重要科目だけど苦手な人も多いのが、英語。
「英単語が覚えられない」「文法が意味わからない」「長文が読めない」「リスニング問題が聞き取れない」などなど苦手な項目がものすごく多いのが英語です。
 
英語に苦手意識がある人のほとんどが、「そもそも英語ってどうやって勉強したらいいかが、分からない」という状態ではないでしょうか?
 
今回は「中学の英語が分からない人のための、英語の成績を上げる勉強法とは?」をお伝えさせていただきます。
 
 
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3つの土台を固めるべし

 
学年が上がれば上がるほど、テストでの配点が大きくなるのが「長文」ですね。
英語の成績を上げるために、まず長文から手をつける人は多いのですが、「英語が分からない」という人にとって、いきなり長文から取り掛かるのは、ハードルが高すぎます。長文用の問題集を買っても、分からないから手をつけられないという状態に陥ってしまうのです。
 
英語が分からない、という人は、まずは3つの土台を固めることに集中しましょう。
3つの土台とは「単語・熟語」「構文」「文法」です。英語をできるようにするためには、これらの土台をしっかり固める必要があります。
 
ちなみに「構文」というのが耳慣れない人も、いると思いますが、構文とは「文の組み立てパターン」というようなものだと思ってください。英文には「お決まりのパターン・型」というのがあるのですが、たいていの重要な構文は、教科書の中の「重要ポイント」「重要文」などで取り上げられています。
 
さて、これらの3つの土台は、どのように勉強したら身につくのでしょうか?
以下の章でお伝えさせていただきます。
 
 

音読で「熟語」「構文」を身体に叩き込め!

 
よく言われることですが、教科書の音読は重要です。暗唱できるくらい何度も読むことがベストですが、最低でもスラスラとリズミカルに読めるくらいまで、音読してみましょう。音読がオススメな理由は、次の3つです。
 

簡単なのに成果が見えやすい

 
英語が苦手な人が、英語を勉強するのって、しんどいですよね(笑) でも、音読なら大きな負担はなく取りかかれます。また、場所を選ばず、隙間時間を利用してできる勉強なので、手軽に取り組めます。
 
しかも音読って、上達したことを実感しやすいのです。どんなに手軽なことでも、自分の成長が実感できなければ、なかなか長続きできないですよね。
 
やってみれば分かると思いますが、最初はたどたどしくて、全然スラスラ読めなくても5・6回読んでいるといきなり上達していることに気づくと思います。
この「上達した!」という感覚を何度も経験することが、苦手なことに取り組む上で大切なのです。
 

英文の構造を理屈抜きで把握できる

 
中1の英語は単文(1つの英文)中心ですが、中2以降は複文(1つの英文に、2つ英文が含まれる)が多く出てきます。しかも、英文の構造が複雑になります。
それを1つ1つ理屈で理解しようとするとかなり大変ですが、理屈抜きで「言える」状態にした後なら、理屈を入れるのは簡単なのです。
 

熟語を覚えられる

 
中学の英語で覚えなければいけない英単語・熟語は大量です。もちろん重要なものは1つ1つ覚えていくしかないのですが、教科書の音読を何度もしていることで、それらを覚えるハードルが低くなります。「口が勝手に言えている」からです(笑)
「be動詞 different from」という熟語をわざわざ覚えなくても、すでにセットになって言えているので、「different と来ればfrom」が出てきますよね(笑)
 
単語・熟語の暗記は、もちろん「言える」だけではなく、書けなければいけないのですが、この「熟語が勝手にセットになって出てくる」という状態は、かなり有利です。あとは書いて覚えるだけですからね(笑)
 
 
 

単語・熟語はイメージで暗記

 
単語・熟語の暗記というと、「ただひたすら書く」という人が多いのですが、書いて覚える前に「意味をセットにしておく」という作業をすることによって、手間が省けます。
長文を読み解くときには、英単語の意味が分かる方が、英単語を書けることより重要になってくるので、そういう意味でも「書く練習の前に意味を一致させておく」ということが大切なのです。
 

