こんにちは、自学力パーソナルコーチの
Izumiです。
今回も読んでいただき、
ありがとうございます。
さて今回は、
夏休みに、
受験生にぜひやってほしいことを
お伝えさせていただきます。
結論から先に言うと・・・
１、基礎力を上げる
２、モチベーションを上げる
３、基準値を上げる
『３上げ』ですね（笑）
では順に解説していきます。
１、基礎力を上げる
夏休みは授業がストップするので、
苦手教科や苦手単元を
一気に攻略するチャンス！
この時期を逃すと、
なかなか「思い切った復習」が
できなくなるので、
覚悟を決めて（笑）
ガッツリと基礎固めをしましょう。
オススメの戦略は、、、
１）得意教科の中の苦手な単元に絞って
基礎を徹底的に固める
２）苦手教科の中の、
そこまで苦手ではない単元の基礎を固める
３）苦手教科の中の、
全く分からない単元の基礎を固める
この優先順位で取り組むこと。
つまり、
（１）まずはあなたのお子さんの「得意教科」を
補強して、
安定して点数が取れる『エース』にする、
ということですね。
（２）次に、苦手教科の克服は、
精神的にもヘビーだと思うので、
苦手教科の中の「そうでもない単元」に
絞って、
底上げしてみましょう！
＊例えば、
理科は苦手だけど、
生物系はそこまで嫌じゃない、
という場合は、
生物系の基礎力を底上げするわけですね。
さて。
ここで終わってしまいたいところだと
思いますが、
（３）に思いっきり時間を使えるのが
夏休み！！
YouTubeの授業などを
活用しながら、
教科書やワークに載っている例題を優先に
マスターするようにしましょう！
２、モチベーションを上げる
中３の夏休みは、
学力だけでなく、
高校入試へのモチベーションを
上げておくことも大切。
ここからの７ヶ月間、
「受験勉強イヤだなー」
「でもやらないといけないしなー」
「だるいなー」
という気持ちで勉強に取り組むのと、
「毎日少しでもレベルアップできるように
がんばろう」
「あの高校に行きたいから、１つでも苦手を潰しておこう」
という気持ちで取り組むのとでは、
そりゃあ、
力のつき方が大きく変わってきますからね！
「〜しなきゃいけない」という
受け身の勉強では
精神的にも追い詰められていくことになります。
もし、
まだ志望校が決まっていないようなら、
少し時間をとって、
高校の特色やレベル感などを調べたり、
実際に足を運んでみるのがオススメ。
「ここ、いいな〜」
「行きたいな〜」
という気持ちは、
ブレないモチベーションになるはず。
「制服かわいいなぁ〜」
「校舎がオシャレだなー」
と言った、
（大人から見たら）邪道な動機でもオッケー！笑
また、
合格体験談を読んだり、
「ビリギャル」など、
逆転ストーリーの映画を観るのもオススメです。
３、基準値を上げる
この夏休みにぜひ「上げて」ほしいのが、
『自分の基準値』です。
『基準値』とは・・・
もともとは、
健康診断などで使われる言葉ですが、
ここで使っているのは、
自分が「普通・当たり前」だと思っている数値、
という意味。
「勉強の基準値を上げる」
ということは
あなたのお子さんが、
「今日はちゃんと勉強したなー」
と思えるボーダーラインを上げる、
ということです。
例えば、
「ワークを３ページやる」
というのが
今のお子さんの基準値だとしたら、
この夏休みを使って、
「勉強といえば、
ワーク６ページは普通」
という感じで、
「普通」と感じる基準を上げるわけです。
これをやっておくことで、
９月以降の勉強の『質』が上がり、
グンと力をつけることができます。
じゃあ、どうやって『基準値』を
上げるのかというと・・・
・自分より『勉強の基準値』が
高い友達と一緒に勉強する
・みんなが勉強している環境に行って
勉強する（図書館や自習室など）
・やったことがない量をこなしてみる
などなど。
最初の２つは『環境』の力を借りる方法で、
比較的簡単に基準値を上げることが
できますが、
そういう環境がない、というお子さんは、
３つ目の方法を試してみましょう！
「１日１０時間、勉強する」
「英単語を１日で２００個覚える」
など、
めちゃスパルタですが（笑）
「限界」を超える量をこなしてみる
ことで、
確実に基準値が上がります。
フルマラソンを走ったら、
毎日のジョギングの基準値が上がる、
というイメージですね！
一人だと心が折れてしまいそうなら、
友だちと、
「夏季特訓ごっこ」で
勉強漬けになってみるの、あり！
少しゲーム性を持たせて
やってみてくださいね。
