がんばったら、がんばった分だけ成績が上がるならラクですが、やってもなかなか成績が上がらない停滞期ってありますよね?
伸びないどころか、徐々に落ちてきたりすると、どんどんマイナス思考になってしまったり。
 
今回は、「成績が伸び悩んでいる中学生が、壁を突破する方法」についてお伝えさせていただきます。

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壁を突破するための心構え

 
どんなことでもそうですが、結果が出るのにはプロセスが必要です。何かに取り組んだら、すぐに結果が出る、ということはまずありません。
(あるように見えることもありますが、そういうので得られる結果って、一時的です)
 
稲を植えて、すぐ次の日に米を収穫できる、ということはまずありません。
ダイエットに取り組んで、翌日に細マッチョになることもありません(笑)
 

成長や習得のプロセスは曲線

 
成長や習得をグラフにすると、たいていは一次関数ではなくて、二次関数のような曲線です。
つまり、努力した分だけ同じように結果が得られるわけではなく、ある時点に突然、曲線になってグンと伸びるのです。
 
これは進化の曲線、とも呼ばれています。
 
赤ちゃんが言葉を話す過程も、自転車に乗れるようになる過程も、人間の成長はこの曲線を描くのです。
 

最後の5mにこそ宝物がある

 
努力に対して思うような結果が得られない。このことが続くと、努力をやめたくなるかもしれません。
がんばっても無駄かなー、と諦めたくなるかもしれません。
 
でも、「成績が伸びない」のは、まだ曲線部分に差し掛かっていないだけかもしれません。
 
どんなことにも、最後の5mに宝物が隠れています。
 
たいていの人は、それなりにがんばっていたのに、最後の5mの手前で、こんなものだろうとやめてしまいます。
 
仕事やスポーツで「できる人とできない人の差は、紙一重だ」と言いますが、できない人も全くやっていないわけではないのです。
むしろ、ちゃんとがんばっている人がほどんどです。
 
ただ、「紙一重」の最後の5mの前であきらめているだけなのです。
 
壁を突破するときは、この5mに賭けましょう。結果が出るまでは何が何でもあきらめない、という強い気持ちが必要です。
 
 

1冊の問題集を何度もやる

 

目移りしない

 
ダイエットでも英会話でも同じですが(笑)、なかなか結果が現れない時って、他の方法に色々目移りして、取り組んでいる方法をコロコロ変えがちです。
 
まさに「隣の芝生は青く見える」というやつですねw
 
なかなか結果が出ないから、あっちの問題集の方がいいかな?他の塾に変わろうかな?と目移りしていませんか?
 
これは、畑にナスを植えて、すぐ芽が出ないからやっぱりトマトに植え替えているのと同じで、何の収穫も出来なくなります。
 

ボロボロになるまでやり切る

 
何冊もの問題集にあれこれ手を出すより、1冊をボロボロになるまで何回も解き直す方が、確実に自分の力になります。
 
1回目はノートに解答を書き、2回目は間違った問題だけをもう一度ノートに解き直す。
3回目に問題集に直接書き込む。
解説を読んで気づいたことがあったら、余白に書き込む。分からないところは、付箋を貼っておき、先生に質問してみる。
テスト前に、もう一度目を通す。
 
こんなふうに、何度も何度も使い込んでみてください。
さーっと一通り解いてみて、やったつもりにならないことが大切です。1回やったくらいで覚えられる、理解できるということはあり得ない、と思っておきましょう。
 
 

「伸びない」ことと「悩む」ことを切り離す

 
さて、私たち大人も含めて「伸び悩む」という言葉はよく使いますよね?
 
いわゆるスランプってやつですが、何かを頑張って取り組んでも、「伸びない」なんてことは、当たり前にあります。
今まで順調に伸びていたのに、停滞してしまうことなんか、ザラにあります。
 
プロ野球選手だって、シーズン中に何度もスランプに陥りますよね(笑) プロでもそうなんだから、中学生にスランプがあるのは、当然です。
 
でも、それに対して「悩む」をくっつける必要はありません(笑)
「伸びない」と「悩む」は別なんです。
 

悩むと思考と手が止まる

 
「伸びないこと」には何か原因があるはずです。
伸びないのなら、その原因を考えて、改善していけばいいのであって、そこに「悩む」の要素を入れなくてもいいのです(笑)
 
もちろん、渦中にいるときは、こんなふうには思えないと思うので、普段から「伸びない」と「悩む」を切り離す癖をつけましょう。
 
「成績が伸びなくてどうしよう」と悩むのではなく、「成績が伸びないから、ああしよう、こうしよう」と改善していけばいいのです。
 
どうしよう、、と悩むと、思考も止まるし手も止まります。
 
そして、「このまま成績が伸びなくて、受験を迎えることになったらどうしよう、、」と、どんどんマイナス思考になっていきます。
 
「どうしよう」は、新たな「どうしよう」を増殖させますから(笑)、普段から「どうしよう思考」を排除しておきましょう。
 

客観的なアドバイスをもらう

 
成績が伸びない理由は何か? 自分で思い当たる時もあれば、思い当たらない時もあると思います。
 
前者の場合は、たいてい勉強の取り組み方や時間、生活習慣などに原因がある場合が多いです。これはすぐに自分で改善できることなので、すぐに取り掛かってみてください。
 
伸びない理由が自分で思い当たらない場合は、そもそも今までの授業の内容を理解しきっていない可能性が高いです。
 
この場合は、第3者からのアドバイスをもらったほうが手っ取り早いです
 
学校の先生や塾の先生なら、テストを見るだけでどこが伸びない原因かが見えると思いますので、恥ずかしがらないで、ぜひ先生に直接アドバイスをもらいましょう。
 

まとめ

 
成績がなかなか伸びない停滞期って、誰にでも訪れます。
すごくがんばってテスト勉強したのに全然点数が上がらなかった、ということもあると思います。
 
でも世の中には、すぐに結果が出る、というものはありません。
 
1回のテストで上がらなくても、正しい努力を続ける限り、からなずどこかで「成長の曲線」が現れます。
たいていの人は、その曲線が現れる前にあきらめてしまうだけです。
 
正しい努力をするためには、第3者からアドバイスをもらうことも必要ですが、一番大切なのは、最後の5mをやり抜くぞ、という自分の意思です。
 
うまくいかないときこそ成長のチャンスだ、ととらえて、やり切りましょう。
 
 
 
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