こんにちは、自学力パーソナルコーチの
Izumiです。
今回も読んでいただき、
ありがとうございます。
さて、
あなたのお子さんは、
どんなふうに授業のノートを
とっていますか?
『先生が黒板に書いたのを丸写し』
↑こんなふうになっていませんか?^^
黒板にたくさん書く先生だと、
授業中、
ひたすら板書をノートに写して終わり・・・
なんてことになっている中学生も
多いですよね。
実は、
このノートの取り方では、
なかなか授業の理解度が上がらないんですよね。
ということで、
今回は授業の理解度&点数を上げる
効果的なノートの取り方を
お伝えしますね!
板書丸写しはナンセンス
ほとんどの先生が、
『話しながら板書する』という
スタイルだと思いますが、
そもそも人間の脳は、
2つのことを同時に完璧にする、
ということが苦手です。
例えば、
LINEの返信をしながら、
人の話を聞くと、
どうしてもどちらかが疎かになりますよね笑
なので、
板書をノートに書き写しながら、
かつ、
先生の話も同時に理解する、
というのは、かなり厳しい。
どうしても意識が
『写す』ことに行ってしまうからです。
板書をただ丸写しするノートの取り方だと、
理解することが
疎かになってしまうんですね。
では次に、
ノートの取り方のポイントを
お伝えしますね。
ノートをとるポイント
授業の目的は何かというと、
【理解する】ということ。
ですよね?^^
決して、
『板書を写す』が目的じゃない笑
なので、
授業中は、
板書を写すことに集中するのではなく、
先生が『話す』内容を理解することに
全集中しましょう。
ノートを取るポイントは、
先生の話を全集中で聞いた上で、
【自分が分かったこと】
【先生が大事だと言ったこと】
【説明を聞いてもよく分からなかったこと】
を中心に、
ノートにメモするように
してみましょう。
最初は『丸写し』しないことに
不安を覚えるかもしれませんが、
『板書の再現』は、
丸写しをしている友達に
見せてもらうことだってできますよね^^
*ただし、
先生が言葉で説明した内容を、
図などで分かりやすく
書きながら解説し直すような場合は、
丸写しが有効です。
また、
その授業の要点を簡潔に
黒板にまとめてくれるような時も、
丸写しオッケー!
とにかく、
『ノートに書き写す』が目的ではない
ということを
覚えておきましょう!
実力をつけるノートの使い方
最後に、
さらに実力をつけたい人のためにオススメの、
具体的な方法を3つお伝えします。
予習とセットにする
1つ目の方法は、
『予習』をセットにすること。
予習と言っても、
そんなに時間がかかるやり方ではなく、
あらかじめ次の日に習う範囲に
サッと目を通すだけでオッケー。
その際、
・自分なりに大事なんじゃないかなーと
思うポイント
・よく分からないポイント
・興味が湧いたポイント
に印をつけておきます。
(教科書に線を引くなど)
次の日の授業では、
2章でお伝えしたように、
『授業理解』に全神経を集中させ、
自分が前日にチェックしておいた
上記のポイントを中心に
ノートにメモを取ると、
効率よく授業を理解することができます。
今日の授業の要点を自分で書く
2つ目の方法は、
その日の授業が終わったら、
ノートの最後に、
自分で要点を書き入れる、という方法。
ひと言でもいいし、
図でまとめてもいいし、
公式だけを書き写してもオッケー。
とにかく、
『今日の授業で一番大事なのはコレ』
というポイントを、
自分で考えて書いてみましょう。
これをすると、
テスト直前の見直しが効率よくできる上に、
『この授業の要点は何だろう?』
と頭を働かせながら、
授業を受けることができるので、
理解が深まります。
復習とセットにする
3つ目の方法は、
『復習』とセットにするやり方。
まず、
授業のノートを取るときに、
あらかじめ余白を多めにとっておきます。
オススメは、
ノートの下半分を空白に^^
その日の家庭学習で、
今日習った範囲の学校のワークを
解いてみて、
(基礎問題のみでもオッケー)
間違えた問題を、
その余白に書き入れておく、
というやり方です。
すぐに
ノートにもう一度解き直してもいいし、
問題だけ書き写して、
テスト勉強で解き直すのもオッケー。
授業の内容が、
そのページの上半分に書かれているので、
テスト勉強で使いやすいですね!
以上、
具体的な方法を3つお伝えしましたが、
大切なのは、
・授業中は授業を理解することが優先
・ノートは実力をつけるために
使い倒す
ということ。
何のためにノートを取るのか?
という『目的』を考えて、
有効活用するようにしましょう!