中学生は特に、部活もあり宿題も多いので「勉強疲れた」が口癖になっているお子さんもいると思います。
 
「疲れ」を感じた状態で、そのまま勉強をしていると、ただ机に向かっているだけの「カラ勉強」になりがちです。
 
今回は「中学生が勉強の疲れを回復して、効果的に勉強する方法」についてお伝えさせていただいます。

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肉体的な疲れを解消する

 
 
疲れには、肉体的疲れと精神的疲れがあると思いますが、どちらの場合であっても勉強していて、集中が途切れるくらい疲れを感じるなら、休憩を取ることをオススメします。
 
ただし、この場合の休憩は、ダラダラとテレビを観たりゲームをしたりするものではなく、短い時間でも疲れを取り除けるような、質の高い休憩であるべきです。
 
では、オススメの休憩をお伝えします。
 

目の疲れを取る

 
最近はほとんどのお子さんが、日常的にゲームをしたりスマホを触ったり、パソコンを使ったりするので、目がかなり疲れて状態にありますよね。
 
実は頭の疲れというのは、考えすぎて脳が疲れているのではなく、目が疲れているというケースが多いのです。
 
目は、常に膨大な量の情報に接しているので、疲れやすい器官なのです。
 
ある程度の時間勉強していて、疲れたなぁと感じたら、3分ほど適温の蒸しタオルを目にかぶせて、目を休ませるというのがオススメです。
また、蒸しタオルを首の付け根に当てる、というのもリフレッシュの効果大なのでオススメです。
 
蒸しタオルは、濡らしたタオルをレンジでチンするだけでできるので、ぜひやってみてください。
 

体を動かす

 
1時間くらい同じ姿勢で勉強をしていると、筋肉が固まって疲れを感じると思います。20〜30分くらいの勉強なら必要ないですが、長時間勉強する時は、45〜50分に1回くらい、体を動かすようにしましょう。
 
ストレッチをしたりジャンプしたりするだけで、かなり疲労がとれます。
 
ストレッチは、全身の筋肉を大きく使うような前屈後屈、背伸びなど。そして、両肩を前と後ろにぐるぐると回す運動が効果が高いです。
 
また、気を張り詰めている時というのは、呼吸が浅くなっている場合が多いので、できるだけゆったりした呼吸を意識してみてください。
 

睡眠をきちんと取る

 
「すぐに実践できる、授業に集中する方法とは?」でも書きましたが、睡眠は疲れを回復するだけでなく、精神的な安定をもたらす、身体の成長を促す、記憶を定着させる、などとても重要な働きをしています。
 
毎晩遅くまでゲームをしたりテレビを見たり、宿題が長引いたりして、眠るのが深夜続き、という人は疲れが溜まりやすい体質になっているので、23時には就寝できるように生活を整えましょう。
 
 
 

精神的な疲れを解消する

 
 
肉体的な疲れというよりはむしろ、精神的に疲れがあるお子さんもいると思います。
この場合も質の高い休憩を取ることは効果的ですが、それに加えて以下のようなことに気をつけてみてください。
 

「〜しなければいけない」という言葉を使わない

 
人って「やらされている」ことは疲れるものです。
 
「〜しなきゃいけない」「〜させられている」このような言葉を使うと、精神的にドッと疲れがきますよね。重い荷物をドンと渡されたような感じです。
 
これ以外でも、精神的な疲れを引き起こす言葉は「疲れた」という言葉です(笑)
 
なんと、「疲れた」という言葉によって、脳内から疲労物質が出るのです。自分の言葉が引き金になって「疲れた状態」にさせているということも大いにあるのです。
 
私の生徒さんには、肉体的に本当に疲れているとき以外は、「疲れた」ではなく「充実した」という言葉を選ぶように伝えています。(生徒さんたちは、「はぁ、、つか・・・充実したぁ。。」と言いなおすようになりましたw)
 
この「言葉を選ぶ」ということが、とても大切です。自分で自分の力を奪うような言葉は選ばないようにしましょう。
 

人と比べない

 
「あの子は、たいして勉強しなくても、いつも良い点数なのに、私は何でこんなに練習しても、覚えられないんだろう」
「どうせ私は記憶力がないから、、」
 
こういう他人との比較って、多かれ少なかれしているんじゃないかな、と思います。
 
人と比べて落ち込む、という経験がある人は分かると重いますが、これってホントにぐったりと疲れるんですよね。
何ていうか、、無気力になる、というか。。
 
人と比べて自分を卑下する。
 
これをすると、どんどんパワーがなくなっていくし、自信さえもなくなっていきます。私ってダメだなぁ、、と思うようになると、いいことは1つもありません。
 
私は私。そう思っていても、つい比べてしまうかもしれませんが、今日を最後に「人と比べて自分を卑下する」ということからキッパリ卒業してください。
 
 
自分にとってマイナスのことには、1秒たりとも脳を使わない。と決めるのです。
 
それでもいつもの癖で、比べてしまいそうになったら、手を動かしてください。ジトッとしてるから、いろいろ悪いことを考えてしまうのです。
 
「今」できることをしましょう。
「あの子」みたいではなくても、自分の今できることに集中するのです。
 
 
そして言葉を変えるんです。言葉を変えるのは、自分の力だけで一瞬でできることです。
 
試しに「私ってスゴイ!」と100回くらい言ってみてください(笑)
騙されたと思ってやってみると、思わぬパワーが湧いてきますよ!
 
自分で自分を貶める言葉を使うくらいなら、騙されたと思って「私ってスゴイ!」と言ってみましょう。
 
精神的な疲れは、使う言葉だけで随分なくなるはずです。
 
 
 
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