家庭学習、自主学習は大切だぞ!というくせに、大量に宿題を出してくる先生たち(笑)
部活も忙しい上に、宿題も大量にあって、とてもプラスαの勉強なんてできない!という中学生は多いと思います。
 
今回は「宿題が多い中学生でも、しっかりと家庭学習を進められる3つのコツとは?」をお伝えさせていただきます。
 
 

 

宿題の時間を減らしてみよう

 

時間を圧縮する

 
部活も忙しいし宿題も多くて時間がない、という人は、宿題に取り組む時間をいつもより少しだけ少なく設定してみることがオススメです。
 
なぜなら、「時間がない」と言っているときほど、意外に「集中できていない時間」「気が散っている時間」があるからです。15分くらい宿題をしたら、10分くらいボーッとしてしまったり(笑) 友だちとLINEしながら問題を解いていたり。
 
そのように集中が薄い時間を過ごすのではなく、「集中の濃度」を高めるのです。
自分の力で、集中の濃度を高くできる人はいいですが、なかなか簡単なことではありません。なので、時間を圧縮させて強制的に集中力を高めるのです。
 
「今日中に絶対やらなきゃいけない量」を、いつもの80%くらいの時間で完了させてみる。そのことで、集中の濃度が高くなるのです。
 

タイマーを使おう

 
いつもは宿題を終わらせるのに90分くらいかかる人は、思い切って70分くらいに設定してみましょう。タイマーは「勉強の集中を高めるための最高のツール」です。
いろんな使い方がありますが、下記に2つのやり方を挙げてみますので、自分に合うやり方で取り組んでみましょう。
 

1つの宿題の時間を計る

 
人って、時間を計られると燃える性質があります。いつもはタラタラとジョギングしていても、いざ時間を計られるとなると、ついいつもよりスピードを上げてしまうのと同じです。
 
この性質を利用して、1つの宿題にどれだけ時間がかかるか計測してみましょう。宿題をやり始める時にタイマーを押して、完了したらタイマーをストップさせるのです。
時間を計っているのだから、当然、途中でテレビを観る気にはなれませんよね(笑)
時間を計測することで、いつもより集中力が高まるのです。
 

時間を区切る

 
人は、「締め切り」が作られると集中力が高まり、作業スピードが上がる性質があります。「いつでもいいから、このプリントを仕上げること」と言われるより、「明日の昼休みまでに提出すること」と言われるのとでは、取り組み方が全然違うのは、この「締め切り効果」によるものです。
 
宿題を終えたい時間をあらかじめタイマーでセットしておいて、アラームが鳴るまで没頭するのです。
これは、「テストで時間が足りなくて焦る」ことへの対策にもなります。締め切り内にやりきる、という切迫感に慣れるからです。
 
 

強弱をつけよう

 
宿題が多くていつも寝る時間が深夜になる、、という中学生の中には、どの宿題も同じように丁寧に取り組んでいる、というお子さんがいます。
もちろん丁寧に取り組むこと自体は、素晴らしいことなのですが、丁寧さに強弱をつけることも大切です。
 
例えば、「自主学習ノート1ページ」の宿題をやるのに、授業のノートをきれいに写し直すのに1時間くらいかかっていたり。数学の問題を解く際、図形や図式などを書くときに、わざわざ定規で丁寧に書いたり。という感じです。
 
宿題って、その日に習ったことを「定着させる」、もしくは、明日習うことを「把握する」ことが目的です。
 
自分が今やっていることが、そのどちらにも当てはまっていないのなら、その部分はなるべくササっと終わらせるようにしましょう。
分かりやすく言うと、手を抜くのです(笑)
 
ここぞというところは、最高の丁寧に何度も繰り返してやる代わりに、宿題の目的から外れていることに関しては、サッと流すのです。
 
勉強の集中力や時間は、一番大切なことに使いましょう。
 
 
 

暗記してから問題を解こう

 
宿題でワークやプリントなどの実践問題が出されている場合は、解く前に10分ほど時間をとって、そのページで使う公式や英単語など、「暗記すべきこと」を覚えてしまってから問題を解くことが、より効果的な家庭学習につながります。
 
ワークなどで実際に問題を解くのは、自分が習ったことや覚えたことが実際に使いこなせるかを実践で試すためです。
なので、そのページで使う公式や英単語・重要な言い回しなどをいちいち見ながら問題を解いていたのでは、時間がかかるし、「実践して試す」ということができなくなります。
なので、解く前に「暗記すべきことを暗記してしまう」というのは、とても大切なのです。
 
この際、宿題で「自主学習ノート」のようなものが出されている時は、それを使って暗記練習をすると、より効率がいいですね!
 
 

まとめ

 
部活が終わった後コンビニでご飯を食べ、その足で塾に行って、22時過ぎに帰宅してお風呂を済ませてから宿題をする。というハードスケジュールをこなしている中学生もいるでしょう。
 
そこまではいかなくても、部活と日々の宿題でいっぱいいっぱい、という人も多いと思います。
 
忙しくて勉強の時間が取れない、という時こそ、「集中力」と「効率」を上げて勉強することが大切です。
 
時間を圧縮して集中力を高めたり、丁寧さに強弱をつけたりして、忙しい時こそいつもより少し少ない時間で取り組んでみましょう。
 
やる時は、ガッツリやりまくる。そして、いつもより早めに勉強を切り上げて、リフレッシュに時間を使う。このようなメリハリが大切なのです。
 
 
 
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