英語が苦手な中学生のほとんどが毛嫌いする「英文法」
私も中学の時はさっぱり分からなかったので、気持ちはわかります、痛いくらい(笑)
 
参考書を読んでも、何を言っているのかさっぱり分からない。学校の授業も、文法の説明になると意味不明になる。
その最も大きな原因が、参考書も学校の授業も、あることを「分かっている前提」で説明が進んでいくからなのです。
 
この「あること」を自分のモノにしなければ、がんばって勉強してもなかなか結果に繋がりません。
 
今回は「英語の文法が苦手な中学生が、英文法を克服するためにまず取り組むべきこととは?」をお伝えさせていただきます。
 

 
 

まずは教科書をスラスラ読めるようにしよう

 

文法はなぜ大事なの?

 
英語の文法は、英語を読み進めていったり問題を解いたりする際に、必ず必要になってくる「英語のルール」です。
英語には、日本語とは全く違う「文章を作る時の決まり」があるので、それを1つ1つ覚えていく必要があるのです。
 
もちろん、バラエティ番組などでもあるように、カタコトの英語とジェスチャー、あとは度胸さえあれば、英会話は最低限できてしまうのですが、「教科」としての英語を勉強する以上、英文法は必ず押さえておきたいアイテムなのです。
 
公園で適当にやるサッカーは、ルールがなくてもボールを蹴れれば、なんとか遊べるけど、サッカーの公式試合に出るときは、サッカーのルールを知っていないと、ゲームが成り立たないのと同じですね(笑)
 
日本の英語教育が「英会話ができる」ということに力をいれつつあるのは、もちろん事実ですが、そうであったとしても、完全に「英会話のみ」をするというわけではなく、やはり根本は、「文法理解」に重点を置いているのです。
 

すべての基本が教科書読み

 
英文法に限らず、英作文、長文理解など、すべての項目に通用する基礎練習が「教科書の本文を繰り返し読むこと」です。
できれば暗唱することがベストですが、中2以降であれば文章も長くなるので「最低でもスラスラ読めるレベル」になるまで、とにかく読み込んでください。
 
ここができれば、文法の克服は半分くらいはできたと言っても過言ではありません。
 
なぜ、教科書をスラスラ読むのが大切かというと、言語って「分かる→できる」の順番で習得するのではなく、「できる→分かる」の順番で習得していくものなのです。
 
つまり、スラスラ言えるようになるから、仕組みが分かるのです。日本語を習得した過程も「できる→分かる」だったはずです。
 
スラスラ読めるようになると、体の中に「たくさんの英語の型」が蓄積されていきます。その状態で英文法を入れたほうが、だんぜん分かりやすいのです。
 
 

文法はコレが分からないと進まない

 
 
さて、いよいよ文法の攻略です。逃げ腰にならずにいきましょう(笑)
 
 

品詞と文法用語

 
多くのお子さんが文法を毛嫌いする理由、勉強してもよく分からない理由は、参考書などの文法の解説も、授業の文法の説明も、「よく分からない言葉」で解説されるためです。
 
よく分からない言葉・・・それは、「品詞名」と「文法用語」です。
 
例えば、「主語が三人称単数の時は、一般動詞にSがつくなど、形が変わります」「副詞は一般動詞の前、be動詞の後に入れます」という解説があっても、何のことかさっぱり分からないし、「分かろう」という気持ちにすらなれませんよね(笑)
 
動詞・名詞・副詞・形容詞、、、などのような「品詞」と、現在形・否定文・原形・三単現、、などのような「文法用語」を把握しない限り、どれだけ勉強量を増やしても、結局イマイチなんのことか分からない、という感じになってしまうのです。
 

単語を覚えるときに品詞を覚えよう

 
品詞とは「単語を、その働きなどによって分類したもの」のことを言います。同じ働きをする単語ごとにまとめたグループ名が「動詞」「名詞」などという品詞名(グループ名)で呼ばれるのです。
 
まずは、個別の品詞(グループ)が、どんな働きをするのか、役割をチェックしておきましょう。「英語 品詞」などでググってみると、分かりやすく載っています。
 
 次に、英語の宿題で予習が出ている時は、単語の意味を調べたら「品詞」もセットで書き留めておきましょう。教科書の後ろにある辞書に「動」「名」などと書いてあるのが、品詞です。
 
そして、単語テストの前など、英単語を覚える時は「品詞」もセットで覚えるのです。
 
英単語を暗記するだけでいっぱいいっぱいなのに、そんな面倒なことまでやってられない!と思うかもしれませんが、心配無用!
実は「品詞」は、ある程度働きが分かってきて品詞を意識しだすと、そのうち、調べなくてもその単語の品詞が何かが、大体わかってきます。
”この単語は、「〜い」という意味だから形容詞かな?” という感じです。
 

