iPodなどで音楽を聴きながら勉強をする、というお子さまは本当に多いですよね。
でも学校の先生やおうちの人からは、「音楽を聴きながらの勉強はよくない」と言われる、というお子さまも多いようです。
 
なんとなく大人の目から見ると、集中を妨害するような感じがするのでしょうね。
 
もしかすると、「なんだか不真面目で不謹慎な雰囲気だ」というだけで、やめさせようとする大人もいるのかも(笑)
 
 
今回は「音楽を聴きながら勉強することの、メリットとデメリット」について、お伝えさせていただきます。
 

 

音楽を聴きながら勉強することのメリット

 
「ながら勉強は悪い!」というイメージがありますが、一概に悪いばかりではありません。
 

リラックスして勉強できる

 
まずは、音楽を聴くことで「リラックス状態」で勉強に取り組むことができる、ということです。
 
「あー、今日も宿題がいっぱい出された」「テスト勉強もしなきゃ」と、キリキリと緊張した状態やイライラした状態で臨んでも、なかなか集中はできませんよね?
 
ある程度のリラックス状態になると、脳の中でα波という脳波が現れます。
この脳波が現れている状態では自然と集中力がアップしたり、頭の回転が速くなるという特徴があるのです。
 
また、同じことを長時間継続しやすくなる、というメリットもあります。
 
勉強机に向かってカリカリと鉛筆を走らせている時より、電車に乗りながら勉強した方が、いつもよりたくさんの単語を覚えられた。などというのは、この「α波」の影響が大きいのです。
 

勉強へのテンションが上がる

 
たくさん出された宿題。迫ってくるテスト。それを前にすると、暗〜い気持ちで勉強に向かうことになりますよね?
 
しかし、自分の好きな音楽をかけるだけで、楽しい気持ちで勉強に向かうことができます。大好きな歌だったら、もうそれだけでテンションが上がりますよね!
 
正確には、勉強することに対してのテンションが上がっているわけではないですが(笑)、楽しい気持ちで勉強をスタートできるなら、そんなことはどうでもいいですね(笑)
 

集中への導入になる

 
最初は音楽を聴きながら勉強をスタートしたけど、いつの間にか勉強に入り込んでいて、何の音楽を聴いていたのか記憶に残っていない。という経験はありませんか?
 
音楽を聴きながら勉強すると、「音楽以外のものごと」は遮断される状態になるので、集中状態への足がかりになることがあります。
 
これもα波が関係しているのですが、リラックスしていると、目の前のことに自然と没頭している状態になりやすいのです。
 
 

音楽を聴きながら勉強することのデメリット

 
さて、一方で音楽を聴きながら勉強することのデメリットもあります。
第1章では「リラックス状態では集中しやすい」とお伝えしましたが、それがかえって仇となることがあるのが「音楽を聴きながら勉強」です。
 

思考が途切れる

 
例えば難しい問題を前に考え込んでいる時に、大好きな音楽が聞こえてくると、いつの間にか頭の中はその歌で占領されてしまう。ということはよくあることです。
 
ハッと気づくと、いつの間にか集中は途切れ、音楽を口ずさんでいた、なんてことはあるあるですよね(笑)
 
勉強の時の音楽って、手が動いている時は最大の味方になるけど、手が止まっている時は敵になってしまうのです。
 

依存性がある

 
教室の生徒さんからよく聞くのが、「静かすぎると集中できない」という声です。
 
いつも音楽を聴きながら勉強しているので、シーーンとした静かな空間への免疫が落ちるのです。
 
音楽を聴いていないと、ソワソワする。音楽がないと集中できない。こんなふうに、音楽を聴きながらの勉強には、依存性が生まれてしまうこともあることを、覚えておきましょう。
 
 

メリットを活かすには

 
デメリットを踏まえた上で、音楽を聴きながら勉強するメリットを最大限に活かせるように工夫してみましょう。
 

集中の導入ツールにする

 
1章でお伝えしたように、リラックスしていると深い集中を得られやすいです。この最大限のメリットを活かしましょう。
 
音楽を、集中状態に入るためのツールとして使うのです。
 
勉強時間になったら、好きな音楽をかけテンションが上がった状態で勉強をスタートさせます。
できれば、暗記系や基礎問題など、「手を動かす」勉強から始めましょう。
 
だんだんと「ノってきたら」、少しボリュームを落としていきます。BGMくらいの音量に下げておくと、その後、超集中状態に入りやすくなると思います。
 
 

メリハリの1つとして捉える

 
第2章で書いたように、ながら勉強には依存性があります。
そのため、「常に聴く」のではなく、メリハリをつける方法の1つとして、取り入れるようにしましょう。
 
例えば、気分がわりとノっている時は、音楽はかけないでやってみる。
最初の30分は聴くけど、後半の30分は音楽を消してみる。
過去問をやる時は、音楽なしで勉強する。などです。
 
リラックスした状態の集中と、緊張した状態の集中を、バランスよく配分するイメージです。
 
 
音楽のながら勉強には、「なんとなく不真面目な感じだから」などという理由で禁止されてしまうには、もったいないほどのいい効果があるので、メリットを活かしデメリットを減らせる使い方をしてみましょう。
 
 
 
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