一人で受験勉強をしていると、「これ、いつまで続くんだろう・・」「受験、ダメなんじゃないか・・」と勉強するのが辛くなってくることもあると思います。
 
そういう時って、たとえ気分転換をしたとしても、その後「みんなは今頃勉強しているだろうに、私はサボってしまった・・」などと後ろめたい気持ちになって、気持ちを切り替えられなかったりしますよね?
 
今回は「受験勉強がつらい時に身につけるべき、勉強するときの4つの心構え」についてお伝えさせていただきます。
 

 
 

俯瞰力を身につけろ

 
「巨大迷路」って知っていますか? 紙面上でする迷路ではなくて、広い敷地で実際に人間が歩いて迷路をする、あれです。
 
「受験勉強がつらい」「いつまでこんなこと続くんだろう」と苦しい気持ちに襲われている時は、あの巨大迷路で出口が分からずに迷子になっている状況と似ています。
 
迷路の中に入っている時は「自分がどこにいるか見当もつかずに焦る」気持ちに襲われますが、少し高い場所から迷路を「見下ろす」と、自分がどこでつまずいていたか・ゴールまであとどれくらいか・どうやってたどり着けばいいかが分かって、気持ちが落ち着きますよね?
 
この「少し高いところから、今いる状況を見下ろし、全体を把握する」ことを、俯瞰する、と言います。もう一人の自分が、自分から幽体離脱して少し上から眺めているようか感覚ですね(笑)
 
行き詰まっている時や、もがいているのに進まなくて辛いときなどは、この「俯瞰する」という力を身につけてください。
 
俯瞰していくと、「いつまでも続くように思える受験勉強」には終わりがあることが分かるし、自分が何に辛いと思っているのかも見えてきます。
 
気分転換をするとサボっているようで後ろめたい気持ちになるけど、「俯瞰する」と、たった1日リフレッシュに時間を使ったことで、この後の受験勉強の質が上がるなら、この1日は無駄ではない、ということが分かります。
 
受験勉強は「目の前のことに没頭する」「少し上方からクールに俯瞰する」という、この2つの視点を上手に切り替えていくことが必要です。
 
 

つらい時は「登り坂」だと心得よ

 
つらいなー、苦しいなー、という状況でもがいている時って、実は「自分が成長している時」です。登山でも階段でも、上に上がる時というのは、しんどいしキツイんですよね。
 
だから、勉強しているのに前に進まない感じがして、つらい。そういう時は、自分が上に上がっている途中なんだと思いましょう。
 
1歩1歩、足を前に踏み出しさえすれば、必ず上に登っていけます。そこのピークを登りきると、自分が少し成長しているのが分かると思います。
 
前よりも文章題が解けるようになった。そういえば英語の長文がなんとなく読めるようになってきた。
そんなふうに、少しずつ「できるようになったこと」は増えていっているはずです。
 
成長していることが実感できていれば、辛さは半減します。
 
つらい時は、急勾配を登っているんだ、と意識を切り替えて1歩1歩登っていきましょう。
 
 

言葉を変えよう

 
つらいなー、と感じるときってたいてい、自分で「つらい」「しんどい」「キツイ」「最低」などのような言葉を発していると思います。
 
つらいんだから「つらい」って言うのは当然でしょ?と思うかもしれませんが、実は人間の体って、「つらい」という言葉を言うと、つらくなる。というふうにできているのです。
 
だから、騙されたと思って、自分の言葉を変えてみましょう。
 
「楽勝」「大丈夫」「やってみよう」「できる」「挑戦してみよう」
こんなふうに、自分自身を元気づけるような、パワーのある言葉を使ってみてください。
思っていなくても、言葉だけでもOKですよ(笑)
 
あ、でも、体調が悪くて本当につらい時は、ちゃんと言ってくださいね(笑)
 
 

ゴールを思い描こう

 
「グランドを全力で走れ」って言われるのと、「グランドを3周、全力で走れ」っていうのとでは、どちらがパワーが湧きますか?どちらか頑張れますか?
後者ですよね?(笑)
 
人間って、ゴールを強く思い描くことで、目の前の苦しさが感じなくなるものなんです。「ゴールにたどり着くためのプロセス」って思えるんですね。
 
ゴールは、真面目なものじゃなくても構いません。受験が終わったら、どんなことをしたい?高校に行ったらどんな部活に入りたい? など、自分が向かっている「先」を思い描いてみましょう。
 
「今日の2時間の勉強」は、そこに向かうまでの過程です。自分がそこに行きたいから、自分の意思で向かっているのです。
 
つらい時は、「今やっていることが向かう先」を強く思い描いてみてくだいね。
 
 

まとめ

 
受験勉強をしていると、自分が本当に合格できるのか不安になって、行き詰まり感に襲われてくることもあります。
今回は、そういう時の勉強の心得をまとめてみました。
 
自分が成長していることが感じられない時。
周りと比べて焦っている時。
こんな問題も解けないのか、、と自信を失っている時。
頑張っていることが本当に報われるのか、確実な保証がなくて怖い時。
 
それらは全部、あなたが行きたいゴールにたどり着くまでの通過点です。
 
つらいと感じる時は、登り坂です。その1歩1歩が全部、あなたの力になっていくし、その登り坂を登りきったら、前よりもきっと、成長しているはずです。
 
 
 
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