英単語を覚えるのが苦手でも、
楽しく暗記できる方法とは?、、ということで
今回は、
「暗記が苦手でもできる、英単語の覚え方」の後編です。
前編では、
・小文字を完璧にする。
・3、4文字の動詞を覚える。
・動詞以外の3、4文字の重要単語を覚える。
・覚えた単語は、鉛筆で線を引いて消す。
という戦略だけお伝えしました。
さて、作戦を立てたところで、
次に単語の覚え方です。
ローマ字読みして覚えてもいい?
英単語を覚えるときに、
ローマ字読みして覚える生徒は多いのですが、、
(私もそのタイプでした)
例えば、
guitarだったら「グゥイタァラ」w
もちろん最初は、、
「覚えられるんだったら、どんな読み方でもいい」
のですが、
リスニング対策にもつながるので、
できれば、
その英単語の読み方で覚えるのがベストです。
読み方がわからない場合は、
「大人」に聞くか、
ググってみるか。
とにかく、その単語の「ほんとうの読み方」を
知っておいてください。
下準備
暗記ステージに上がる前に、
下準備をしておきましょう。
ピックアップ
まずは、
今回覚えたい単語をピックアップします。
前編でお伝えしましたが、
「単語を覚えられた!」という達成感を
カラダに刻むのが目的なので、
最初は5単語くらいで構いません。
読み方を書く
ローマ字読みではなく、
その単語の読みをするために、
読み方がわからない場合は、
「大人」に聞くか、
ググってみるか。
とにかく、その単語の「ほんとうの読み方」を
調べましょう。
読み方がわかったら
カタカナを振っても構いません。
意味を書く
英単語を暗記するときは、
意味もセットで覚えたほうが
効率がいいので、
意味が分からない単語は調べて、
単語の横に書いておきましょう。
これで下準備はおしまいです。
あとは、楽しく「やっつける」だけ!
残像と感覚機能をフル活用してやっつける
いよいよ英単語の暗記です。
しんどいなー、、
だるいなー、、
どうせ忘れるんだろうなー、、
と重い空気にならないように
ゲーム感覚でやってみましょう!
音と文字をつなぐ
さて、いよいよ覚え方です。
今回はread(読む)を例にとります。
まずはreadの単語をガン見しながら、
「リード」「リード」と2回読みます。
(この時、「レェアド」とローマ字読みしないほうがいいです)
次に、
目を閉じて「リード」「リード」と言います。
ここでのポイントは、
まぶたに「read」の残像を描きながら言う、ということです。
まぶたや脳裏に、
焼き付ける感じで、
できるだけ残像の色を濃くしてみましょう!
(これ、けっこう楽しいと思いますw)
残像のreadが途中で消えてしまったら、
もう一度始めから(ガン見から)やり直します。
ゲーム感覚でやってみてください。
文字と意味をつなぐ
残像でくっきりとreadと残るようになったら、
次は、
readをガン見しながら
「読む」ジェスチャーをしながら「リード」「リード」と
言います。
視覚、聴覚、体の動き、
いろんな感覚を使って、
刻み込んでいきます。
次に目を閉じて
ジェスチャー付きで「リード」「リード」。
残像が残っていますか?
書き出して定着
ここまできたら、
「リード」「リード」・・と唱えながら、
ノートや紙に書きなぐってください。
丁寧にゆっくり書いていると
忘れていくので、
「チャラ字」でOKです(笑)
覚えられたかも?というところで、
正解を隠して書いてみましょう!
覚えていなくても、
気にしなくていいですよ!
チェック
5つの単語を、
こんな感じでやっていって、
最後に5問、見ないで書けるか、
チェックしてみましょう。
1問しか完璧に書けなくても、
気にしないことが大切です。
楽しんでやったら、
1問覚えられちゃった!くらいでサクサクやりましょう。
征服感を味わおう
教科書のサイドバーにある
単語一覧で、
チェックで覚えられた英単語を
鉛筆で線を引いて消しましょう。
ここが一番、
快感を得られるようです(笑)
「よっしゃ!やっつけた!」
「4単語ゲットした!」
などなど、
ゲーム感覚で制覇していきましょう。
定着させるコツは、、
ちなみに、暗記したもののうち、
約50%が1時間後には忘れ、
24時間後には約70%忘れてしまうと言われています
なので、
最初のチャレンジで覚えられた単語も、
そうでないものも、
2〜3回くらい日にちを空けて繰り返すと、
かなりの定着率になります。
まとめ
今回お伝えした方法は、
うちのスクールで実際に取り入れているメソッドを、
私がさらに進化させたもので、
脳内に、
”アルファベットの羅列を覚える”という回路を
作っていくやり方です。
英単語の暗記だけではなく、
どんなことをやるにしても、
最初に「できた!」「意外にラクだった!」という感覚を
持ってもらうことが肝心です。
「征服感を味わおう」に関しては、一例ですので、
他にも楽しくパワフルに取り組める方法を
自分なりに作ってみるのもオススメです。
私の生徒さんの中には、
覚えていない単語に、細い付箋を貼っておいて
暗記が完了したら剥がす、というやり方で
ガンガン覚えている子がいます。
「どうやったらもっと楽しめるか?」
「もっと自分に合う工夫はできないか?」
という姿勢で取り組めるようになったら、
無敵です!
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