バレンタインデーの昨日。

小中学校指導要領改訂案が公表されましたね(*^^*)

 

小学3・4年生には、
「聞く・話す」中心の外国語活動(年35コマ)の導入、

小学5・6年生には、
「読む・書く」を加えた正式科目としての英語(年70コマ)の導入が
正式に決まりました。

 

 

「英語って、何歳くらいからやったほうがいい?」

「小学校で英語が必須科目になるから、
今のうちに英語教室行かせるべき?」

3年くらい前から、

仕事の営業でまわっていると、上記のような質問を
めちゃくちゃ頂くようになりました。

(特に、5歳〜7歳くらいのお子さんのお母さまから、
よく質問されますね。。)

 

 

私の塾でも、専門の「子ども英語」を扱っているので、

 

「プロに聞いとこ!」
と、思われるんだと思います^^

 

その質問に対する私の答えは

いつも決まっているんですが、、、

 

それを書く前に、ちょっとだけ書いておきたいことがあります。

 

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学校でスタートするから、
それよりも前にスタートしておかないと。


この思考って、どこから来ているんでしょう?

 

 

先取りしておかないと。

 

学校で習う前にやっておかないと。

 

 

なんだかあおられるように、
世間のお母さま方が言うのを聞いて、

私自身は、”売り込む側”なのに、こんなことを思うんです。

 

 

「みんなができることに
置いていかれるのが怖い」

 

「みんなと同じように
そこそこできる、という中に入っておかないと不安だ」

 

そういう価値観が
無意識のうちに根底にあるんじゃないかなぁ。。?

と。

 

 

「みんなと同じ」が安心するし、

「みんなより遅れる(かもしれない)」ことに
恐怖を感じる。

 

私自身も含めて、
なんとなく蔓延している、この価値観。

 

みんなやってるから、
なんとなくやっておかないといけないような気がしてくる。

 

そういう選択の仕方を大人がしている限り、
子どもはどんどん覇気をなくしていくような

気がするんです。

 

なので、
まあ、、簡単なことじゃないけど、

 

自分自身の価値観をもって、物事を選択していきたいなぁ、、と
思うわけです。

 

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ということで(笑)

焦らしてすみません(笑)

 

「英語って何歳くらいから習わせるべき?」
の質問への答えなんですが、

 

ズバリ!!!

 

 

学校英語の「先取り」が目的なら、

わざわざ習う意味はないです。

 

だって、
「どうせ習うから」です(笑)

 

 

じゃあ、英語は習わなくていいの?
というと、

そうではありません。

 

 

3歳くらいから9歳くらいまでのお子さまであれば、

この分野の英語は触れておいて損はない!

という分野があります。

 

それは、「才能開発」という分野です。

 

 

才能開発というのは、
もともと子どもの中にある能力を開発していく、

という意味で、

 

スイミングやピアノなども
この分野に入るんじゃないかなと思います。

 

 

そもそも、子どもって言語を学ぶ天才です。

 

東京から青森県に引っ越せば、あっという間に青森弁になるし、
鹿児島県に引っ越せば、鹿児島弁になるし、

サンフランシスコに引っ越せば、
サンフランシスコ弁になります(笑)

 

大人は、とてもかないません。

 

そう、
子どもは模倣の天才なんです!

 

その模倣の天才っぷりは9〜10歳くらいを境に衰えていきますが、

そのかわりに、
「理屈を考える」「論理的に考える」という力がついてくるわけです。

(だから多分、文部省は、

3、4年生は「聞く・話す」中心、
5、6年生は「読む・書く」中心、と決めているのでしょう)

 

 

そんなわけで、
9歳くらい(4年生くらい)までは、

 

ナマの英語を、

ナチュラルスピードで、

意味や理屈も分からずとにかく浴びる。

 

ということが、
「英語」を習得する、もっとも理にかなった方法です。

 

「理屈(文法)を入れない」ってところがミソです。

 

中途半端に文法を入れる時間があるなら、
その分を、
ナマの英語を浴びる時間に費やした方が、

リターンは大きいのです。

 

単語やセンテンスの意味は、
だいたい把握する、くらいでじゅうぶんです。

 

 

 

なかなか才能開発の分野を扱う教室は少ないですが、

 

「模倣の天才」の時期に
そういう教室に行かれるなら、
めちゃくちゃ価値があると思いますよ!

 

私の教室でも、
9〜10歳までのお子さまには、

「ナチュラルスピード」の英語を、
ひたすら浴びてもらいます。

 

理屈・意味・思考。

そういうのは、後からいくらでも入れられます。

 

3〜9歳くらいまでの脳の発達に、
もっとも合った指導を、徹底してやる。

そのことで、
「英語が聞こえる」「英語が溢れてくる」

そんな状態になります。

 

 

もちろん、
そこに理屈は入っていないので、

これだけで英会話ができるわけではないですが、

彼らの発音を聞いていると、
ちょっと、鳥肌が立ちますよ。ほんと。

 

いやぁ、、子どもってほんと言語を習得する天才だな。

と、毎回感動します。

 

なので、
”才能開発”タイプ(訓練タイプ)の教室がないか、

ぜひ探してみてください。

 

 

ちなみに3〜9歳のお子さまに、
オススメできないのは、、

(できるだけヒソヒソ声で言いますがw)

 

知識を詰め込むタイプです。

 

「アンブレラ、が、傘という意味だよ」

という”和訳詰め込み型”

 

「私は〜です、は、アイアム〜だよ」

という”文法詰め込み型”

 

 

こんなことに、時間とお金を投資するのは、

もったいないです。

 

 

だって、
後からいくらでも入れれるから!w

というようなことを、もっと手短かに、トゲのない感じで、
営業ではお伝えしています(笑)

 

 

 

「何?? 才能開発型の英語教室がいいんだって??

それっ!!
ググれーー!

習わせなきゃー!」

 

・・・ちょ、ちょっと、ストップ!(笑)

 

 

その前提にあるのは、

「選ぶ側」がきちんとした価値観を持っていること。

 

そして何よりも、
子どもに「やりたい!」というワクワク感があること。

 

 

これが、大前提ですからね!!(笑)