプレゼントしてくれました(笑)
第2弾も作ってくれるそうです^^
 
こうやって主体的にいろいろ調べることが楽しい!と感じてくれたら、嬉しいですね。
 
 

達成感を味わえるような工夫をする

 
どんな子どもも達成感を味わうと「楽しい!」と思えるようになります。「できた!」「やり遂げた!」という達成感は、次の行動への強い動機付けになります。
 
ゲームや漫画のように、最初から楽しいもの・誰かが楽しさを提供してくれるものにしか「楽しい」と思えないのだとしたら、それはとてももったいないことです。
 
世の中には、最初から「楽しい」というパッケージで提供されているものは少ないし、そういうものへの楽しさは、長続きしません。
 
いろいろ工夫して取り組んだら楽しくなってきた。
ちょっとキツイときもあったけど、がんばって練習したらできるようになって、すごく楽しくなった。
 
そういう「楽しさ」こそ、たくさん味わってもらえるような環境を、大人が提供すべきだなぁと思います。
 
子どもが何で達成感を味わえるか? 達成感を味わえるように、どうやってサポートしようか? という心を持って接することが大切です。
 
 

子どもが興味をもっていることにトコトン付き合う

 
子どもの好奇心って無敵ですよね。こちらが制限を与えなければ、無限に溢れてくるんじゃないかな?というくらい、常に好奇心で溢れています。
 
何かに興味をもった状態の子どもは、本当にイキイキとしています。子どもが、いったん何かに興味をもったら、大人は、それに没頭させてあげられる環境を提供したり、調べ方を教えてあげたりするだけで、つまり「下地」を作ってあげるだけで、勝手にさまざまなことを吸収し、発見し、成長していってくれます。
 
歴史や算数などのように、勉強の内容じたいに興味を持ってくれればそれに越したことはないですが、他の分野でも構いません。
 
子どもが興味を持っていることに、大人はトコトン付き合って、たくさん吸収させてあげることで、「学ぶ楽しさ」そのものを経験することができます。
直接、学校で習う勉強に繋がらなくても、いいと思うのです。
 
何かを学ぶことや夢中になること、って楽しいんだ、という経験をすること。それ自体が、大きな学びだからです。
 
化石発掘体験や天体観測、田植え体験など、今は、いろんな場所で親子で参加出来る催し物がたくさんあります。
子どもが興味を持っている分野や、興味を持ちそうな分野の体験教室や催し物に参加するなどして、子どもが「自分から学ぶ楽しさ」を味わうことで、学校の勉強にも興味を持ち、主体的に勉強することにもつながっていくと思います。
 
宿題しなさい、勉強しなさい、と100回言うくらいなら、一度、こういう催し物に参加してみる方が、お互いにとってプラスかもしれませんね(笑)
 
 
 
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