家で勉強しようと思うけど、ついダラダラしてしまって、気づくと今日ももう寝る時間!、、という経験はありませんか?w 時間の管理って、大人でもなかなか難しいですよね。
 
家庭学習が身についているお子さんと、そうでないお子さんの決定的な違いは、「時間を自分で管理できるかどうか」なのです。
 
では、どうやって時間管理をすればいいのでしょうか?
 
今回は「ついダラダラしてしまう家庭学習の、勉強時間を管理する方法とは?」についてお伝えさせていただきます。
 

 

リビング学習で時間管理する

 
 
いつもは自分の部屋で勉強している人で、なかなか時間管理ができないという人は、思い切ってリビングで勉強してみましょう。
 
部屋で一人で勉強すると、どうしても「誰も見ていない」という安心感から、つい、勉強を後回しにしてゲームしたりゴロゴロしたりしがちです。
 
リビングで勉強すると、「誰かがいる」というほどよい緊張感とほどよい安心感があるので、勉強の時間を管理しやすくなります。
 
こちらのリビング学習についての記事で詳しく説明しましたが、「思考系の勉強は向かない」「家族に了解を得る」ということに注意しましょう。
 
「家族に了解を得る」というのは、「テレビや会話の音量」に気を配ってもらう必要があるためです。また、家族に「毎日1時間だけリビングで勉強する」と伝えることで、「自分の勉強の時間を宣言する」ということにもなり、結果的に時間を管理しやすくなります。
 
 
 

タイマーを使う

 
中学生の家庭学習に、タイマーは最も効果的なツールだと言っても過言ではありません。この章では、タイマーの2パターンの使い方をお伝えします。
 

勉強する時間・休憩する時間を決める

 
時間の管理って、最初はなかなか難しいと思います。そこで、勉強する時間・休憩する時間をタイマーを使って管理してみましょう。
 
ついダラダラ過ごしてしまって、勉強が後回しになるという人は、「ダラダラする時間」をあらかじめタイマーでセットしたおくのです(笑)
 
そんなことしたらダラダラできない、と思うかもしれませんが、「あー勉強やらなきゃなぁ、、」「あーあ、今日もこんな時間までダラダラしてしまった」と罪悪感にかられるより、セットした時間内に心置きなくダラダラした方がいいじゃないですか!(笑)
 
同じように、勉強する時間もタイマーで管理してみましょう。慣れないうちは、少ない時間をセットすればOKです。
 
「20分だけ勉強しよう」と、自分で時間を決めて取り組む
普段ならダラダラしている時間を切り取って、勉強に充てる。こうやって少ない時間をコントロールしていくことで、時間管理の癖が身についていきます。
 
 

勉強する時間を計測する

 
あらかじめ勉強時間をセットしておくのではなくて、どれくらい勉強したのかを計測する、という方法もあります。
 
人って、時間を計るといつもより集中して取り組めるという習性がありますね。例えば、校庭を1周走るのも、タイムを計測することで俄然スピードが上がるものです(笑)
 
今日は何分勉強できたか?を計測する。単純な方法ですが、しっかり時間を管理して勉強に取り組むことができる方法です。
 
 

夜ご飯の前を勉強時間に充てる

 
毎日、勉強に取り組む時間帯を固定しておく、というのは時間管理がスムーズにできる方法です。
オススメは、必ず毎日すること(入浴や夜ごはん)の前後を勉強時間として固定することです。
 
中でも取り組みやすいのが、夜ごはんの前の30分を勉強時間にすることです。
これは、私の生徒さんが実際に取り組んだ方法なのですが、お母さんに「夜ごはんの準備に取りかかるよー」と伝えてもらう、という方法ですw
 
つまり「夜ごはんの準備するよー」というのを合図に勉強をスタートし、「ご飯だよー」の掛け声で勉強を終えるのです(笑) 
これ、お母さんの時間管理に便乗していますが(笑)、なかなかいい方法だなぁ、と思いました。
 
また、こちらの記事でもお伝えしましたが、満腹状態よりも空腹状態の方が、集中力や記憶力が高まるというデータもあるくらいなので、そういう意味でも、かなり効果的な方法ですね!
 
 

スタート時間を友だちと共有する

 
一人で時間を管理する、というのは中学生にとってはなかなか簡単なことではありません。観たいドラマもあるし、ゲーム、LINE、漫画などなど、家には誘惑がたくさんありますからね。
 
そこで、思い切って時間の管理を友だちと共有してみましょう。
メール・LINE・電話などどんな手段でもいいのですが、勉強をスタートする時に「今からスタート!」と、友だちに宣言するのです。終了報告は特にしなくても構いません。
 
そんなことに友だちを誘うのは、マジメみたいで恥ずかしい、という人もいるかもしれませんが、私の教室で実際にこの方法をやっている生徒さんたちは、全員、家庭学習の習慣が身についたと言っているので、勇気を出して誘ってみる価値はありますよ!
 
彼らは、LINEのグループを作って、そこで「スタート宣言」をしているみたいなのですが、1人が宣言すると、自分もやらなきゃ!という感じになるようです。
 
まあ、、たまに勉強とは全く関係のない話題で盛り上がって、勉強できなかった、というデメリットもあるようなのですが(笑)、得られるメリットから比べたら、それくらいいいんじゃないかな?と思っていますw
 
 

まとめ

 
 
 
部活から帰宅して、夜ごはんやお風呂を済ませ、なんとなくテレビやゲームで時間を使ってしまい、寝る時間を削って宿題をする。
そんな生活パターンに陥っているなら、すぐにでも「時間管理」というテーマに取り組むべきです。
 
もちろん、中学生にとって、勉強時間を管理するって、なかなか簡単なことではないと思います。でも、時間を自分で管理する、ということができない限り、宿題の締め切りやお母さんの小言など、周りの状況に管理されることになります。
 
時間を管理する、ということは、自分をしっかりコントロールするということでもあります。つまり、「時間管理=自己管理」なんですね。
 
毎日の生活の中には、「今日勉強できなかった言い訳」に使えるようなものがたくさんあります、よね?(笑)
また、「これが終わってから勉強しよう」とつい後回しにしてしまうような誘惑もたくさんありますよね?(笑)
 
それらを全て排除しろ、というのが時間管理ではありません。苦しいだけだと長続きしませんからね。
 
それらに、どういうふうに向き合うか? どれをやってどれをやらないのか? 
 
勉強を妨げるたくさんの誘惑や状況に振り回されるのではなく、自分が主導権をしっかり握ることが大切です。
 
時間を管理する力がつくと、周りに振り回されるのではなく、自分がコントロールできるようになります。
 
管理する、という言葉は少し固苦しく聞こえるかもしれませんが、自分のことは自分が管理する、という状態になった方が、実はものすごく自由なんです。
 
今は、勉強時間を管理するゲーム感覚のアプリなども多数あります。そういうのを使って取り組んでみるのもいいですね!
 
 
 
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