「頑張って勉強したのに、テストの点数が悪かった」「本番で緊張して、せっかく勉強したのに前回より番数が落ちてしまった」そういう時って、本当に悔しいし落ち込みますよね?
もう、、何やってんだよ私。。
やっぱり頑張っても、ダメなのかな、私って。。
特に受験生は気が張っているので、自分を責めたり自信を喪失してしまったりするかもしれません。
でもちょっと待って!
「悔しい」という気持ちには、大きなチャンスが隠れています。
今回は「テストの点数が悪いなら、勉強の悔しい気持ちを集中力に変えよう!」をお伝えさせていただきます。
もし、これを読んでいるあなたが、保護者の方なら、ぜひお子さまと一緒に読んでみてください。
目次
悔しいという気持ちは大切!!
テストの点数が悪くて悔しい。。あまりにも悔しいから誰ともしゃべりたくない。。
うんうん、分かります、その気持ち。でも、実はこの「悔しい」という気持ちは、とっても大切なのです。
悔しい気持ちは、頑張った証拠
ちょっと想像してみてくださいね。自分にとって全く手が届きそうもないことや、全く努力をしていなかったことが、達成しなかったとして、あなたは悔しいでしょうか?
・・・まったく悔しくないですよね?(笑)
つまり、「悔しい」という気持ちがあるということは、「届くかもしれない」と思い、あなたがそれに向かって頑張ったから湧きあがる感情なんです。
どうでもいいことには、悔しいだなんて思いませんからねw
だから、テストの点数が悪くて涙が出るほど悔しい時は、そこで自分を卑下するのではなくて「こんなに悔しいってことは、本気で目指していたし、私なりに頑張ってきたってことだな」と、自分をねぎらってあげましょう。
悔しい気持ちは、自分に期待している証拠
悔しい気持ちがある、ということはまた、「自分に期待している」ということでもあります。自分に期待している、というと、自分大好き人間みたいで気持ち悪い、という人がいるのですが、そうじゃありません。
自分に対して「どうせ私なんか、何を目指してもダメだわ」と、自分の能力や努力を最初から諦めている人は、結果が悪くても悔しくは感じません。
自分に対して期待をする。これって実は、とても大切なことなんです。
誰も期待していなくても、自分だけは自分を信じられる。「こいつならきっと、やれば何とかするだろう」という期待を自分が自分に対して持つ。
何かの結果が得られたから、自分に対して期待できるようになるのではなくて、自分のことを期待できるから結果が出るまで頑張れるし、逆に結果が出なかったら悔しいのです。
悔しいという気持ちは、成長させる
悔しいという気持ちさえあれば、人って成長できます。「もういいや、しょせん私はこんなもんだわ」と思ったら、そこで成長は止まってしまいます。
スポーツ選手でもタレントでも、もうこれ以上成長しなくていいやと思っている人以外は(まあ、そんな人いないと思いますがw)、頑張ったことに対しての結果が悪かったら悔しいし、だからこそ人一倍努力を積んで、次回もっと成長しようと思うのです。
悔しさにはパワーがある
「悔しい」というのはマイナスの感情のように思われがちですが、実はものすごく強いパワーに変えることができる感情なのです。
よく聞くのが、「振られた彼女を見返すために、いい男になってやる!」というやつですね(笑)
あるいは、ある球団から他の球団にトレードで出された選手が、他の球団に移ってからメキメキと力をつけ、元のチームと対戦した時にヒットやらホームランやらを打ちまくる!なんていうのも、よく見かけますよね(あれ、超きもちいですよね!w)
そうなんです。実は「悔しさ」にはものすごいパワーがあるのです。何かを達成した時に感じられる「喜び」よりも、破壊力は絶大です。
点数が悪くて悔しい思いで唇を噛み締めているなら、今がチャンスです。それ、その「めちゃくちゃ悔しい思い」を、パワーに変えてリベンジしましょう!
