こんにちは、ブレイクスルー学習コーチの
Izumiです。
 
 
今回も読んでいただき、
ありがとうございます。
 
 
 
さて今回は、
 
勉強をしても
なかなか平均点以上を取れないお子さんに、
 
ぜひ取り入れてほしい勉強法について
お伝えしますね。
 

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1、自分の意識を見直す

 
一番変えるべきポイントは、「意識」です。
 
「やらされている」という意識では、
成績は伸びません。
 
この章ではどういうふうに意識を変えればいいのか?
についてお伝えします。
 
 

(1)まずは決めよう

 
成績は「上がる」のではなくて、
「上げる」ものです。
 
気づいたら勝手に上がっているものではなくて、
自分で「上げる」ものです。
 
 
まずは「成績を上げる」と自分が決めることです。
決める、ということが大事です。
 
 
富士山に登りたかったら、
「富士山に登るぞ」とまず決めるんです。
散歩のついでに、気づいたら富士山に登っていた、
ということはありませんからね!(笑)
 
誰かに言われたからじゃなくて、
自分がそうしようと決めたから、する。
 
この意識が全ての基本です。
 
 
 
 

(2)公言する

 
次に大切なのはその決意を維持することです。
 
人って、すぐ忘れてしまいますからね(笑)
 
こんなことにならないように、
「成績を上げるぞ」という決意をぜひ、
紙に書き出して見える場所に貼っておきましょう。
 
 
また、家族や友だちなどに公言するのも
有効です。
 
公言するには勇気が要ると思います。
それは「逃げられない」環境に自分を追い込むからです。
 
でも敢えて、自分を追い込んで、公言してみましょう。
 
 
 

(3)周りのせいにしない

 
3つ目に大切なことは、
「周りのせいにしない」ということです。
 
 
「あの先生の教え方が悪いから、点数が落ちた」
「今回は、テストの問題が変な問題ばかりだった」
 
などという言葉を言っていませんか?
 
 
「〜のせいで、自分の成績が悪い」というふうに、
周りのせいにばかりしていると、
成績を上げることは絶対にできません。
 
 
なぜなら、「他人まかせ」だからです。
 
他人が、自分のハンドルを握っているようなものです。
目的地にたどり着くことはできません。
 
 
何があっても周りのせいにしない。
これを決めることは、とても勇気が要ることだと思います。
なぜなら、先ほどと同じで「逃げ場がなくなる」からです。
 
でも、これを決められた人は、強いです。
必ず変わります。
 
少し勇気が要りますが、
「周りのせいにしない」と紙に書き出して、
目に入る場所に貼っておきましょう。
 
 
 
 

2、取り組み方を見直す

 
この章では、
具体的にどのように行動を変えればいいのか?
についてお伝えします。
 
 

(1)平均点を超えられない理由

 
 
勉強を全くしていないわけではないのに
なかなか平均点を超えられない
大きな理由の1つが、
 
 
『基礎が徹底されていない』
 
ということ。
 
 
なんとなく覚えている」
なんとなく理解している」
なんとなく解ける(気がする)」
 
 
という状態で
「勉強した(つもり)」になってしまっているわけです。
 
 
特に、
その単元の基礎問題が
『なんとなく』のままになっていると、
 
当然、
少し応用の効いた問題には
歯が立ちません。
 
 
 
また、
『なんとなく勉強』が癖になっていると
 
 
たとえ基本的な問題であっても、
テストになると間違えてしまい、
点数が取れない、
 
ということになります。
 
 
 
「家だとできるのに
テストだと間違えてしまう」
 
「できる問題を
頻繁にミスってしまう」
 
 
という場合は、
 
『なんとなく勉強』になっている可能性が
高いですね。
 
 
では、
日頃の勉強をどういうふうに
取り組めばいいか?
 
 
ということについて
お伝えしますね!
 
 
 
 

(2)1冊に絞って徹底的に繰り返す

 
 
なかなか成績が上がらないと、
 
友だちが使っている参考書の方がよく見えたり、
「この暗記法がいい」と聞くと
そっちを試してみたり、
 
目移りしてしまうと思いますが、
 
そこはグッとこらえて1つのことを
「やり込む」ことが大切です。
 
 
mini-max(ミニ・マックス)の原理と言って、
 
「あれもこれも」に手を出すのではなく、
良質のものを徹底的に使い込むことで、
最大限の力が生まれます。
 
 
・1冊の問題集を
・徹底的に
 
 
この2点がポイントです。
 
 
 
学校で出されているワークは、
先生たちが何冊もの見本の中から
選び抜いた良質のものです。
 
 
いろいろ目移りせずに、
学校のワークを使い込みましょう。
 
 
1冊を、徹底的に繰り返して、
このワークから問題を出されたら
絶対答えられる!
 
