待ちに待った夏休みが目前!楽しい行事も多いので、すでにカウントダウンに入っている生徒さんも多いです(笑)
ただし、忘れてはいけないのが、大量に出される宿題をどう終わらせるか?ですよね。
 
計画的にコツコツ進めて、お盆の前までには終わらせる。という計画を毎回立てるのですが、それを実行できた試しがない、という人も多いのではないでしょうか?
 
また、中学生は特に、部活の時間がガッチリ入ってきますので、気を張っていないとダラダラしていたら気づいたら1日が終わっていた、なんてことになりがちですよね(笑)
 
今回は「毎年夏休みの宿題が終わらない中学生は、宿題を早く終わらせる方法を取り入れてみよう!」をお伝えさせていただきます。
 

 

夏休みの宿題が終わらない3つの原因

 
そもそも、なんで夏休みの宿題って、毎年毎年終わらないのでしょうか? そこには夏休み特有の原因があります。
 

明日やればいいという意識

 
いつもの宿題と違って、夏休みの宿題の提出日って、はるかかなたに設定されていますよね? 途中の登校日にいくつかの宿題を提出させる学校がほとんどですが、それでも普段の宿題と比べたらはるかに提出日に余裕があります。
 
また、普段と違って夏休みって「明日も休み」「明後日も休み」・・が、ずーっと続きます。う、うらやましいw
だから、たとえ今日できなかったとしても、「明日やればいいや」という意識になりがちなんですね。
疲れていても眠くても、明日までにやらなきゃいけない、という普段の生活から比べたら、「後回し」にする要素がたくさんあるわけです。
 
 

時間の管理ができない

 
いつもなら、朝起きて学校に行って、部活をして帰宅する、という流れができていて、それに体を乗せるだけですが、夏休みはそうはいきません。
 
もちろん、ラジオ体操や部活など、あらかじめ決められている時間帯はありますが、それ以外は基本的には「自分で時間を管理する」ということが必要になってきます。
 
しかしこの「自分で時間管理をする」というのは、大人でもなかなかできないくらい、高度なワザなんですよね。
 
時間を管理するというのはつまり、自分で自分を管理する、ということです。
普段は学校に管理されている時間割を、自分で組み立てて実行する必要があるのです。しかも、普段の授業をサボったら確実に怒られますが、夏休みに、自分で立てた時間割を実行できなくても、誰も見ていませんからね(笑)
 
だから、「時間管理の方法」を知らないと、「部活が終わって帰宅して、昼ごはん食べながら高校野球観て、気がついたら寝ていた」なんて日々を繰り返すことになるのです←私、これでした(笑)
 

大量すぎて把握できない

 
夏休みの宿題が終わらない原因の1つが、「大量すぎる」ということです。大量すぎて、自分で把握し切れていないのです。しかも、夏休みの宿題って、すべてが同じペースで進められるものばかりではありません。
 
ドリルのように毎日1ページずつやっていけば、確実に「終わり」が見えるものと、読書感想文や自由研究のように、取り掛かりから終了までの日数が読めないものが混ざっています。
 
だから、夏休みがスタートした時点では、どれが時間がかかって、どれを先に手をつけなければいけないか、大量すぎて把握できないのです。そして、ダラダラすぎしているうちに、「ドリルは終わったけど、自由研究や絵画などが全く終わっていない」なんてことになるのです。
 
 

夏休みの宿題を早く終わらせるには?

 
 
ここまで、「なぜ夏休みの宿題って、終わらないのか??」その主な原因をお伝えしました。この章では、それらの対処法についてお伝えさせていただきます。
 

締め切りを友だちと共有しよう

 
「仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する」という法則があるのを知っていますか?
これはパーキンソンの法則というのですが、つまり簡単に言うと「時間があればあるほど、仕上げるのが遅くなる」ということです。
夏休みは、この法則が働きまくってしまうのですね(笑)
 
1章でもお伝えしたように、提出期限がいつもよりも余裕があるために、終了させるのに期限ギリギリまで時間を使ってしまうのです。
途中の登校日までにしても期限が長すぎるので、自主的に「デッドライン(締め切り)」を作ることがポイントになってきます。
 締め切りを作ることで、集中力もスピードもアップします。
 