でも、ただ単に、気持ちだけエンジンをふかしていたのでは、前に進みません。
では、次の章では「悔しさ」を「集中力」に変える方法についてお伝えさせていただきます。
悔しさを集中力に変えよう
喜怒哀楽の感情は、実は高い集中力に変えられる可能性を秘めています。この4つの感情の中でも特に破壊的に強いのが、「怒」、、つまり「悔しい!」という感情なのです。
確かに、「彼氏ができた。嬉しい!夏までにダイエットがんばろう」というよりも、「彼氏に振られた。悔しい!くそー、夏までに痩せて見返してやる!」の方が破壊力が強そうですものね(笑)
怒りは「高いハードル」に向いている
怒りの感情は、実は人間が本能的に持つ「敵と闘うか?逃げるか?」を判断する元の感情なので、ものすごく強いパワーで行動を促そうとします。
なので今まで解けなかった難しい問題や、今まで目指したことのない高い目標などをやり遂げさせるための行動のパワーを与えてくれます。
今回のテストで、自分に悔しすぎて腹が立っている人や、誰かにバカにされてムカついた人は、ぜひ、今回以上の高い目標を掲げてみてください。
怒りがパワーに変わるのは短期間
怒りの感情には、高いハードルを超えようとするだけのパワーを秘めていることをお伝えしましたが、残念なことに、怒りのパワーは長続きしません。
「怒り」って、人間の体からしたら一種の「緊急事態」なので、それが長続きすると緊張状態が続き、体にとって悪影響だからです。
なので、点数が悪くて悔しい気持ちが爆発したら、おさまるまで待つのではなく、すぐ行動に移すことが大切です。
テスト結果が返却されたその日に、即テスト勉強をスタートするのです。
その際、自分が今どんなに悔しい思いか?友だちに笑われてどんな気分だったか?を紙に書き出しておきましょう。
生々しい、本当の気持ちでOKです。その悔しさを紙に書き出し、高い目標とともに目に見える場所に貼っておきましょう。
そして、怒りのパワーがおさまって冷静になる前に、自分が行動を持続させる仕組みを作っておきましょう。
持続できる仕組みとは?
さて、爆発的なパワーを持つ「怒り」「悔しさ」が冷静になってしまうまでに、いかにスタートダッシュが切れるか、そして、いかにその後も持続できる仕組みを作っておくか?がポイントなのですが、仕組みとはどのように作ればいいのでしょうか?
まずは、先ほどもお伝えしたように「目標と今の気持ちを紙に書き出す」ということです。これはテストが返却されたその日のうちにやるべきです。
とにかく「くっそー!」と思った瞬間がピークなのです。何が何でも次回は挽回する!というメラメラと燃えたぎる気持ちを、書き出しましょう。
紙に書き出すことで、気持ちがクールダウンしてからも、「あの時の気持ち」を思い出すことができます。
次に、自分の大切な人(親友や家族)に「絶対次のテストでは挽回する」と公言しましょう。公言することで、自分にプレッシャーをかけ、悔しさのパワーが落ち着いた後もテンションを保つことができます。
最後は、クールダウンしそうな未来の自分宛に、カレンダーにあらかじめメッセージを書き込んでおくことです。
これも、「くっそー!」と悔しがっている真っ只中にやったほうがいいです。冷静になると、こういうことをするのは気恥ずかしいですからね(笑)
テスト返却の1週間後・2週間後などに、自分への激励の言葉を書き込んでおきましょう。
まとめ
テストの点数が悪かった時って、本当に落ち込むし悔しいものです。友だちがいい点数を取っていたりなんかすると特に、話もしたくないくらい悔しいですよね?
もし、テストの後で悔しい気持ちがあるなら、そこから自己嫌悪に陥ったり自信をなくしたりしなくても大丈夫です。
悔しいと言う気持ちがあるということは、自分に期待をして、自分なりに頑張ってきた証拠です。
必ず成長できます。
悔しいという感情には、高い集中力に変えられるパワーが眠っています。それは、普通の集中力よりをはるかに上回るパワーなのです。
悔しい気持ちを集中力に変えて、次回のテストでリベンジしましょう。
今回は「悔しい」という気持ちに焦点を当てましたが、人間の感情には、喜怒哀楽どれにも集中力に変えられる力があります。
「点数悪かったけど、まあこんなもんかも」と斜に構えるのではなく、「頑張ったのにうまくいかなくて悔しい!」というふうに、感情って表に出せばいいのです。
大切なのは「悔しかった!くっそー!」という状態から、自分はどうするか?ということです。
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