こんにちは、ブレイクスルー学習コーチの
Izumiです。
今回も読んでいただき、
ありがとうございます。
今回は、
ぜひお子さんに身につけてほしい
生活習慣について
お伝えさせていただきます。
長年、
たくさんの生徒さんたちや
その保護者の方と接してきて感じたことは、
勉強が苦手なお子さんや
よく宿題を忘れるお子さんは、
生活パターンが乱れていることが多い、
ということ。
学校の成績と生活習慣。
一見、無関係のように思われますが、
子どもの「勉強に向かう姿勢」や
「勉強に取り組む熱量」というのは、
日々の生活で基礎が養われていくものです。
ぜひこの機会に
見直してみてくださいね!
1、睡眠をきちんと取る
「勉強が苦手」なお子さんに共通しているのが、
「睡眠時間が足りていない」
「深夜まで起きている」ということです。
もちろん、
遅くまで部活をして、疲れて帰宅してから
大量の宿題。
という物理的な理由で
寝る時間が遅くなってしまう、、というのも
大いにあると思うのですが、
よくよく話を聞くと、
「ゲームをしていた」
「LINEグループで話が盛り上がってしまった」
「テレビを観ていたら止め時を失った」
などのように、
ダラダラしていたから寝るのが遅くなるパターンも
多いようです。
寝不足を続けていると、
「授業中に眠くなる」「集中力がもたない」
という状況になるのはもちろん、
「体の疲れが回復しない」
「イライラする」ということも多くなります。
睡眠には
「体力の回復」「成長を促す」
「疲れを取る」「精神状態の安定化」などの他に、
「記憶の定着」という大事な役目もあるので、
中学生ならば7〜8時間は眠るようにしたいものです。
どうしても疲れが溜まりすぎている時や、
眠気に襲われている時などは、
15〜20分仮眠をとることもオススメです。
仮眠というと、
眠らなきゃいけないような感じもしますが、
ただ姿勢を楽にして、目を閉じ、
ゆったり呼吸を取るだけでも、
体の疲労は取り除かれますよ!
2、正しい食事をとる
部活を終えて、急いで塾に行き、
帰宅して宿題をする。
そんな生活を送っている中学生も
多いかもしれませんね。
時間に追われるように、
コンビニで買った菓子パンとからあげで
食事を終わらせて塾へ直行。
という『食事』が習慣になっていませんか?
また、核家族で共働きのお宅は、
どうしても、
夜ごはんに出来合いの揚げ物などが並ぶ日が
多くなりがちですよね。
ジャンクフードやファストフード、
質の悪い油で揚げられた揚げ物などを
大量に摂取すると、
健康面に良くないことはもちろんですが、
「頭の回転が悪くなる」「IQが低くなる」など
勉強面にも悪影響を与えます。
ちなみに、脳の栄養源は「ブドウ糖」です。
集中力を作り出すパワー源でもあるので、
適切な食事は勉強には欠かせません。
人間の脳は、
体重に対する割合は、たった2%なのに、
消費するエネルギーは全体の20%近くになるほど
「大食漢」です(笑)。
脳が燃料切れにならないように、
きちんと食事をとることが必要なのですが、
その際、血糖値の上昇や下降が穏やかな食品(低GI食品)を
多く摂ることが、勉強にはオススメです。
(低GI食品、を検索してみてください)
特に夏休み冬休みなどの長期休暇中は、
自宅に子どもだけでいる時間が長くなるので、
可能な限り、
栄養バランスの良い食事を摂るような工夫をすることが
必要です。
3、整理整頓
人間が「集中するとき」に使えるパワーは、
1日の総量が決まっています。
その定量を使い果たしてしまうと、
人の集中力は著しく低下します。
そして、たいていの人は、
普段の何気ない行動で、
この貴重なパワーを浪費しているのです。
どういうことで浪費するのかというと、
「迷う」「選択する」
「決定する」「後回しにする」
などの行為です。
部屋の中が整理されていないと、
勉強を始めるまでにたくさんの「迷い」「選択」を
繰り返すことになります。
例えば、
「どの宿題からやろうかな」「あ、この漫画を読んでからにしようかな」
「友だちからLINEきてるから、先に返そうかな」
という感じ(笑)
人の脳の中は、普段目にしているものと似てくる、
と言われていますが、
部屋の中が乱れていると、
「迷い」「選択」「後回し」が
脳の中が満ちてしまうのです。
自分の部屋をきちんと整頓する。
勉強をスタートする時は、
自分の集中を中断させるものを近くに置かない。
ということに気をつけましょう。
4、自分のことは自分でやる
長年、
たくさんの生徒さんと接してきて感じるのは、
勉強が得意なお子さんは
