部活や学校生活にもすっかり慣れたこの時期、最初の頃の緊張感が薄れていくにつれて、勉強への緊張感も薄れがちな中1も多いのではないでしょうか?
 
もしくは、まだ慣れていなくて、毎日、厳しい部活の練習と大量の宿題をこなすだけで手一杯という中1生もいるかもしれませんね。
 
どちらにしても、家庭学習にしっかり取り組めている中1生はかなり少ないように思います。ところが、中1の勉強って実はめちゃくちゃ大切なのです。特に、中1の勉強内容を基礎として積み上がっていく教科に関しては、ここが崩れると中2、中3でもずっと苦しむことになり兼ねません。
 
今回は「中1の勉強って超大事!中学1年生が最低限やるべき、10分でできる家庭学習とは?」についてお伝えさせていただきます。
 

 

中1での挫折経験は痛い

 
何事も「最初が肝心」と言うように、中学校の勉強も中1の取り組み方が鍵を握っています。
最初の頃に「授業がさっぱり分からない」「テスト結果が最悪だった」というような挫折経験をすると、精神的なダメージも後々まで残ることがあります。それは「中学校の勉強は難しい」「私は中学の勉強、無理かも」という固定観念ができてしまうからです。
 
私自身も、中1の頃サボりまくっていたので、成績もものすごく悪かったし授業の内容も全然理解できなかったのですが、その後の挽回にめちゃくちゃ時間がかかりました。
勉強内容の復習も大変でしたし、何より「私は中学校の勉強はダメだな」という思いが拭えなかったのです。
 
なので、中1の時こそ、少しの時間でもいいので、しっかり家庭学習に取り組むことが大切です。
ですが、「小学校よりも難易度が高くスピードも速い授業に、もはやついていけない」「大量の宿題を終わらせるだけで精一杯」という人も多いと思います。
 
中1の家庭学習こそ、ポイントを押さえて少ない時間で取り組むことが必要になってきます。
 
 

毎日10分を継続すべし!

 

家庭学習って宿題だけでいいの?

 
1章でお伝えしたように、毎日の宿題をこなすだけでて手一杯、という中1生は多いと思いますが、理想的には10分でもいいので宿題にプラスαで自主学習時間を設けたいところです。
 
どんなことをプラスαすればいいかは4章でお伝えしますが、とにかく今日から10分でも、宿題以外で自主学習時間をとってみましょう。
 
よく、毎日10分でいいですよ、とお伝えすると、「じゃあ、週末にまとめてやればいいですか?」と聞いてくる生徒さんがいるのですが(笑)、気持ちはわかりますが、「毎日コツコツ10分間」をオススメするのには理由があるのです。
 

「毎日コツコツ10分間」が大事な理由

 
「週末にまとめて1時間」よりも「毎日コツコツ10分間」がなぜ大事かと言うと、中学校の授業って、前回扱った内容はほぼ理解できている前提で進んでいくためです。
中学校の学習範囲は、小学校の頃と比べ物にならないくらい大量なので、いちいち毎回の授業で全員が前回の内容を理解しているかどうかの確認まで、やっていられないんですね。
 
そのため、「その日の疑問点はその日のうちに解決」「その日に覚えなきゃいけないことはその日のうちに覚える」ということが、中1の勉強でつまずかないために必要になってくるのです。
 
ちなみに、私はこれをサボりまくったので(週末にまとめて、も、やりませんでしたw)、ハッと気づいた時には、深い森の中で完全に迷子になっているような状態だったのです(笑)
 
「毎日コツコツ」をできない人は、「週末にまとめて」もできないものです。
勉強だけでなく、掃除でもダイエットでもそうですが、「今」できないことは、「後からまとめて」もできない。と心得ましょう。
 
 

最低この2教科だけでも勉強するべし!

 
さて、毎日10分でもいいから、宿題に自主勉強をプラスαしてみましょう、とお伝えしましたが、特に毎日コツコツ勉強したほうがいい教科があります。
 
それは、英語と数学です。
・・・この時点で逃げ腰になった人もいるかもしれませんが(笑)、他の3教科は宿題に集中したり、週末にまとめて勉強しても目をつぶりますが、この2教科だけは毎日勉強することを強くオススメします。
(私の生徒さんにも、口を酸っぱくして言い続けています)
 
この2教科は「得意な人と苦手な人の点数の差が大きく開く教科」であることと、「積み上げ型の教科」であることが、その理由です。
 
英語と数学は、テストが難しければ難しいほど(特に中2以降の確認テスト・実力テストレベル)、苦手な人はとんでもなく点数が取れなくなります。5教科の中でも、この2教科は大きく点差が開いてしまう教科なんですね。
「一夜漬けの暗記」なども通用しにくい教科なので、入試の鍵となる2教科と言ってもいいでしょう。
 
また、この2教科は「積み上げ型」の性質を持っています。つまり、be動詞が分からなければ、一般動詞も理解しにくいし、その2つが理解できなければ、現在進行形などもチンプンカンプンになってしまうのです。
ということは、この2教科の中1の内容の理解度が、そのまま中2以降の学力を決めてしまうと言っても過言ではないのです。
 
ちょっと勉強する気になりましたか?(笑)
 
 

中1の家庭学習で絶対やるべきこと

 
さて、中1の家庭学習がどれだけ大切か、とりわけ、英語と数学の重要さは分かってもらえたと思います。
ではこの章では、たった10分でどのような勉強をすればいいのか?をお伝えさせていただきます。
 

教科書・ノートを見直してから宿題

 
その日の英・数の宿題に取り組む前に、授業のノートや教科書を読み返して、どんなことを習ったかサッとおさらいしてみましょう。所要時間5分くらいでできると思います。
 
「その日の授業を思い出す→それを問題で解く」という流れです。こうすることで、やみくもに宿題を進めるよりも、その日の授業内容が定着することになります。
 
 

宿題の中のミスをその場で潰す

 
もう1つオススメなのは、その日の宿題でワークやプリントなど、実際に問題を解くものが出されている場合は、ミスした問題を即分析して解き直す、というものです。
 
自分がミスした問題を放っておくと、まるで果物が腐っていくように、そのミスからどんどん「理解できない問題」が増えていくことになります。
「なぜミスしたのか?」を解説を読んで必ず分析して、次に同じ問題が出された時には解けるようにしておきましょう。
 
何問もミスがある場合は、1・2問だけでも構いません。
自分のミスの原因や、まだ理解仕切っていないことを、その日のうちにすばやく潰す、ということが大切なのです。
 
 

ブレない学力を手に入れる

 
これらの「ひと手間」が、次の日の授業の理解度を高めます。この、たった10分程度のプラスαが、「ブレない学力」をつけていくことになります。
 
ブレない学力とは、「なんとなく理解していないような気もするけど、それがどこかよく分からない」ということのない状態です。
中1のうちに、このブレない学力をつけていくことは、大切です。特に英・数に関しては、中1の内容の上に、中2の内容が乗せられていくからです。
 
極端に言えば、「なんとなくまぐれで取れた90点」よりも、「自分が理解できていないことをしっかり把握している70点」の方が、後々のことを考えると価値があるのです。
 
 

 
 
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