テストが迫っているのに、なんとなくやる気が出ない。。勉強しなきゃって分かっているけど、机の前に向かうだけで、なかなか勉強に手をつけられない。。
そんな時ってないですか?(大人でもあると思うのですがw)
 
そういう時って、どんなテクニックを試してみても、なんだかイマイチ火がつかなかったりしますよね?
そういう時にこそ必要な「勉強に対する心の持ちかた」があります。
 
今回は「勉強は気持ちが大切!勉強のやる気が出ない時にこそ必要な5つの心構えとは?」をお伝えさせていただきます。
 

 

言葉を変えよう

 
勉強しなきゃいけないのは分かってるけど、なんとなくやる気が出ない。。そんな時は、自分が発している言葉を振り返ってみましょう。「面倒くさいなー」「だるいなー」「やる気ないわー」など、力が出なくなる言葉を使っていませんか?
 
たかが言葉と思うかもしれませんが、言葉には実は大きな力があるのです。
 
試しに、手をグーの形に握って「ツイてる!」と10回言ってみてください。その後で同じように「ツイてない」を10回言ってみましょう。
どうですか? ツイてない、、と繰り返していると、指先から力が抜けていくような感じがしませんか?
 
なんとなくやる気が出ない、という時は、「やる気が出ない」言葉を使っていることが多いのです。だから余計に体から力が抜けて、やる気のない状態になります。
 
自分の言葉に気をつけましょう。「今日はいい感じ!」「気合十分!」「絶好調!」「よっしゃ!やってやるか!」というような、人も自分も元気になるような言葉を、騙されたと思って(笑)、使ってみてください。
 
 

周りのせいにしない

 
教室の生徒さんを見ていて感じるのは、勉強のやる気がないお子さんほど、いろんなことを周りのせいにしている、ということです。
 
「あの先生の教え方が悪いから、勉強する気になれない」「宿題の量が多いから、勉強する気になれない」「テストの問題が変だったから、点数が取れなかった」「教室のスピーカーの音が悪くて、リスニング問題の点を落とした」・・・
という感じで無限に続きます(笑)
 
周りのせいにする。。まあ、これは大人にも多いので、自戒を込めて書きますが(笑)、周りのせいにする、ということは、自分の人生のハンドルを他人に委ねている、ということになります。
 
だって、「あの先生が教え方悪いから、違う先生になったら、勉強をがんばる」ということは、あなたが勉強するかしないかは、「あの先生」次第、ってことになりますからね(笑)
自分の人生が、他人次第、ということになってしまいます。
 
周りのせいにしていると、自分の中からどんどん「やる気」が抜け落ちていきます。他人任せになるからです。受け身になるんですね。
 
周りのせいにしない。結果は、自分で作っていくもの。
この気持ちを忘れないでいましょう。
 
 
 
 

主体的になろう

 

逃げ腰にならない

 
人って、「やらされている」ことに関しては、どうしてもやる気がなくなってくるものです。どんなに辛い部活の練習でも、自分から取り組んでいることには、やる気は持続しますよね?
 
誰かに言われて「練習しなきゃいけない」とイヤイヤ練習するのと、「上達したいから練習しよう」と自分から思って取り組むのとでは練習成果も雲泥の差になります。
 
勉強も同じで「やりたくもないことを、やらされている」と考えた途端に、一気にやる気が急降下します。そして、「やらされている」と思った瞬間に、時間が経つのが長く、苦痛になります(笑)
 
やる気が出ない時こそ、主体的になってみましょう。ただでさえ重い荷物なのに、逃げ腰で持つと、さらに重くなるのと同じです。重い荷物を持つ時こそ、逃げ腰ではなく、しっかりと腰を据えて持つのです。
 
やる気が出ないんだから、主体的になんてなれない!と思うかもしれませんが、本当は逆で「主体的じゃないから、やる気が出ない」んだ、と心得ましょう。
 
 

