新年度から、新しい習い事をスタートさせたい。
そう思われている方は多いですよね?
 
でも、、
 
毎日毎日、
新聞やフリーペーパーに大量に挟まれている
習い事のチラシ・・・
 
 
一体、
何を参考にしてスクールを決めればいいの??
 
 
 
口コミ?
子どもの意見?
月謝?
 
 
 
今日は、
「スクール選びの”ちょっとシビアな”3つのポイント」
お伝えします。
 
 
せっかくこの業界に17年間いるので、
あまり他では聞けないようなポイントを
バッサリやりますよ〜w
 
 
*どの分野を習うかが決まっていて、
お子さまに習いたい意思がある、という前提です。

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物理的に長く続けられるのか?

 
 
物理的に。
 
というのは、もちろん
「経済的に」
ということも含んでいます。
 
 
 
シビアすぎますか?(笑)
 
 
でも、これ
実はめちゃくちゃ大切なんです。
 
 

長く続けるために必要な物理的要素

 
塾じゃなくても、
何か「お稽古」系の習い事でもそうですが、
 
 
パパッとやって成果が出ることなんてないので、
 
できたら長く続ける方が
理想的なわけです。
 
 
 
その時に、
 
 
毎回発生する物理的なこと・・・
 
 
つまり、
月謝や送迎、クラスの時間帯など。
 
 
 
そういう物理的な部分に
支障がありすぎると、
 
 
せっかく子どもさんはやる気だし、
上達もしてきたのに、
 
止むを得ず辞めなければならない・・・
なんてことにもなりかねません。
 
 
候補に挙がっている教室の月謝は、
無理がかからない金額か?
 
 
年更新費、教材費、冷暖房費、、など、
月謝以外に
想定外でかかるものはないか?
 
 
送迎は、
長く続けるのに無理がかからないか?
 
などです。
 
 
 

見落としがちな「送迎」の負担

 
 
お金のことは目に見えているので
考えやすいですが、
 
意外と盲点なのが「送迎」です。
 
 
 
私のスクールでも実際ありましたが、
 
 
共働きで送迎ができないため、
おばあちゃんに全て頼んでいたら、
 
結局おばあちゃんにムリがかかり過ぎることが
すぐに分かって、
 
 
スタートして2か月目で
続けることを断念した。。。
 
というケースもありました。
 
 
 
それとは逆に、
 
「おばあちゃんに頼むのは、他のことも頼んでいるから
申し訳なくてとてもできない」
 
というお母さんもいて、
 
 
その方は、
塾の日だけ仕事を切り上げて帰っていましたが、
 
結局欠席することが多くなり、
 
続けられなくなりました。
 
 
 
突発的な事情で、
辞めざるをえなくなるのは仕方ないですが、
 
あらかじめ、
検討可能な「物理的なこと」は、
しっかり検討しておく必要があります。
 
 
 

教える人は正社員?バイト?

 
 
特に「学習塾」「英語教室」などに多いのですが、
募集段階では正社員だけど、
教えるのはバイト、というケースが結構
多いのです。
 
 

バイトでも素晴らしい講師もいる

 
もちろん、
「バイトはダメで、正社員ならOK」と決めつけているわけでは
ありません。
 
 
バイトの人でも、
すごく情熱を持って子どもと接してる人もいるし、
 
正社員でも、
いい加減な気持ちで仕事をしている人もいます。
 
 
ですが、
私がお伝えしたいのは、
こういう「人柄」的なことではないのです。
 
 

正社員はたいてい経営に携わっている

 
習い事業界に”正社員”で働いている人、
というのは、
普段は「先生」「インストラクター」「講師」であっても、
 
実は、
たいていは、
そのスクールの経営に携わっているのです。
 
 
どうしたら、そのスクールがもっと良くなるか?
どうしたら、お客さまの満足度を高められるか?
もっといい指導方法はないか?
もっとたくさんの人に入会してもらうために、
どこを改善したらいいか?
 
 
そういったことに、
日々取り組んでいるので、
 
責任感がハンパじゃないです。
 
 
忘れ物を、家に届けてあげる。
ちょっと落ち込んでいた子には、次の日に電話をしてあげる。
保護者の不安がないか、
定期的にフォローをする。
 
 
そういう、
「え、そんなこと」という小さなことの積み重ねが、
 
満足して通っていただくための
礎になる。
 
と身にしみて分かっているはずなのです。
 
 
バイトで、授業だけしに来る、という人と
比べると、
 
 
その人の情熱や人柄は置いておいて、
 
 
決定的に
「顧客への対応」が違います。
 
 
なので、
 
ほんとにシビアなことを言いますが(笑)
 
 
募集や運営は正社員だけど、
教えるのはバイト。というスクールは、
 
そのスクールによっぽどの魅力がない限り、
私だったら選ばないかなぁ、、
 
というのが本音です。
 
 
 

退会方法が公開されているか?

 
 
「退会する時は、どうすれば辞められるのか?」
 
これ、けっこう盲点ですが、
ぜひ入会前に確認しておいてほしい点です。
 
 
ちなみに、うちの教室は、
入会されるときに必ず、
「退会するときの申し出期限・方法」を
お伝えするようにしていますが、
 
これを口頭で伝えないスクールは、
意外に多いのです。
 
 

入会する時に、退会のことまで考えられない

 
これから習い事がスタートする、というときは、
子どもさんも保護者の方も、
ワクワクと希望に満ちているわけです。
(塾であれば、最もやる気がみなぎっているときです)
 
 
なので、
「退会したいときはどうしたらいいのか?」
 
という質問は、
お客さまの方からはなかなか出てきません。
 
 
 
そのスクールを辞めるときになって初めて、
 
「退会手数料が必要だった」
「退会月の3か月前に言わないとダメだった」
「退会しても、教材費の分割は支払わないとダメだった」
 
などというような「退会規約」を初めて知る方も
少なくないと思います。
 
 

”会員規約”を渡すだけのスクールはダメ

 
 バッサリと言いますが、
 
入会するときに、
「退会方法」を口頭で説明してくれないスクールは、
 
ダメです。
 
 
”会員規約”にたとえ表記されていても、
 
今からスタート!というときに
退会項目までは、なかなか読まないからです。
 
 
 

辞めるのに3か月かかるところもある?!

 
 
そして、もっと言うと、
 
 
「退会月の3か月前に言わないと、
その月に辞められない」
 
 
というスクールは、
どうかと思います。
 
 
 
会費の引き落とし日の関係で、
前の月の20日までの申し出が必要。
 
というくらいなら分かりますが、
 
 
3か月前、2か月前、、というのは
あんまりです。
 
 
習うのは、
まだ小さな子どもです。
たとえ高学年であっても、
まだ子どもです。
 
 
子どもの習い事で、
辞めるのに3か月も待たなきゃダメって、
 
個人的にはオススメできません。
 
 
 
どこのスクールにしようかな?と
問い合わせをするときは、
 
ぜひ、「退会方法」も聞くようにしてください。
 
 
 
 

追伸

 
 
以上、スクールを選ぶときの、
見落としがちなポイントをお伝えしました。
 
 
がっつり書いておいてアレですが、、、
 
あくまでも
「見落としがちな」ポイント、です(笑)
 
 
「子どもに、習いたい意思があるか?」
 
「保護者の方の目で見ても、
信頼できそうなスクールか?」
 
「子どもと先生の相性が良さそうか?」
 
 
これらのポイントを踏まえた上で、
候補がいくつかある時に
参考にしてみてくださいね!
 
 

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