「自分のことは自分でやる習慣」が身についている、
ということ。
自分のことは自分でする生活習慣がついていないと、
勉強に関してだけでなく、
あらゆることで「周りのせいにする」のが
癖になっていきます。
この「周りのせいにする癖」があると、
どんなことでもなかなか成長できません。
先生は勉強を教えることはできるし、
励ますことはできるけど、
実際にやるのは「自分」だからです。
問題の解き方を教えることはできても、
実際に、その問題を解くのは「自分」です。
暗記するのも「自分」。
普段の生活から、
「自分の部屋は自分で掃除する」
「自分の持ち物は自分で管理する」
「朝は自分で起きる」
という習慣を身につけましょう。
5、習慣化の力をつける
5つ目に大切な習慣は、
『継続する』という習慣。
言い換えると、
『習慣化する、という習慣』を
身につける、ということです。
・毎日5分だけ、読書をする
・風呂上がりにストレッチをする
・英語の教科書を1回だけ音読する
などなど。
勉強に限らず、
どんなジャンルでもオッケーです。
何かをコツコツと継続し、
習慣にしていく力をつけることで、
学校の勉強だけではなく、
これからお子さんが経験する、
あらゆる分野において、
大きなリターンが得られます。
なぜなら、
『何かを習得する』
『何かを成し遂げる』
『次のステージに成長する』
ということに関して、
「お手軽に」「すぐに」結果が手に入ることは、
ほとんどないからです。
習慣化の力をつけるポイントは、
次の3つです。
1)そんなにハードルが高くないこと
今の実力からかけ離れた内容では、
習慣化は難しくなります。
最初は、
「今すでにできていること」から
スタートして、
習慣化ができるようになってから、
少しずつ難易度を上げていくのがいいでしょう。
2)これくらいならできる、と思えること
毎日1時間取り組む、
というような、
あまりにボリューミーなことは
三日坊主に陥りやすくなります。
「1日5分だけ」「英単語3個だけ」
のように、
「これくらいなら簡単にできる」と
お子さんが思えるものにしましょう。
3)それを継続することで、変化が感じられること
ある程度コツコツ取り組んでいても
全く変化が見えないと、
心が折れてしまいますよね^^
2週間〜3週間くらい取り組んでいれば、
なんらかの変化が感じられるものに
するといいでしょう。
上記のポイントを踏まえて、
何か1つでもいいので、
『コツコツと習慣化するという力』を
つけることで、
日々の勉強は
驚くほどやりやすくなるはずです。
実は、
勉強であれダイエットであれ、
『習慣化』には
ある種のパターンがあるんですよね^^
なので、
『習慣化する、という習慣』さえ身につけていれば、
勉強でもスポーツでも
趣味でも、
習慣化の型を
あらゆる分野に応用できます。
6、まとめ
学校の成績と生活習慣は、
直接結びつかないように思われがちですが、
実は生活の乱れは、勉強に大きな影響を与えます。
特に、食事や睡眠などは、モロに影響します。
眠る時間が遅いお子さんは、
学校の授業中にも眠気に襲われるし、
塾や自宅での勉強中も、
集中力が全く持ちません。
また、夜ごはんを
「甘い菓子パンと唐揚げと、コーラ」などの
コンビニ食ですませている中学生も、
勉強のパフォーマンスは低下していきます。
血糖値が急激に上昇・下降するような
食品を摂取しているので、
常に眠気やだるさがある状態になります。
また、長期的に見ても、
お子さんの健康に大きな悪影響を
及ぼすことになります。
仕事をしている保護者の方も忙しいと思うので、
完璧は目指せないかもしれませんが、
「できる範囲で」改善していく必要があります。
3章・4章・5章でお伝えした生活習慣は、
少し時間がかかるかもしれませんが、
ぜひ少しずつでも取り組んでいきましょう。
まずは「自分の部屋を自分で掃除する習慣」を
身につけるといいでしょう。
勉強の成績を伸ばすには、
「自主的に取り組む力」
「自分で自分をコントロールする力」が
必要になってきます。
普段の生活から、
そう言った力を養っていくことが大切です。
お子さんの勉強に
直接あなたが介入するのは難しいかもしれませんが、
今回シェアした、5つの習慣に
あなたが関わるのは
おそらくやりやすいはずです。
「もっと勉強しなさい!」
というアプローチではなく、
この5つの習慣をどうやって身につけていこうか?
というアプローチで、
ぜひお子さんに関わってみて
くださいね!
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