先日、中2のお子さんの保護者の方から、LINE@にこんな質問をいただきました。
 
「1年ほど塾に通わせていましたが、行っても成績が上がらないので、先日辞めました。
本人の様子を見ていると、家にいても勉強しないので、やはり塾を探そうかな、、と思っていますが、また同じなのかなと思うと躊躇しています。家庭教師の方がいいのでしょうか?」
 
 
私は塾業界で働いているので、とても生々しい相談内容です(笑)
 
仕事をする側としては、「どんなにやる気のないお子さんでも、やる気にさせるのが仕事なんだから、通ってくれている生徒の成績が上がらないのは、すべて、こちらの責任」という気持ちで、向き合っています。
 
そこは大前提として、塾に通っていても成績が上がらない子どもさんには、共通点があります。
 
今回は「塾に通っていても成績が上がらない理由と、変えるべきポイントとは?」についてお伝えささていただきます。
 
 

 

塾に行っているのに成績が上がらない原因

 

塾に任せになっている

 
塾に行っているのに成績が上がらないお子さんの共通点は「塾に行っているからいい」と家庭学習をおろそかにしている点です。
たいていの塾は、週に1・2回だと思いますが、それくらいの時間を塾で過ごしただけで、劇的に点数が上がることはまずありません。
 
「塾で教えてもらえばいいや」という態度で、学校の授業も聞かない、家庭学習もしない、というお子さんがたまにいますが、塾に行っていても自分でコツコツ勉強することは必要です。
「塾任せ」では成績は伸びません。
 

塾に行くこと自体が受け身

 
また、自分の意思ではなく、親に言われて仕方なく塾に来ているお子さんも、なかなか成績が伸びません。
勉強だけではなく、すべてのことに言えますが、自分の意思がなく受け身な態度では、どんなに時間をかけてもなかなか身につきません。
 
たとえ始めるときは、親に言われて仕方なくスタートしたことでも、最終的に「行く」と決めたのは自分です。
毎週毎週、同じ曜日の同じ時間帯に、「体だけ教室に来ている」「連れてこられている」ような状態では、とても成績は上がらないのです。
 
 

質問をしない

 
塾に通う、ということは、少なからず「今よりももっと、勉強ができるようになるため」ですよね? ということは、自分が分からないこと・できないことを、できるようにしていかなければいけません。
 
ですが、分からないことを質問しなかったり、ワークの間違ったところを隠そうとしたりするお子さんがたまにいます。
もしかすると、「できないことを知られるとこが恥ずかしい」と思うのかもしれませんが、これは例えて言えば、よくなりたくて病院に行っているのに、先生にどこが辛いのかを何も言わないのと同じです。
 
自分で考えてみても分からなかったことは、積極的に先生に聞こうとする姿勢が大切です。
 
2章で詳しく書きますが、通っていて成績が伸びるお子さんは、家庭学習や学校の授業での「疑問点」をチェックしておいて、塾に来た時に、よく質問してきます。
分からないところを質問することは、恥ずかしいことではないのです。
 

塾を転々と変わる

 
たまに、次々と塾を変えている方がいます。すぐに結果が出ないから、他の塾の方がよく見えるのだと思います。
もちろん、講師に非があったり、子どもと合わなかったりするのなら、辞めて別のところを探すのは当然ですが、あまりにも頻繁に塾を変えている人は、なかなか結果が出ていません。
 
ダイエットでもそうですが、Aという方法ですぐに体重が減らないと、すぐにBの方法に変えたり。かと思えば、Cの方法の方がよく見えてきて、あっという間にCに変えたり。
いわゆる「ノウハウコレクター」ってやつですね(笑)
 
何かに取り組んで結果が現れるには、ある程度の時間がかかります。半年〜1年も通っているのに何の変化もないのは問題ですが、あまりにコロコロと塾を変えていると、本来なら伸びるものも、芽が出ないうちに次に移ることになります。
 
 
 

塾に通って成績を上げるためのポイント

 
塾に通って成績を上げようと思うのなら、塾で何かテスト対策をしてくれるからいいやという塾任せの姿勢ではなく、塾を「効果的に利用しよう」と考えることが大切です。
では、どのように「効果的に利用」すればいいのでしょうか?
 

分からないところをあらかじめピックアップ

 
1章でも書きましたが、塾に行っているから家で勉強しなくてもいいだろう、、と思っていると、なかなか成績は伸びません。塾を「効果的に利用する」には、まず、家庭学習をしっかりすることが大切です。
 
その際、疑問点があれば、付箋を貼るなどしてチェックしておいて、塾の先生に積極的に質問するようにしましょう。
 

分かったところは家庭学習で復習

 
塾で、学校の授業では理解しきれなかったことや、問題を解く際のコツなどを知ることがあると思います。
しかし、その時には「ああなるほど!」と納得できたことも、放っておくと忘れていってしまいます。塾で教えてもらって分かるようになったことは、必ず家庭学習で復習するようにしましょう。
 
「家庭学習の疑問点→塾で解決→家庭学習で定着させる」このサイクルを回せるようになると、確実に成績は伸びていくはずです。
 
 

勉強法を教えてもらう

 
「解き方を教えてもらう」「分からない用語を説明してもらう」こういうことは、もちろん大切なのですが、実はもっと大切なことがあります。
それは、勉強の仕方を教えてもらう、ということです。なぜなら、それは、根本的・普遍的なもので勉強全般に応用できるものだからです。
 
例えば「be動詞はam,is,areだよ。否定文はその後にnotをつけるんだよ」と教えてもらっても、それは、そこで終了ですよね?
また数分後に問題につまずいたら、質問して教えてもらう。これの繰り返しでは、一人で勉強している時は立ち止まってしまうことになります。
 
「分からないことがあったら、まずそのページの解説や授業のノートを読む。
それでも分からなかったら、答えの解説を読んで考える。これって、どういうことかな?そうやって自分の頭を、まず、使うんだよ。
 
解説を読んで理解できたら、その理解できたことを、自分の言葉でノートにまとめてみる。分からなかったら、どこから分からないのか印をつけて、先生に聞く。こうやって問題を解いていくんだよ」
 
こういうように、「やり方」を学ぶことで、他の問題や教科にも応用していくことができるのです。
 
 

まとめ

 
 
塾に通っていても成績が上がらない。これはもちろん、塾の講師の責任です。どんなにやる気のないお子さんでも、「勉強やってみよう!」という気持ちにさせるのが、仕事ですから。
 
ただし「塾に通っているからいいや」と塾任せになっていたり、「親に言われたから、しょうがなく行ってるだけ」と親任せになっていたのでは、成績は伸びません。
 
大切なのは、主体性です。
 
部活を終えて疲れている時も、他の人が家でゴロゴロしている時も、がんばって塾に通っているのだから、せっかくならその時間を最大限に活かせるように、どんどん「利用」しましょう。
 
質問する。積極的に講義に参加する。講師に相談する。
 
そうやって主体的に質問しても講師が応えてくれなかったり、半年以上通っているのに成績に変化がないなら、「辞める」という選択をしてもいいと思います。
 
まずは、徹底的にやり尽くすこと。
受け身のままで次々と塾を変えても、家庭教師に乗り換えても、また、同じことが繰り返されるだけです。
 
 
 
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