こんにちは、ブレイクスルー学習コーチの
Izumiです。
今回も読んでいただき、
ありがとうございます。
夏休みがスタートしましたが、
お子さんの宿題の進み具合は
いかがでしょうか?^^
さて。
夏休みの宿題で
途方に暮れるものと言えば、、
そう!!
読書感想文!
「気がついたらあらすじだけで終わった」
「ネットで適当にパクってる」
「やたら改行ばかりして文字数稼ぎ」
「毎年、結局お母さんの読書感想文に
なっている」
↑ ↑
これ、読書感想文あるあるですよね笑
ということで、
今回は『読書感想文を分かりやすく書くコツ』
について、
ガッツリ解説します。
目次
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1、読書感想文のメリット
ほとんどのお子さんが経験している、
上記の『読書感想文あるある』。
宿題だからしょうがない、
という気持ちで取り組むと、
面倒くささしかない読書感想文ですが、
実は、
本気で取り組むことによって、
あなたのお子さんがこれから生きていく上での
大切な力を養うことができる、
かなり秀逸な宿題なんですね。
読書感想文の主なメリットを、
3つに分けてお伝えしますね。
(1)読書の素晴らしさを経験する
年齢が上がれば上がるほど
「読書する子としない子」の差が
大きくなっていきますが、
読書をすることで、
自分の人生以外の人生を追体験できたり、
感情を揺さぶられることで
感受性が豊かになったり、
普段は得られないような知識を
得ることができたりします。
つまり、
読書って『経験』なんですね!
(2)読解力が鍛えられる
読解力とは、
「趣旨を読み解く」ということです。
「つまり何が一番言いたいのか」
「つまりどういうことか」
ということを
正確に把握して読める力のことを、
読解力というわけです。
この読解力。
ただ単に本を読むだけではなく、
感想文を書くという
「アウトプット」前提の読書をすることで、
格段に鍛えられます。
読解力は、
すべての教科の根底の力である上に、
コミュニケーション能力にもつながるものなので、
積極的に鍛えたいスキルですね。
(3)文章力・発信力が鍛えられる
文章力とは、
「情報をまとめて、自分の中で再構築をし、
それを文章に書き表すことのできる力」です。
発信力とは、
「読み手に自分の考えを
分かりやすく伝える力」のこと。
「発信力がある人」というのは、
「自分の考えや思いを、
読み手が思わず引き込まれるような語りで
分かりやすく伝えることができる人」
のことを言います。
まさに、
これからの時代に必要な力ですよね。
ただダラダラと文章を書くのではなく、
自分の中にある考え・感想などを、
【相手にわかりやすいように】組み立て直して、
述べていく、
という経験は、
教科としての勉強ではなかなか養えない、
様々な大切なスキルを
身につけることにつながるわけです。
2、感想文を書きやすくする読書のコツ
本気で取り組めば、
このように「すごいスキル」が身につく
読書感想文。
ネットでググって、
あらすじをまとめて終了にするには
勿体無いですね(笑)
とは言え、
何から手をつけたらいいか分からないという人が
多いと思うので、
この章では、読書感想文を書きやすくするコツを
お伝えしますね。
実は読書感想文は、
本を読む段階で、
『ある2つの点』をチェックしながら読み進めることで、
断然書きやすくなります。
2つの点とは・・
①客観的に見て重要
②主観的に見ておもしろい、興味を惹かれた
です。
①『客観的に見て重要』というのは、
「自分以外の人が読んでも、
ここが重要だと言うだろう」
という箇所。
「つまり筆者は何を伝えたいのか?」
「筆者が一番言いたいことは何か?」
というポイントを考えながら
読むわけです。
②『主観的に見ておもしろい』というのは、
「他の人はどうか分からないけど、
自分はここがおもしろいと感じた」
ということ。
素直に、
心が大きく動いた箇所を
チェックしておきましょう。
この2つのポイントに線を引いたり
付箋を貼ったりしながら
読み進めてみましょう。
「感想文」なので、
『主観的におもしろい』だけを
つなげていけばいいじゃん、
と考えがちですが、
そうなると、
ただの「日記」になってしまうんですね(笑)
読書感想文というのは、
自分以外の人に読んでもらうことが前提なので、
『客観的に重要』『主観的におもしろい』を
組み合わせて作っていくことで、
グッと魅力的な感想文になります。
3、読書感想文を分かりやすく書くポイント
原稿用紙5枚なんて埋まらない、という
経験をしているお子さんは、
おそらく、
読書感想文をいきなり書き始めているはず。
そうなると、
途中で書きたいことを見失ってしまい、
何が言いたいのかわからない、
「一貫性のない文章の集まり」になってしまうわけです。
読書感想文は、
『構成』をあらかじめ考えておくことで、
格段に書きやすくなり、
また、読み手にも伝わりやすいものになります。
構成というのは、
「各部分・まとまりを集めて全体を組み立てていく」
こと。
あらかじめ、3つ〜4つの役割の違うブロックを
作っておき、
それをもとにして、
書き進めていくのがオススメです。
今回は例として、
「はじめ→なか→おわり」の3つのブロックで
解説していきますね!
(1)はじめ
感想文の出だしは、
読む人が一番最初に目にする場所なので、
「おっ、なんだか面白そうだな」と、
次を読みたくなるような文章を持ってくるのが
オススメです。
・この本のなかでもっとも印象に残っているシーン
・そのシーンの簡単なあらすじ
・そこを読んだ時の自分の感情の動き
などですね。
読む側としての興味をそそられるだけでなく、
「結論から先に言う」という
大切なコミュニケーション能力にも
つながります。
(2)なか
このブロックでは、
・本全体の簡単なあらすじ
・『客観的に見て重要』なポイント
・その中でなぜ冒頭のシーンが心に残ったか
・自分の体験や調べたこと
などで組み立てていきます。
本のあらすじは書かなくてもいい、という
先生もいると思いますが、
『相手にわかりやすく伝える』には、
ある程度、
ざっくりとした全体像は書いたほうが
いいと思います。
「もし自分だったらどうしていたか?」
「自分も似たような経験をしたことがある」
「自分で調べてみたらこんなことも分かった」
など、
自分の経験と絡めることで、
よりリアルに生き生きとした感想文になります。
(3)おわり
このブロックでは、
・この本を通して、自分がどう変わったか
・どんな変化があったか
・今後どういうふうにしていきたいか
など、『変化』『成長』について
具体的に書き込んでいきます。
このブロックが読書感想文のキモとなります。
つまり、
読書感想文とは、
ただあらすじを書き写したり、
思ったことを書き連ねたりするものではなく、
『この本を読んだことで、
自分はどう変わったか?』
ということを、
分かりやすく伝えるものなのです。
「上手に」書こうとしなくていいので、
できるだけ具体的に素直に
書き進めてみましょう。
4、まとめ
読書感想文は「面倒くさい」と思えば、
最悪に面倒くさい宿題だし、
「面白そう」と思って取り組めば、
最高に楽しい宿題になります(笑)
読書感想文を「終わらせればいい」という気持ちで
取り組むのではなく、
上記のことに気をつけて真剣に取り組むと、
「ただの宿題」以上の経験ができます。
2〜3日くらい、
ガッツリと時間をブロックして、
ぜひ真剣に取り組んでみてくださいね!
ただし「上手に書こう」と
思いすぎないようにしましょうね。
そこに陥ると、全く鉛筆が進まなくなりますから(笑)
また、今回お伝えした内容は、
以下の動画講義でより詳しく学ぶことができます!
オススメの『構成』を
2パターン上げて解説しているので、
ぜひ観てみてくださいね!
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