単語の暗記に向いている時間帯

 
睡眠は、体力を回復させる・成長を促す・情緒を安定させるなど、たくさんの働きがありますが、「記憶を整理して定着させる」という働きもあります。
 
これを利用して、就寝前に10分ほど単語を覚える時間を設けるのは、効果的なやり方です。これに加えて、朝起きてから数分ほど、昨夜覚えた単語を軽く復習する時間を設けると、より効果的に覚えられるようになります。
 

イメージで意味を一致させる

 
単語・熟語を覚えるときは、「言葉」で覚えるだけではなく「イメージ」をセットにして覚えると、記憶力が上がります。
例えば、「come into〜=〜に入ってくる」と言葉だけで覚えるのではなくて、頭の中で誰かが部屋に入ってくるのを映像でイメージするのです。
 
「言葉として覚える」「映像をイメージして覚える」この2つを並行することで、左脳だけではなく右脳も働いている状態になるので、記憶力が高まります。
また、人って、「文字」で見たことよりも「映像」で見たことの方が、だんぜん記憶に残りやすいので、ぜひ試してみてください。
 

声に出してひたすら書く

 
「単語が書けない」。ここでつまずいている人はかなり多いのですが、これはもう、練習あるのみです。すぐに覚えられる人もいれば、何回書いても覚えられない人もいると思いますが、これはもうしょうがない。コツコツと毎日続けるのみ、です。
覚えやすくなるコツは、「声に出しながら書く」ということです。2章でお伝えした「音読」がきっちりできていて、先ほどの「イメージで意味をセットにする」ということができていれば、かなり暗記しやすくなっていると思います。
 
覚えたものを定着させるポイントは、声に出しながら何度も書く練習をしたら、1時間後に自分でテストをしてみることです。そこで書けなかったものを、再び声に出しながら練習し、そこから1時間後にテストをしてみてください。
これは、「人間は覚えたことを、1時間後には56%忘れる」ということをもとにしています。(詳しくはこちらの記事で)
 
 
 

パターン学習で文法を身につける

 
文法を理解して身につけるには、パターン練習が不可欠です。パターン練習というのは、進行形なら進行形だけの問題をひたすら解くことです。
 
パターン練習をするために新しいワークを買う必要はありません。学校で使っているワークでじゅうぶんです。学校のワークはたいてい、単元ごとになっていて、基礎問題・応用問題・発展問題などのようにレベルに分かれているため、パターン練習をするには適した構成だからです。
 

基礎問題を徹底する

 
まずはそのページの文法解説を読んで理解できたら、パターン練習に入ります。この段階では、学校のワークの「基礎問題」を徹底的に解くことが大切です。できれば3回解くのが理想なので(最低2回)、最初は他のノートに解いてみるのがいいでしょう。
 
とにかく何回も解いて、そこで出ている文法を体で覚えることが大切です。スポーツの技を習得するのと同じで、何回も何回もパターンを練習して、体に刻み込むのです。
 
ここでも、2章でお伝えした「教科書をスラスラ読む」というのがクリアされていれば、比較的スムーズに問題が解けるはずです。
 
 

友だちに説明する

 
2〜3回基礎問題を解くことで、その文法はほぼマスターしているはずですが、だめ押しの方法があります。それは、自分が分かったことを「人に教える」のです。
 
「人に教える」という行為は、知識が自分の中に最も定着する方法です。
自分が理解したことを、「どうやったら分かりやすく説明できるか?」と頭の中で組み立てて人に説明することで、より確実に自分自身が理解できることになるのです。
また、「人に教える」つもりで、解説を見ずに自分で要点をノートにまとめる、ということも効果的な方法です。
ワークの解説を丸写しするのではなく、自分の頭の中にある知識をノートにまとめ直すことで、その文法は完全に「自分のもの」になるはずです。
 
 
 
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