先日、LINE@にこんなメッセージをいただきました。
 
「昨日息子が、英語の宿題の英作文で、将来なりたい職業を書くというのがあって、えらく悩んでいたので、何気に将来の夢を聞いたら、”ない”と即答されました(笑) まあ、そのうち何かに興味を持ってくれればいいかなーとは思いますが。。」
 
分かります(笑)
私の教室でも先日、英語のテスト勉強中に「将来なりたい職業」の練習をしていたのですが、「英文が書けないんじゃなくて、ガチでなりたい職業がない(笑)」と困り果てている生徒さんがいました。
 
小・中学生の6人に1人は将来の夢がないと言われていますが、大人はこんな時どうしたらいいのでしょうか?
今回は、「子どもに、将来の夢がないと言われたら、大人はどうしたらいい?」をお伝えさせていただきます。
 

 

将来の夢は変わる

 
小学校低学年、高学年、中学生。将来の夢って年齢によって、結構変わりますよね? 低学年の頃に「ケーキ屋さん」「お花屋さん」と言っていた女子も、中学生になると「携帯ショップの店員」と激変したりします(笑)
 
子どもは、どんな仕事があるのか自体をあまり知らないので、その時流行っているものや、よく目にするものに気持ちが移っていくので、「なりたいもの」ってどんどん変わって当然です。
 
また、時代によって存在する職業も変わってきます。例えば「ユーチューバー」なんて職業は、少し前まではなかったし、そんなもので生計を立てられるなんて、想像すらできなかったですよね?
一方、スーパーのレジやガソリンスタンドがセルフになってきたりと、昔はあった仕事がどんどんなくなってきつつあります。
 
これから先はさらに、インターネットやAIの進化で、「誰でもできる仕事」は自動化される代わりに、自分が得意なことややりたいことが、そのまま「仕事」になっていく流れになるでしょう。
 
小・中学生の時点で「将来の夢」がなくても、自分も時代も変化していくので、さほど悲観することではありません。
 
 
 

将来の夢を持つメリット

 
1章でお伝えしたように、将来の夢って変わるものだし、存在する職業自体も変わっていきます。じゃあ、別に将来の夢がなくてもいいんじゃない?と思うかもしれませんが、夢があるのとないのとでは、やはり違ってきます。
 
この章では、将来の夢を持つメリットについてお伝えさせていただきます。
 

勉強のモチベーションになる

 
明確な夢ではなく、「なんとなくこうなりたい」という、ざっくりとした方向性だけであっても、それを持っていることで、勉強のモチベーションが高くなります
たとえ、今勉強していることが直接、将来の夢に結びつく内容ではなくても、「よし頑張ろう!」と思えるのです。
 
私の生徒さんの中に、当時、学校の勉強は学年で最下位に近いレベルでしたが、「声優」という夢を持った途端、急に勉強や学校生活に前向きになり、生き生きしだしたお子さんがいました。
いろんなことに前向きになった結果として、勉強の成績も自然と上がって行きました。
 
「なんとなく、こうなりたい」。。これくらいの夢でも、自分で持っているのと何もないのとでは違ってきます。
今している勉強が、ただ「やらされているもの」だったり、「とりあえず次のテストのため」に頑張っていたものが、「自分のために」頑張れるようになるのです。
 
 

見る世界が変わる

 
大人でもそうですが、目標や夢を持つと、今までは気にもとめていなかった情報や、全く関係のないと思っていた分野の話などが、急に目に飛び込んでくることがありますよね?
 
行きたい方向を持つ、ということは、「今までとは違った視野を持つ」ということでもあります。
毎朝なんとなく読んでいる新聞やニュースも、目標や夢を持つことで、別の角度から捉えたり、自分の夢と結びつけたりしますよね。
 
これは、子どもでも同じです。
今までは「今の自分」からしか見えなかったことが、「目指す先にいる自分」から見えるようになります。少し高台から見渡すイメージですね!
 
 

大人が知っておくべきこと

 
2章でお伝えしたように、夢を持つメリットはありますが、だからと言って子どもにそれを強制することはナンセンスですよね?w
では子どもに「将来の夢がない」と言われたら、大人はどうしたらいいのでしょうか?
 

これからの時代に必要な力

 
1章でもお伝えしましたが、これからは特に、「警察官」「ケーキ屋さん」というような特定の仕事名が付いていなくても、自分が得意なことがそのまま「仕事」になっていく時代になります。
 
「やりなさい」と言われた勉強だけを真面目に、皆と同じようにこなしていく力が求められる時代もありましたが、これから先は、ただ言われたことだけを真面目にやるだけの仕事は、どんどんなくなっていきます。
 
これからは、自分が勉強したり経験したことを実際の問題解決に活かす力や、誰かに言われなくても自分で調べて自分で進めていける力が必要になってきます。
(まあ、これは子どもというよりは、大人にこそ必要とさせている力ですけどねw)
 
大人は、子どもに無理に将来の夢を持たせる必要はありませんが、
 
「いろんなことに関心を持ってもらうこと」「興味を持っていることや好きなことを、より深く取り組めるような場を提供すること」「何にも興味が持てないのなら、学校の勉強以外のことでもいいので、様々なことに触れてもらえる機会を作ること」、こういうことが必要なんだろうと思うのです。
 

子どもは何が得意?何をしている時が楽しそう?

 
子どもが、時間を忘れるくらい夢中で取り組むことは何でしょう? これをしている時は楽しそうだな、と感じることは何でしょう?
大切なのは、大人はそれをちゃんとわかっているということです。
 
もし、やっていて楽しそうなことがあれば、なるべくそれに関することに触れる機会を持たせてあげましょう。これは別に趣味だけとは限らず、学校の勉強でもいいのです。理科の勉強をしている時が楽しそうなら、教科書に載っていないこともどんどん自分で調べられるような手段や環境を提供するのです。
 
もし、特に興味を持っているものがないようなら、子どもの性格で合う合わないを決めつけずに、一緒にいろんな体験をしてみるのもいいと思います。
私の生徒さんで、親と一緒に陶芸祭りに行ったら、陶芸に興味を持った中学生がいました。渋すぎです(笑)
 

大人は何をしている時が楽しい?

 
子どもに、いろんな機会を提供したりサポートするのも大切ですが、じゃあ、私たち大人は何をしている時が一番楽しいでしょうか?
ビールを飲んで横になってテレビを観ているとき?(笑) それも(サイコーに)楽しいですがww
 
子どもってやっぱり、周りの大人をすごくよく見ています。私は一度、教室で生徒に「あれ?先生、なんかいつもより疲れてる?」と言われたことがあって(そのときは身内が亡くなって、何も考えられないくらい疲れていました)、子どもってよく見ているなぁ。。と痛感しました。
 
身近にいる大人が、「めちゃくちゃ楽しそうに生きている」「大変なことさえもバリバリと乗り切っている」「いい笑顔をしている」そんな姿を見せられたら、自然と子どもも、将来に夢を持てるのかなぁ。。などと思うのですが、いかがでしょうか?^^
 
 
 
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