家庭学習をコツコツ続けることが大切だと分かっていても、いざ勉強すると「すぐに飽きちゃう、、」というお子さんは多いのではないでしょうか?
 
ゲームなら何時間やっても飽きないんだから、勉強もせめてもう少し飽きずに取り組んでほしい、と思いますよね?(笑)
 
今回は、「家で勉強をするとすぐ勉強に飽きてしまう3つの原因とその解決策」についてお伝えさせていただきます。

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ドーパミンを味方につけよう

 

原因)すぐ結果が出ない

 
勉強にすぐに飽きてしまう、、その原因の1つが「すぐ結果が出ない」ということです。
 
ダイエットでもスポーツでも、目に見える結果として表れないと、テンションが下がってしまうことってありますよね?
 
それと同じで、勉強は、1回やってすぐに結果が出ない分野なので、同じテンションをキープするのは簡単ではありません。
 
それに比べてゲームは、すぐに結果として表れるので、子どもが夢中になれるのでしょう。
 
ゲームみたいに、やったら何かしらの反応があって結果がすぐわかる、というものでないとワクワクしない、という子どもさんの気持ちも分かりますが、
そもそも、どんなことでもすぐに結果が出る、なんてものは世の中にほとんどないのですけどね。。(笑)
 
じゃあ、この解決策は何かと言うと・・・
 
 

解決策)報酬回路を作ってドーパミンを味方にする

 
結果に左右されないで物事を飽きずに続けるには、脳に、ある回路が必要なんだそうです。それが「報酬回路」というものです。
 
この回路は、どうやって作られていくのかというと、「どんなことでもいいので、取り組んだことに対して思いっきり褒めてもらうこと、そしてそれが繰り返されること」です。
 
例えば、、、
 
夕飯の手伝いでカレーを作ったら、みんなが「スゴイ!」「おいしい!」と褒めてくれた。次の日も目玉焼きを作ったら、みんなが褒めてくれた。次の日も味噌汁を作ったら、みんなにおいしい!と言われた。
 
これが毎日が続くと、どうなるでしょう?
「次は何を作ろう?」とワクワクして、毎日料理を続けたくなるのは想像がつきますよね?
 
この報酬回路ができると、ドーパミンという神経伝達物質が放出されます。
ドーパミンは、「達成感」「快感」「幸福感」を感じたり、「意欲」を作ったり感じたりする機能を担っています。
 
ざっくり言うと、「やったー!嬉しい!!できたー!明日もがんばろー!」と思えるんですね(笑)
 
ということで、どんな小さなことでも頑張ったら、必ず褒めてあげる、ということを心がけてみましょう。
 
 

手が届きそうな目標を作ろう

 

原因)身近な目標がない

 
ダイエットで例えると、、、
 
なんとなく痩せたいと思っているのと、7月までに3kg落としたいと思っているのとでは、取り組み方が違いますよね?(もちろん後者の方が、具体的な行動につながりやすいです)
 
でも、今まで何をやっても痩せなかった人にとってはどうでしょう?
 
3kgというのは、目指す目標ではあるけど、ちょっと頑張ったくらいでは近づける数字ではない、と思うのではないでしょうか?
1章でお伝えしたように、結果として見えないものに関して行動し続けるというのは、簡単ではないのです。
 
じゃあ、「2週間後に0.5kg痩せる」←これはどうでしょうか?
これなら少し頑張れば手が届きそうな気がしませんか?
 
つまり、飽きてしまう原因の2つ目は、「目標が身近ではないこと」です。
 
勉強も、このダイエットの例とまったく同じです。
中学生なら「◯◯高校に入る」というのが目標であったとしても、それはあまりにも遠すぎて、「自分が今している、この勉強が、そこと直接結びつく」というイメージが湧きづらいですよね?
 
