もうすぐ初めての定期テストを迎える中1の生徒さんからよく聞かれるのが、
「英語の勉強方法がよく分からない」という質問です。
 
小学校の時は、まだ本格的な英語がスタートしていなかったと思うので、正式教科としての英語をどうやって勉強したらいいのか?何を覚えなくちゃいけないのか?分からない人も多いと思います。
 
今回は「英語の勉強法が分からない中1は、この3ステップで勉強してみよう」という内容でお伝えさせていただきます。 

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教科書を暗唱しよう

 
中1の英語の勉強で基本中の基本は、教科書の丸暗唱です。
 
文法は?日本語の意味は?と思うかもしれませんが、語学って実は他の教科みたいに「分かるからできる」ではなくて、「できるから分かる」なのです。
 
つまり「教科書を見ないで言える・暗写できる→理屈や意味が分かる」この順番で身につけていくのが、効率がいいのです。
 

暇があれば音読!

 
教科書を丸暗記なんてムリ!と思うかもしれませんが、これが意外にイケてしまうんです(笑)
 
とにかく、暇さえあれば音読です!w
カタカナ読みでも構いませんが、リズムやアクセントを身につけたほうが体に入りやすいので、できたら教科書ガイドのCDなどを利用して、チェックしてみてください。
iPodに入れて暇なときに聞いたり、部屋でCDを流しっぱなしにしたりすると、リズムやアクセントが自然に身につくと思います。
 
なお、音読は「予習」の段階でやっておく方が効果が高いです。予習の段階で暗唱まではいかなくてもいいので、ぜひ何度も音読しておいてください。
 

暗唱する

 
たくさん音読をして、教科書ガイドのCDを聞き流していると、ある程度は暗唱できるようになっていると思います。
 
ちょっと暗唱しにくい文などは、その文を見ながら1回読んでから、目を閉じて3回繰り返す、というのをやってみてください。
ある程度前後の流れで暗唱できていくはずなので、暗唱練習するときは、そのページ全部を練習したほうが効果的です。
 
また、棒読みで暗唱するよりも、英語のリズム・アクセントに沿って練習する方が、いつの間にか好きな歌が口から出るみたいな感覚で、暗唱できると思います。
 
 

英単語の暗記・本文の暗写をしよう

 
次に、「見ないで書けるようになる」練習をします。
 

単語・熟語

 
単語や熟語の「書く練習」をする前に、まずは日本語の意味を一致させておきましょう。
 
単語カードで、日本語を見て英語で言う、英語を見て日本語で言う、というようにまずは英単語と日本語を一致させて、言えるようにしておきます。
 
単語カードがない場合は、左に和訳・右に英単語を紙に書き出し、半分に折って何度も練習してみてください。
 
ひと通り一致するようになったら、実際に書けるようになるまで、何度も書いて練習します。
英単語の覚え方については、「暗記が苦手でもできる英単語の覚え方(前編)」「暗記が苦手でもできる英単語の覚え方(後編)」こちらに詳しく説明しましたので、ぜひ読んでみてください。
 
なお、単語を覚えるのはもちろんですが、熟語も必ず書けるようにしておきましょう。
 

本文の暗写する

 
中1の英語は、教科書の本文を全て暗写ーつまり見ないで書けるようになるだけで、80点以上は取れるという人もいるくらい、本文の暗写は効果的な勉強法です。
 
本文を見ないで書くなんてムリ!と思うかもしれませんが、1章でお伝えした「本文の暗唱」ができていて、英単語をある程度暗記できていれば、本文の暗唱はすごく簡単です。
 
綺麗に書かなくてもいいので、チラシの裏などに書きなぐって、見ないで書けるようにしてみてください。どうしても全文は無理な人も、最低限「基本文」と、授業で強調された文は暗写できるようにしておきましょう。
 
 

実践問題で文法を定着させよう

 
 
1章・2章の内容は、毎日の勉強でコツコツ続けて欲しいのですが、「実践」に関しては、平日は宿題で出されているワークを利用して取り組み、週末に他の問題集などを使って解いてみる、という感じでOKです。
 

授業のノートを読み返す

 
1章・2章でお伝えしたことが、8割くらいできていれば、実践問題はスラスラ解けるはずですが、文法事項のおさらいをするために、サッと授業のノートに目を通しておきましょう。
 
なお、授業のノートは、こんなふうに家庭学習で復習するときに使うものなので、ポイントを押さえてノートをとるようにしておきましょう。
 
ノートの取り方に関しては、こちらの記事で詳しく説明していますので、ぜひ読んでみてください。
 
 

学校のワークを解く

 
いよいよ実践問題です。
 
英語が苦手な人の多くは「文法が分からない」ことが原因になっている場合が多いのですが、実は、本文を暗唱していると、文法が頭に入りやすくなります。
 
「もうすでに言えていること」と理屈を一致させるだけなので、すんなり入るのです。
 
ワークの問題を解きながら、その単元で習った文法事項を定着させていきます。
 
また、ワークには文法問題だけではなく、単語・熟語の問題も出題されているので、どれだけ暗記できているか力試しをしてみましょう。
 
ワークの問題を解き終えたら、必ず答え合わせをして、間違ったところは見直す癖をつけることが、英語が得意になる鍵です。
 
答え合わせに関しては、こちらの記事が役に立つと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
 
 

まとめ

 
中1であれば、英語は教科書の暗唱・暗写をすることが、とても大切です。英語の勉強の半分くらいは、これに充ててもいいくらいです。
 
「副詞は一般動詞の前に置きます」「主語が3人称単数の時は、一般動詞にsをつけます」といきなり理屈を説明されるよりも、「She usually plays tennis on Sundays.」と暗唱できている状態で理屈を聞く方が、すんなりと体に入リます
 
「文法という理屈」が、「理屈抜きで」体に入るイメージです。
 
平日は「暇さえあれば本文の音読・暗唱!」「時間を作って単語や本文の暗記」を楽しく取り組んでみてください。
 
すらすらカッコよく読めると、かなり楽しい勉強になるはずですよ!
 
 
 
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