勉強しても成績が上がらない→成績が上がらないから勉強したくない→勉強しないから成績が上がらない、、
この無限ループにハマっている中学生は少なくないです。
 
いったんこのループにハマると、何がいけないのか、何を変えたらいいのか、なかなか自分では分からないものです。
 
今回は「中学生が成績を上げるために、変えるべき3つのポイント」をお伝えします。
まずはこの3つを変えることから取り組んでみてください。

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意識を変える

 
まず変えなければいけないのが「意識」です。「やらされている」という意識では、成績は伸びません。
この章ではどういうふうに意識を変えればいいのか?についてお伝えします。
 

まずは「成績を上げる」と決めよう

 
成績は「上がる」のではなくて、「上げる」ものです。気づいたら勝手に上がっているものではなくて、自分で「上げる」ものです。
 
まずは「成績を上げる」と自分が決めることです。決める、ということが大事です。
 
富士山に登りたかったら、「富士山に登るぞ」とまず決めるんです。散歩のついでに、気づいたら富士山に登っていた、ってことはありません(笑)
 
誰かに言われたからじゃなくて、自分がそうしようと決めたから、する。この意識が全ての基本です。
根拠も自信もなくても、「絶対成績を上げるぞ」と決めるだけで10点くらいは上がります(笑)
 

公言する

 
まずは決めることが大切ですが、次に大切なのはその決意を維持することです。人って、すぐ忘れてしまいますからね(笑)
 
よし!今日からがんばるぞ!と思っても、3日くらいすると「ないこと」になっているw
こんなことにならないように、「成績を上げるぞ」という決意をしたらぜひ、紙に書き出して見える場所に貼っておきましょう。
 
また、家族や友だちなどに公言するのも有効です。公言するには勇気が要ると思います。それは「逃げられない」環境に自分を追い込むからです。
 
勇気が要りますが、でも敢えて、自分を追い込んで、公言してみましょう。
 

周りのせいにしない

 
もう一つ、決めてほしいことがあります。それは「周りのせいにしない」ということです。
 
私の生徒さんの中にも、よく「あの先生の教え方が悪いから、点数が落ちた」と言うお子さんがいるのですが、
「〜のせいで、自分の成績が悪い」というふうに、周りのせいにばかりしていると、成績を上げることは絶対にできません。
 
なぜなら、「他人まかせ」だからです。他人が、自分のハンドルを握っているようなものです。目的地にたどり着くことはできません。
 
何があっても周りのせいにしない。
 
これを決めることも、とても勇気が要ることだと思います。なぜなら、先ほどと同じで「逃げ場がなくなる」からです。
 
でも、これを決められた人は、強いです。必ず変わります。
少し勇気が要りますが、「周りのせいにしない」と紙に書き出して、目に入る場所に貼っておきましょう。
 
 

「あれもこれも」を変えよう

 
なかなか成績が上がらないと、友だちが使っている参考書の方がよく見えたり、「この暗記法がいい」と聞くとそっちを試してみたり、目移りしてしまうと思いますが、そこはグッとこらえて1つのことを「やり込む」ことが大切です。
 
mini-max(ミニ・マックス)の原理と言って、良質のものを最大限に使い込むことで、最大限の力が生まれます。
 

1冊に絞って徹底的に繰り返す

 
学校で出されているワークは、学校の先生たちが何冊もの見本の中から選び抜いた良質のものです。
いろいろ目移りせずに、学校のワークを使い込みましょう。
 
1冊を徹底的に繰り返して、このワークから問題を出されたら絶対答えられる!というくらいにしましょう。
 
学校のワークというのは、たいてい宿題で出されると思うので、まずは宿題として解きます。こちらの記事で詳しく書きましたが、丸つけをしたら、間違った問題は必ず分析して解き直すようにしてください。
 
まだ覚え切っていないものは、そのページの余白や別のノートに何度も書いて覚える。
覚えた後に、もう一度解き直してみる。解説を読んで気づいたことをワークに書き込む。
解説を読んでも分からないところは付箋を貼っておく。などなど。
 
ワークがボロボロになるまで繰り返し使ってみましょう。
 
 

「知っている」と「できる」は違う

 
新しく習うことって、1回授業で聞いただけ・1回問題を解いただけでは、「できる」ようにはなりません。
自転車に乗るのも、かけ算の九九も1回練習しただけではできるようにはなりませんよね?
 
「できる」状態になるには、徹底的に繰り返すしかありません。
 
解き方を「知っている」のと、「解ける」のとは違います。
 
勉強しているけど点数が悪いというお子さんは、この「できる」のレベルまで到達していないことがほとんどです。
「知っている」レベルに留まったままテストを受けるので、問題が解けないのです。
 
自分は今「知っている」レベルか?「できる」レベルか?を意識してみてください。
 
 

「ダラダラ勉強」を変えよう

 
1日にどれくらい「本当に集中して勉強している時間」がありますか?
 
宿題だけで2時間もかかる、というお子さんも、実は途中でスマホを見たり、ゲームをしたり、問題を考えているうちに別のことを考えていたり、、というように
「勉強だけをしている時間」というのは意外に少なかったりします。
 

超集中を経験しよう

 
ダラダラ2時間勉強するよりも、30分超集中したほうが、勉強した内容がしっかり身につきます。
 
「ついダラダラしちゃう中学生にオススメの、勉強がはかどる方法」でも詳しく書いてありますが、まずは、あらかじめ「勉強を中断させるもの」を排除してから、勉強に取りかかりましょう。
 
また、たくさん時間があるときほどダラダラと勉強しがちですので、「宿題時間は50分だけ」と、いつもより短い時間で取り組んでみましょう。
タイマーを使うと、より効果的です。
 
いつもは2時間かけて終わらせているものを、半分以下の時間で取り組まなければいけないので、当然、友だちとLINEしている時間はありません。
「超集中状態」を一度経験すると、今まで自分がいかにダラダラ勉強していたかに気づくはずです。
 
勉強するときは「超集中」、休憩するときは勉強のことは考えない。こんなふうにメリハリをつける癖をつけましょう。
 
 

「ダラダラ授業」を変えよう

 
トップクラスの成績を維持しているお子さんに多いのが、「家での勉強は短時間で済ませ、授業は集中して聞く」というスタイルです。
自分の集中力のほとんどを学校の授業に使う、というのはとても効率的なやり方です。
 
授業中居眠りをしたり、ボーっと話を聞いたりするのではなく、その日に習うことは授業中に身につける、という集中力で受けてみてください。
 
「すぐに実践できる、授業に集中できる方法とは?」で書いてあるように、習った授業内容を他の人に説明しなければならない、というつもりで聞いたり、受けた授業にタイトルをつけたりすると、授業の要点をつかみながら、集中して授業を聞けるようになります。
 
 

まとめ

 
成績を上げるためにまず変えなければいけないのが、自分の意識です。
 
たとえ塾に通っていたとしても、塾の先生があなたの成績を上げてくれるわけではありません。あくまでも、その手助けをしてくれるのが塾の先生なのであって、実際に勉強に取り組むのは自分自身です。
 
成績を上げるためのたくさんの勉強法があります。いろんな工夫があります。ここには書ききれないくらいです。
 
それらはただの「テクニック」であって、「テクニック」があなたの成績を上げてくれるわけではありません。
 
そのテクニックを使う、あなた自身の取り組みで成績が上がるのです。
 
逆に言えば、「絶対、成績を上げる!」「周りのせいにしない!」と決めることさえできれば、半分は成功したようなものなのです。
まずは第1章でお伝えした「変えるべきポイント」を実行してみてください。
 
 
 
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