矢印の向きを変えてみよう

 
先ほどお伝えしたように、やる気が出ないんだから主体的になれないのではなくて、本当は「主体的じゃないから、やる気が出ない」のです。
 
こんなふうに、いつも考えていることを逆の順番で考えてみましょう。
勉強が面倒くさいから→「面倒くさいなー」と言う。この矢印を変えてみると、、
「面倒くさいなー」と言うから→勉強が面倒くさくなる、のです。
 
授業がつまらないから→やる気が出ない。矢印を変えてみると、やる気じゃないから→授業がつまらない。
 
こうやって、矢印の向きを変えてみると、結局は自分次第なんだなぁ、と思いますよね。
私も、なんだか上手くいかない時や、やる気が出ない時、停滞感があるときなどに、この矢印の向きを変える、というのをやっています。そして、「ああ、すべては自分次第なんだな!」と、気持ちがストンと整理されるのです。
 
やる気が出ない時には、いつもの思考パターンの順番を変えてみましょう。
 
 

勝負を挑もう

 
勉強のやる気が出ない時は、目標もなく、マンネリ化している時が多いですよね。一言で言うと、「張り合い」がないのです。
 
ちょっと想像してほしいのですが、あなたがサッカーをやっているとして、ボールを蹴って攻め入っているのに、相手のディフェンスがいなかったら、どうですか? ゴールキーパーもいなかったらどうでしょう?
 
なんだか、やる気がなくなっちゃいますよね?(笑)
 
人って、いい意味のライバルとか競争相手って、「張り合い」という意味で必要なんです。人の失敗を喜ぶようなライバルではなくて、お互いが切磋琢磨していけるような、「仲間」のライバルです。
 
私の教室の生徒さんで、いつもはとっても仲がいいけど、テスト期間は完全にライバルになって毎回点数を競い合っているお子さんがいます。
見ていると、勝っても負けても、イキイキとしていて楽しそうです。日々の勉強がマンネリ化して、やる気が出ない、、という感じになったことがありません。
 
ぜひ、友だちに勝負を挑んでみましょう。友だちに、そんなことを言うのは恥ずかしい、という人は、いつもテストの順位が上位の人に、密かに心の中で、挑戦状を叩きつけてみましょう(笑)
 
また、今まで取ったことがないような点数を目標に掲げてみるのも、いいですね。人ではなく、点数に勝負を挑むのです。
 
なんだかやる気が出ない、、という時こそ、「競争する」「勝負を挑む」「自己新に挑む」って大切だな、と思います。
 
 

結果は後からついてくる

 
「今」取り組んでいることの結果、って、後から出ます。次の日かもしれないし、ずっと後かもしれません。でも、必ず出ます。そういうものだからです。
 
ちょっと難しい話ですが、、「結果」って「果を結ぶ」って書きますよね? 果物の実がなるのと同じように、自分が蒔いた種が、実を結ぶのです。それが「結果」です。
りんごの種を蒔けばりんごが実を結ぶし、イチゴの種を蒔けばイチゴがなります。
 
今、自分が「テキトーに手を抜いて勉強する」という種を蒔けば、「テキトーに手を抜いた」実がなります(笑)
 
結果って、すぐには出ないから、なんとなく気づかないだけで、今、自分がいる場所は、自分が過去に取り組んできたことの結果です。
私が「なんだか最近太ってきたなー」と思うなら、それは過去の自分がしたこと(または、しなかったこと)の結果なんですよね(笑)
 
結果は後からついてくる。だから私たちは、「今」に集中して、「今」できることを精一杯やり切りましょう。
ちょっと面倒くさいなーと思ったけど、1ページだけでも勉強した。このことが、ずっと後から結果として実を結びます。
 
やる気のない時もあるし、勉強なんて意味ないし!って思う時もありますよね?今回のテストはもういいや、って放り投げたくなる時もあるはずです。
でも、そんな中でも「今のベスト」を尽くし続けるんです。1ミリでも、ほふく前進でもいいから進むんです。
 
そうしたら、「諦めようとしたけど、なんとか粘ってがんばれた」という実がなりますよ!
 
 
 
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