勉強のやる気がない時って、ついついやり始めるまでにダラダラしちゃいますよね。「このテレビが終わったら」「友だちにLINEの返事返してから」こうやって後回しにすればするほど、さらにやり始めるのが億劫になる。というのは、誰でも経験があるのではないでしょうか?
 
本当は、ちょっと気乗りしないことややる気が起きないことこそ、素早くパパッと終わらせてしまう方が、精神的にもずっといいのですが、なかなかうまくいきませんよね。
 
今回は「勉強のやる気がなくて、やり始めが遅い人が、すぐに勉強を始められるオススメの5つの方法とは?」についてお伝えさせていただきます。
 

 

最初の5分だけやる

 
そもそも、勉強であろうが仕事であろうが、「最初の一歩」を踏み出すのに一番エネルギーを使います。それは、人間の脳は「今までと同じ」ことが大好きで、「今までと違うことを新しく始めること」をできるだけ避けようとする性質があるためです。
 
ところが、いったんやり始めてしまうと、それが「通常モード」になるので、意外にそのままやり続けることができたりします。
 
自転車を漕ぐのと同じで、最初に漕ぎ始めるまでは力が要るけど、いったん漕げてしまえばそのまま走り続けることは、そんなに難しいことではないのです。
 
どうしても気乗りしない。やる気が出なくて、なかなか勉強を始められない、という時は、「まずは机の前に座り」「シャープペンを持ち」「ページを開けること」です。
大掃除が面倒でやり始められない時にまずすることは、ゴミ袋を用意すること、と言われているのと同じですね。
 
そして、ポイントは、「やろうかな?後にしようかな?」というのを、やる前に考えるのではなく、やり始めてから5分後に考える、ということです。
 
「考えるのは後。行動が先」です。
いつでも止めることはできるから、最初の5分だけやってから決めよう。と軽い気持ちでスタートしてみてください。
 
人間って、「いつでもやめられる」という選択肢を自分が持っている、ということだけでストレスが減るので、「5分だけやって、やめてもいいや」くらいで、まず手を動かすことが大切なのです。
 
最初の5分やってみれば、あとは自転車の原理でなんとなくズルズルと続けることができます。
 
 

好きな科目や簡単な内容からやる

 
 
1章でもお伝えしたように、何かをスタートする時は、「最初の一歩」に大きなエネルギーを使います。なので、できるだけ「最初の一歩」の段差をなくすことが大切です。
 
いきなり「過去の入試問題」がデーンと机の上にあったら、「最初の一歩」の段差が大きすぎて上がれませんよね(笑)
なるべく自分の好きな教科や、簡単な内容のものからスタートするように心がけましょう。
 
また、最初に取り組んだことが「できた!」という達成感を得ることで、次の勉強も続けて取り組もうというパワーが湧いてきます。「調子に乗る」ってやつですね(笑)
勉強は、「5分だけだよー」「全然難しいことじゃないよー」「すぐに終わるよー」「こんなにすぐできたなんて、私ってすごいじゃん」と、自分の脳をだましだまし、調子に乗らせていくことがポイントなのですw
 

最初は音楽を聴いてみる

 
こちらの記事でもお伝えしたように、勉強をするときに音楽を聴くことには大きなメリットがあります。
音楽を聴くと、リラックスして脳にα波が出るので、肩の力は抜けているけど集中している、という状態になれるのです。また、他の雑音を聞こえなくさせる効果もあるので、勉強に集中できるのです。
 
最初のハードルを低くする方法として、勉強のやり始めに好きな音楽を聴く、というのは有効な方法ですね。やらされ感だらけでイヤイヤやり始めるのと、好きな歌を聴いてウキウキしながら気分を高揚させてやり始めるのとでは、大きな差があります。
 
ただし、こちらの記事でも書いたように、音楽の方に夢中になってしまう、難しい問題を解いていたらいつの間にか音楽に気を取られていた、というようなデメリットもあるので、タイマーでボリュームを小さくしていくなどの工夫が必要です。
 
 

環境を変えて勉強する

 
 
3章までは「最初の一歩」をスムーズにする方法をお伝えしましたが、この章では少し角度を変えて、環境を変えて取り組む、ということをお伝えさせていただきます。
 
環境ってめちゃくちゃ大切です。「朱に交われば赤くなる」という諺があるように、いつもはダラダラ勉強する人も、周りがガツガツ勉強している環境に入ると、自然と勉強するようになります。
一人で黙々とダイエットしている時は続かなくても、ちゃんとしたコーチのいるスポーツジムに申し込むと、ダイエットにきちんと取り組むことができます。
 
実は環境を変えることは、最も手っ取り早くて確実な方法なのです。
 
いつもなかなか勉強に手をつけられない。つい後回しにしてしまう。そういう人は、ぜひ、いつもと違った環境で勉強してみましょう
オススメは、他の人も勉強している図書室や図書館などです。または、自分より勉強ができる人と一緒に、勉強の時間を共有することもオススメです。
 
「最初の一歩」の障壁を、「環境を変える」ということで乗り越えるのです。
 
 

友だちと競争する

 
勉強のやる気が出なくて、ついつい勉強を後回しにしてしまう。。そんな人でも、あっという間に勉強をスタートしてしまう方法があります(笑)
それは、「友だちと競争する」ということです。
 
「競争する」という言葉を聞くと、ちょっと拒否反応を起こす人もいるかもしれませんね。なんだか、社会全体が「子どもの競争は良くない」みたいな風潮ですものね(笑)
でも、競争って、無理やりさせられて、それで勝手に評価されるから心が摩耗していくのであって、自分から主体的にする競争って、お互いが切磋琢磨して力を伸ばし合えるという大きな効果があるのです。
 
勉強のスタート時間を合わせて、どちらが早く終わるか競争したり、同じ課題をどちらが早く提出できるかを競争したり、次のテストの合計点数を競争したり。
たまに気の合う友だちと競うことで、勉強にメリハリがつきます。
 

まとめ

 
勉強のやる気がない時は、どうしても他のことに逃げてしまって、勉強が後回しになりがちです。後回しにしているうちに、宿題がなくなっちゃえばいいですが、そうはいきません(笑)
 
物事って、後回しにすればするだけ、余計に面倒になってしまいます。
タイムリミットが迫ってきて「やらなきゃいけない感」が増えていくから、どんどん気が重くなってくるのです。
 
つい後回しにしそうなことこそ、「まずやる」ということが大切です。
やる気とか集中とかは置いておいて、「まずペンを持つ」のです。止めるのはいつでもできるのだから、「面倒だな」「後にしようかな」と脳がいろいろ考える前に、ペンを動かしてしまうのです。
脳に、いろいろ考える隙を与えないのです。
 
ちょっと気が進まないことには、自分から飛び込んでみる。これが、一番しんどくない方法です。
後回しをすればするほど、しんどくなる、と覚えておきましょう。
 
 
 
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