というくらいにしましょう。
 
 
 
 

(3)基礎問題をやり込む

 
 
平均点を超えるには、
学校のワークの基礎問題を
3回以上解くことが大切です。
 
 
部活などで忙しく、
そんなに時間がないという場合は、
 
 
「間違えた問題」だけでも
3回解くようにしてみましょう。
 
 
ですが、
 
ただ3回解いて
答えを丸暗記するだけでは
 
力はつきません。
 
 
テストで全く同じ問題は
出ないかもしれないからです。
 
 
なので、間違えた問題を
解き直す時は、
 
 
なぜ間違えたのか?を考える
分からなかったら解説を読む
知識があやふやだと思ったら
その単元の教科書も読む
その上で解き直す
 
 
というステップを
入れるようにしてみましょう。
 
 
 
『なぜ間違えたのか?を考える』
『その上でできるようにする』
 
 
↑  ↑  ↑
 
ここが、
平均点を超えられるかどうかの
境目です。
 
 
 
じゃあ、なんで1回解き直すだけじゃ
ダメなの?
 
 
ということですが、
 
 
 
1回だと、忘れちゃうからです笑
 
 
 
テストで、
 
「あー、これやったことあるなぁ、
なんだっけ?」
 
という状態になってしまうのは、
 
 
単純に、絶対量不足が原因
 
 
 
1回解き直して、
できるようになったら、
 
 
もう一度解き直してみましょう。
 
 
そして数日後に
駄目押しでもう一度解き直す。
 
 
 
これくらい『徹底』すると、
確実に平均点を超えられるようになります。
 
 
 
 

(4)「知っている」と「できる」は違う

 
ほとんどのことは、
1回授業で聞いただけ・1回問題を解いただけでは、
「できる」ようにはなりません。
 
 
自転車に乗るのも、かけ算の九九も
1回練習しただけでは
できるようにはなりませんよね?
 
 
「できる」状態になるには、
徹底的に繰り返すしかありません。
 
 
 
解き方を「知っている」のと、
実際に「解ける」のとは
 
全く別のステージなのです。
 
 
勉強しているように見えるけど
平均点を超えられない、
というお子さんは、
 
 
『なんとなく分かる』
『なんとなく知っている』
 
というところで
勉強を終了してしまっている場合が
ほとんどです。
 
 
「知っている」レベルに留まったまま
テストを受けると、
 
 
「あれ?基礎問題なのに解けない」
 
「知ってるはずなのに、思い出せない」
 
 
ということになるわけです。
 
 
ぜひ、勉強の取り組み方を見直して、
1冊を徹底的に使い込んでみてくださいね!
 
 
 
 
 

3、集中できているかを見直す

 
 
勉強はしているけど平均点を超えられない、
というお子さんにぜひ見直してほしいポイントがあります。
 
『本当に集中して勉強をしているか?』
ということです。
 
 
1日にどれくらい
「本当に集中して勉強している時間」がありますか?
 
宿題だけで2時間もかかる、
というお子さんの中には、
 
実は途中でスマホを見たり、ゲームをしたり、
問題を考えているうちに別のことを考えていたり、、
 
という感じで、
「純粋に勉強だけをしていた時間」というのは
意外に少なかったりします。
 
 
 
まずは「本当に集中している時間」というのを
経験してみましょう。
 
 
途中でゲームやLINEなどをしながら
ダラダラ2時間勉強するよりも、
 
30分でいいので超集中して勉強してから
思いっきり遊ぶ方が、
精神的にも苦しくないはずです。
 
 
こちらの記事でも詳しく書いてありますが、
 
まずは、
あらかじめ「勉強を中断させるもの」を排除してから、
勉強に取りかかりましょう。
 
 
また、たくさん時間があるときほど、
ダラダラと勉強しがちですので、
 
「宿題時間は30分だけ」というように、
いつもより短い時間で取り組んでみましょう
 
タイマーを使うと、より効果的です。
 
 
いつもは2時間かけて終わらせているものを、
半分以下の時間で取り組まなければいけないので、
 
当然、友だちとLINEしている時間はありません。
 
「超集中状態」を一度経験すると、
今まで自分がいかにダラダラ勉強していたかに
気づくはずです。
 
 
勉強するときは「超集中」、
休憩するときは勉強のことは考えない。
 
こんなふうにメリハリをつける癖をつけましょう。
『超集中状態に入る方法』はこちらの記事を読んでみてくださいね!
 
 
 
 
 
 

4、まとめ

 
 
成績を上げるためにまず変えなければいけないのが、
自分の意識です。
 
たとえ塾に通っていたとしても、
塾の先生があなたの成績を上げてくれるわけではありません。
 
あくまでも、
その手助けをしてくれるのが塾の先生なのであって、
実際に勉強に取り組むのは自分自身です。
 
 
成績を上げるためのたくさんの勉強法があります。
いろんな工夫があります。
ここには書ききれないくらいです。
 
 
ですが、勉強法を「知った」だけでは
点数を変えることはできません。
 
ここでお伝えした勉強のやり方を、
少しでもいいので普段の勉強に取り入れてみる。
 
そのことで、
変化を作ることができるのです。
 
 
今のあなたの「結果」というのは、
過去のあなたの「行動」から生まれています。
 
つまり、
「今までと同じ勉強のやり方」をしている限り
なかなか平均点を超えることはできない、
ということです。
 
 
1冊の問題集を3回繰り返すなんて、めんどくさい!
 
と、もしかしたら思うかもしれませんね(笑)
 
でも、『今まで自分がしてこなかったこと』をしない限り
得られる結果は今までと同じです。
 
 
ぜひ、小さな一歩を踏み出してみてくださいね!
 
 
 

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