今やっている腹筋が、「3ヶ月後に3kg痩せる」ことには直に結びつかないけど、「2週間後に0.5kg」には直で結びつきやすい。これと同じですw
これを勉強でも応用しましょう。
 
 

解決策)手が届きそうな目標を作る

 
最終的なゴールを持つのは大切ですが、そこにたどり着くまでの期間が長すぎると、途中でテンションが下がったり飽きたりしてしまいます。
 
もっと身近な目標を作ってみましょう。ポイントは「少し頑張れば、手が届きそうな目標」である、ということです。
 
今、がんばっていることが、そこに繋がっている、というイメージが持てる目標かどうかが、ポイントなんです。
 
「2週間後の単語テストで100点を取る」というふうに、ゴールを小さくした方が目指しやすいのか、
「今月は、毎日5個ずつ英単語を覚える」というふうに、行動の目標にした方が目指しやすいのかは、個人差があると思うので、自分がどちらのタイプか考えてから、「ちょっと頑張れば手が届きそうな目標」を作ってみましょう。
 
 

効果的にリフレッシュする

 

原因)マンネリ化

 
そもそも、人間とは飽きる生き物です。←これを言ったらおしまいですが(笑)
 
勉強って、やるたびに劇的に楽しいことがあるわけじゃないし、スリルを味わえるわけでもありませんw 習う内容は変化していきますが、「勉強という行為そのもの」はワンパターンなわけです。
 
変化や刺激がない状態、、、そうです。勉強に飽きてしまう原因の3つ目が、この「マンネリ化」です。
 

解決策)効果的なリフレッシュ方法を取り入れる

 
新しい気持ちで、再び勉強に向かえるようなリフレッシュ方法を積極的に取り入れましょう。
 
ただ、ゲームをしたり漫画を読んだりしてダラダラ休憩するのではなく、エネルギーを補充して、やる気を再生することができる時間を持つのです。
 
「受験生の勉強の集中力がUPする、オススメのリフレッシュ方法」でも書きましたが、「また頑張ろう、という新鮮な気持ちになれること」が大切です。
 
こちらの記事で、いろいろな方法を書かせていただきましたので、ぜひ合うものを取り入れてみてください。
 
 

苦手なことをしている

 

原因)苦手なことをしている

 
そもそも勉強って、自分がしたいからしているのではなく、どちらかというと「させられている」ものですよね。
させられていると感じているものに継続や集中をするのは、かなり難しいことです(笑)
 
勉強自体がそんな状態なのに、その上、自分が苦手な分野に取り組まなきゃいけないときって、さすがに集中は途切れます。
 
逆に、自分が大好きな教科や得意な教科を勉強しているときは、「飽きる」という状態になりにくいはずです。
 
勉強をするとすぐに飽きる原因の4つ目が「苦手なことをしている」ということです。
 
 

解決策)好きな教科から取り組む

 
苦手な教科を無理やり勉強しても、どうせ途中で飽きてしまったり、集中が切れてしまったりするくらいなら、得意な教科をたくさん勉強しましょう。
 
そんなことしたら、偏ってしまう、、と思うかもしれませんが、偏っても大丈夫です。
 
まずは、得意な教科の勉強時間を多くとりましょう。はっきり言って、気分がいいと思います(笑)
できること、って、やっていて気分がいいのですw
 
そうは言っても、苦手克服ができなくなってしまう、、と思われるかもしれませんが(笑)
 
苦手克服に取りかかるなら、「得意な教科の中の少し苦手な分野」から克服してみましょう。
まずは「勉強時間を楽しいと思えること」「苦手克服も楽しいと思えること」、この経験をすることで、勉強に飽きる癖をある程度なくすことができます。
 
 
どうしても苦手な教科の宿題をやらなきゃいけないときも、まずは得意な教科や簡単にできるものから取り掛かって、いい気分になっておくことです。
 
まあ、でも本当のことを言えば、「飽きる」のも忘れるくらい夢中になれるものに、「飽きる」暇なんかないくらいたくさん取り組めるのが一番いいのだろうけど。。。(笑)
 
 
 
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