先日LINE@に、中2のお子さんのお母さまからこんな質問をいただきました。
「英単語が覚えられなくて、苦労しているようです。
スペリングテストや定期テストでも、単語がわからなくて結構点数を落としていますが、
模試や実力テストなどは、長文問題がほとんどなので、単語がわからなくて読めない、と言っています。
いい勉強法ってありますか?」
私も中学生の時は、本当に苦労したので、気持ちはわかります。
今回は「なかなか英単語を暗記できない中学生にオススメの、英単語の覚え方とは?」をお伝えさせていただきます。
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英単語が覚えられない3つのパターン
「英単語が覚えられない」のには、3つのパターンがあります。まずは、3つのパターンについてお伝えさせていただきます。
絶対量が足りていない
暗記が得意な人って、クラスに何人かはいますよね? 英単語も、さっと見ただけで、または1・2回書いただけでバッチリ覚えられちゃう人っています。
そういう人は、もともと暗記が得意なわけです。まあ、これは「短距離走が得意」みたいなもので、「あいつだけずるい・・」と言ってもしゃあないわけです(笑)
そういう、暗記が得意な人に、練習量の基準を合わせていると、全く覚えられないことになります。
実は「英単語が覚えられない」と言う中学生の6割くらいは、この「練習量が足りていない」に当てはまります。
「3日以内に、テスト範囲の単語を全部覚えないとゲームをすべて没収」と言われたら、なんとか覚えられるはず(笑)
とにかくしつこく何度も繰り返し、声に出したり書いたりしながら練習しましょう。
また、人は、「文字を覚えて20分後には42%忘れる。1時間後には56%、1日後には74%、1週間後には77%忘れる」と言う、忘却曲線というものが存在します。
つまり、覚えたつもりの単語も1日後には7割以上忘れてしまうのです。一度覚えたものを、とにかく反復して頭と体に叩き込む、ということが大切です。
意味と一致できない
2つ目のパターンは、「パッと英単語を見ても、日本語の意味がわからない」というパターンです。
英単語って、もちろん「正しく書ける」「意味が分かる」、この両方とも必要なのですが、どちらをまず攻略すべきかというと、前者です。
なぜなら、意味とセットにした方が、断然「書ける」ようになるからです。
また、中1は別ですが、中2・3の英語のテストって、長文が読めてナンボです。最悪、書ける単語が少なかったとしても、意味が単語と一致していれば長文はなんとか読めます。
このパターンについての勉強法については、2章で詳しくお伝えします。
書けない
3つ目のパターンは、「書いても書いても覚えられない」「せっかく暗記したのに、テストの時にはうろ覚えになってしまって、スペルミスが異様に多い」というパターンです。
このパターンになっていると、確実に点数が取れるような基本問題を落としたり、分かっているのにスペルが思い浮かばないから書けなかったりすることになります。
これの対策としては、1つ目のパターンでお伝えした「反復練習」が足りていないことが一番の原因なのですが、
それにプラスして、より覚えやすくなるコツがあるので、3章で詳しくお伝えします。
英単語の意味を覚える方法
教科書を読み込むべし!
よく言われることですが、教科書の音読は重要です。暗唱できるくらい何度も読むことがベストですが、最低でもスラスラとリズミカルに読めるくらいまで、音読してみましょう。
音読は、最も負担の少ない勉強法なので、取り組みやすいと思います。しかも、効果は絶大です。音読は、「英単語暗記」「英語の構文把握」「長文への対応力」など、すべての項目につながる基礎練習です。
英単語を覚えるには、「読める」ということが絶対条件になるので、必ず音読は取り入れるようにしましょう。
音読のスゴさ!
中1の英語は単文(1つの英文)中心ですが、中2以降は複文(1つの英文に、2つ英文が含まれる)が多く出てきます。しかも、英文の構造が複雑になります。
それを1つ1つ理屈で理解しようとするとかなり大変ですが、理屈抜きで「言える」状態にした後なら、理屈を入れるのは簡単なのです。
音読をすることで、理屈抜きで構文を体に覚えさせることができるのです。
また、先ほどお伝えしたように、英単語を覚えるために「読める」ということは絶対条件です。教科書の音読を何度もしていることで、大量の英単語・熟語を覚えるハードルが低くなります。「口が勝手に言えている」からです(笑)
「be動詞 different from」という熟語をわざわざ覚えなくても、すでにセットになって言えているので、「different と来ればfrom」が出てきますよね(笑)
イメージで意味を一致させる
教科書の音読がスラスラできるようになったら、英単語に日本語の意味をくっつけましょう。
ポイントは、「言葉」で覚えるだけではなく「イメージ」をセットにして覚えることです。
例えば、「come into〜=〜に入ってくる」と言葉だけで覚えるのではなくて、頭の中で誰かが部屋に入ってくるのを映像でイメージするのです。
「言葉として覚える」「映像をイメージして覚える」この2つを並行することで、左脳だけではなく右脳も働いている状態になるので、記憶力が高まります。
また、人って、「文字」で見たことよりも「映像」で見たことの方が、だんぜん記憶に残りやすいので、ぜひ試してみてください。
書けるようにする方法
単語の暗記に向いている時間帯
睡眠は、体力を回復させる・成長を促す・情緒を安定させるなど、たくさんの働きがありますが、「記憶を整理して定着させる」という働きもあります。
これを利用して、就寝前に10分ほど単語を覚える時間を設けるのは、効果的なやり方です。加えて、朝起きてから数分ほど、昨夜覚えた単語を軽く復習する時間を設けると、より効果的に覚えられるようになります。
声に出してひたすら書く
「単語が書けない」。ここでつまずいている人はかなり多いのですが、これはもう、練習あるのみです。
すぐに覚えられる人もいれば、何回書いても覚えられない人もいると思いますが、これはもうしょうがない。コツコツと毎日続けるのみ、です。
覚えやすくなるコツは、「声に出しながら書く」ということです。2章でお伝えした「音読」がきっちりできていて、先ほどの「イメージで意味をセットにする」ということができていれば、かなり暗記しやすくなっていると思います。
また、1章でお伝えした「忘却曲線」を意識した練習も必要です。つまり英単語を書けるようにするためには、「反復練習」が欠かせません。反復練習をしないと、確実に定着しないのです。
ポイントは、声に出しながら何度も書く練習をしたら、1時間後に自分でテストをしてみることです。そこで書けなかったものを、再び声に出しながら練習し、そこから1時間後にテストをしてみてください。
これは、「人間は覚えたことを、1時間後には56%忘れる」ということを超えるためです。
さらに、24時間以内にもう一度、覚えた単語を書き出してみると定着率がグンと上がります。
忘却曲線によれば、1日後の忘却率は74%ですが、1週間後では77%と、ほとんど変わりません。つまり、一度覚えたものを24時間以内に反復することで、「うろ覚え」を防げます。
また、オフィシャルYouTubeでも解説しています。
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