ただし、自分だけで締め切りを作っていても、それが守られることは、まずありません(笑) 拘束力がないからです。
 
オススメは、「友だちと締め切りを共有する」という方法です。友だちと共有することで、その締め切りには拘束力が働くことになります。「お尻を叩かれる」ってやつですねw
 
今週の土曜日までに、ワークの10ページまでを終わらせる。終わらせられなかった人は、ジュースをおごる。
 
などというように(笑)、楽しみながら取り組んでみてください。
 

勉強にメリハリをつけよう

 
1章で、夏休みのように「自由な時間」がたくさんある時は、「自分で時間管理をする」ということが大切だとお伝えしましたね。
ただし、これは大人でもなかなかできないことなので、中学生が完璧にはできないかもしれません。
ここでは、簡単に取り組める時間管理法をお伝えします。
 
それはズバリ「メリハリをつける」ということです。
 
「勉強をする時は、勉強以外のことは手をつけない」「遊ぶ時は、勉強のことは考えない」というようにメリハリをつけるのです。
 
時間がたっぷりあって、学校に行かなくてもよくて、誰も監視する人がいない。こんな好条件が揃っていたら、ついつい勉強をしながらいつの間にかテレビに夢中になっていたり、気づいたら昼寝していたり、しちゃうものです(笑)
 
なので、たとえ短時間でもいいので、「勉強中には勉強以外のものを遮断する」というメリハリをつけてみてください。
メリハリをつけて勉強する方法は、こちらの記事で詳しくお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてください。
 
 

優先順位をつけて段取りを組もう

 
夏休みの宿題は大量すぎる上に、ジャンルが様々だという特徴があります。だから、果たして何から手をつければいいのか、自分で把握できないんですね。
 
それを解決するためには、「段取りを組む」という作業をする必要があります。
 
まずは、どれだけの宿題があるのかが分かるように、すべてを一枚の紙に書き出してみましょう。(宿題リストを学校からもらっている人は、それを見ながら次にお伝えすることに取り組んでください)
 
そして、「Aタイプ」と「Bタイプ」に分類するのです。
Aタイプは、「一定量を毎日取り組めば、終了日が分かるもの」です。たとえば、1冊30ページあるドリル、自主学習ノート1冊分、のようなものです。
 
一方Bタイプは、「取り掛かりから終了までに時間がかかり、終了日が割り出せないもの」です。たとえば、自由研究や絵画、読書感想文などですね。
 
分類をしたら、Aタイプの宿題は、締め切り日までの日数で割って、ペース配分をしましょう。これらは、毎日決まった時間帯に、決まった分量ずつ取り組むのがポイントです。パターン化するのです。
 
一方Bタイプの宿題は、ある程度まとまった時間を確保しておく必要があります。自由研究などは、お家の人の協力が必要になってくるものもあると思うので、家族で計画を共有しておくと、よりいいでしょう。
 
Bタイプの宿題は、計画の段階でプロセスを細分化しておくのがポイントです。段階ごとに細かく「やるべきこと」を書き出すのです。たとえば、読書感想文なら「課題本を決める」「本を入手する」「読む」「執筆する」の4段階です。
それらを元に、確実に取り組んでいきましょう。
 
 こういうのを読むと、めんどくさいと思うかもしれませんが、夏休みがスタートした時に、1日かけてじっくりと段取りを組んでおくことで、その後の取り組みがスムーズになりますよ!
 

まとめ

 
今年の夏休みこそ、早めに宿題を終えてたくさん遊ぶぞ!と毎年決意するのに、それが実行されたことがない人は多いと思います(私もそうでしたw)
 
そういう人は、夏休みならではの「宿題が終わらない要素」があるのを理解した上で、2章の内容に取り組んでみてください。
 
せっかくの夏休みです。
勉強の途中で昼寝・テレビ・つまみ食い・ゲームなどを挟みながら、長時間家でダラダラと勉強して1日を終えるのではなく、メリハリをつけて時間を使いましょう!
 
せっかく楽しく遊んでいるのに、宿題のことが頭をよぎったり、遊び終わった後で後ろめたい気持ちになるなんて、嫌じゃないですか!
サイコーに楽しかった!と思えるような、時間の使い方をしましょう。
 
普段はできないような経験を、できるだけたくさんしましょうね!
友だちと、思いっきり遊んで、たくさん話しをしましょう。家族と、いつもよりもたくさん時間を共有しましょう。
宿題以外の勉強も積極的になってみましょう。興味があることは自分でどんどん調べてみましょう。
 
今年はサイコーに充実した夏休みにしましょうね!
 
 
 
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