文法用語を押さえよう

 
次に、文法用語です。文法の解説などに載っている、独特の文法用語(否定文、疑問文、三単現、動詞の原形、などなど)が何を言っているのか分からないと、どんなに解説を読んでも全く理解できなくなります。
 
文法用語は、先ほどの「品詞」のように、分からない言葉に出会うたびにググってもいいのですが、実は中1のワークや参考書などで、その用語が最初に使われるときに、説明が書いてあるはずなのです。
例えば、「相手に質問する形の文のことを疑問文と呼びます」みたいな感じです。
 
なので、文法用語を把握するには、中1のワークの解説に目を通すことがオススメです。
 
 

学校のワークでパターン練習

 
さて、文法を理解して身につけるには、パターン練習が不可欠です。パターン練習というのは、進行形なら進行形だけの問題をひたすら解くことです。
 
パターン練習をするために新しいワークを買う必要はありません。学校で使っているワークでじゅうぶんです。学校のワークはたいてい、単元ごとになっていて、基礎問題・応用問題・発展問題などのようにレベルに分かれているため、パターン練習をするには適した構成だからです。
 
ここでは「現在進行形」を例にとって説明しますね。
 
 

解説を熟読

 
まずは「現在進行形」が出てくる章の解説を熟読しましょう。熟読というのは、さっと目を通すことではありません。1語1語、意味を捉えながら読んでいきます。
 
その際、分からない文法用語があったら、前のページを見たり友達に聞いたりして解決しておきましょう。また、解説の欄にある例文は、その項目の文法の説明をより分かりやすくするために書かれているので、それと照らし合わせながら解説を読んでいきましょう。
 
「今現在、何かをしていることを表す言い方を<現在進行形>といいます。<現在進行形>は、<be動詞+一般動詞ing>の形になります」
 
品詞と文法用語が分かっていれば、例文と照らし合わせながら解説を何回か読めば、現在進行形って何なのか? どのように作ればいいのか?が分かると思います。
また、1章でお伝えしたように、教科書をスラスラ読めていれば、より理解しやすくなります。
 

基本問題でパターンを覚える

 
現在進行形の解説を読んで理解できたら、パターン練習に入ります。
 
この段階では、学校のワークの「基礎問題」を徹底的に解くことが大切です。できれば3回解くのが理想なので(最低2回)、最初は他のノートに解いてみるのがいいでしょう。
学校の宿題で「自主勉強ノート」のようなものが出されているなら、それを利用しても構いません。
 
とにかく何回も解いて、<現在進行形>を体で覚えることが大切です。スポーツの技を習得するのと同じで、何回も何回もパターンを練習して、体に刻み込むのです。
 
ここでも、1章でお伝えした「教科書をスラスラ読む」というのがクリアされていれば、比較的スムーズに問題が解けるはずです。
 
頭で理解した<現在進行形>と、すでにスラスラ読めている<現在進行形>が、問題を解くことで一致していくのです。
 
 

友だちに説明する

 
ここまでの段階で、現在進行形はほぼマスターしているはずですが、だめ押しの方法があります。それは、自分が分かったことを「人に教える」のです。
 
「人に教える」という行為は、知識が自分の中に最も定着する方法です。
 
自分が理解したことを、「どうやったら分かりやすく説明できるか?」と頭の中で組み立てて人に説明することで、より確実に自分自身が理解できることになるのです。
 
友だちは自分より英語が得意だから教える相手がいない、という人は、ワークなどを見ずに<現在進行形>について自分でノートにまとめてみてください。
ワークの解説を丸写しするのではなく、自分の頭の中にある知識をノートにまとめ直すのです。
 
 

まとめ

 
英語の文法は、基本問題、並べ替え問題、長文問題、英作文問題など、すべての問題を解く際の基礎となるものです。
苦手意識がある人は、ぜひこの機会に逃げ腰にならずに、文法克服に取り組んでみてください。
 
ポイントは、「品詞名とその働き」をざっくり理解すること。そして「文法用語」にビビらないことです。
この2つから逃げていると、文法克服は何倍も時間がかかることになります。
 
一見、面倒くさそうに見えると思いますが、「文法でつまずいている人の多くは、品詞名と文法用語でつまずいている」のです。
いったん品詞名とその働きが分かると、びっくりするくらい文法の理解が進みます。
 
 
ビビらずに、逃げ腰にならずに、取り組んでみてください。
 
 
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