最後の大会を終えて、部活動が終わりになった中学3年生もいる時期だと思います。
この時期になると、「いよいよ受験だな、、」という実感がじわーっと湧いてくる頃じゃないでしょうか?
 
「今まで部活動が中心で全く受験勉強してこなかったから、受験が不安だ」
「こんな学力で、ほんとに合格できるのか心配」
そんな相談も多くなってきます。
 
今回は「受験が不安で、自信がない中学3年生が、今の時期に持つべき勉強の心構えとは?」についてお伝えさせていただきます。
 

 

自信は「つく」のではなく「つくる」もの

 

自信をつくってください

 
100点を取れたから、自信がつく。50点だったから、自信がない。
それは真実なんですけど、結果によって自信がついたりなくなったりするのだったら、高校受かるまでは、高校受験への自信がつかないことになっちゃいます(笑)
 
自信って「つく」だけではなくて、自分で「つくる」こともできるんです。
 
今からお伝えすることをすることで、自分の中に”自信”という「軸」をつくっていけます。
この「軸」があると、ここぞというときに、自分が持っている力をすべて出し尽くすことができるんです。
たとえ、その時に自分の置かれた状況がよくないものだとしても、状況に振り回されるのではなく、「今の自分の中でベストの力を出し切ればいい」ということに、気持ちを集中させることができるのです。
 
まずは、不安だろうが心配だろうが、「自信をつくる」ということが大切です。
 
 

「自分との約束を守る」ことが自信になる

 
じゃあ、どうやって自信をつくっていくのかと言うと、「自分との約束を守る」のです。それを徹底的にしないことには、自信はつくれません。
 
自分との約束を守る、というのは、例えば「今年こそ、ちゃんと予習復習しよう」と思ったら、何が何でもその約束を守るんです。
毎日5個ずつ英単語を覚える、と決めたら、それを何があっても守り抜くのです。
 
えっ?そんなことでいいの?? と思いましたか?
 
これ、実は簡単なことに思えるかもしれませんが、実際は、なかなか自分との約束って守れないものなのです。だって、自分との約束って、「誰も見てない」ですからね(笑)
いつの間にか「ないことになってる」ことがほとんどじゃないでしょうか?(大人もほとんどの人が、ここでうなずいているはずですw)
 
塾の先生に「毎日10分でいいから、英単語覚えろよ」って言われて「はい」って答えたとしますよね?
でも、なかなか続けられないのは、実は、他の人と約束を果たす前に、自分と約束していないからなんです。
他人にさせられた約束じゃなくて、自分自身とまずは約束をするのです。そして、その約束を守り続ける
 
自分で「よっしゃ、毎日10分英単語覚えるぞ」と決めたら、絶対その約束を守り続けるんです。
 
自信って、「自分を信じる」って書きます。約束を破ってばっかりいる人を信じられないですよね?w
自分が自分に対して、約束を破ってばっかりだったら、ここぞというときに、信じられないですよ。
だからまずは、自分との約束を守り続けてください。いいですか?小さいことでいいので、「絶対」守るんです。
 
毎日、英語の教科書を1ページ、3回読む。こんな小さなことでもいいので、まずは1ヶ月、自分との約束を徹底的に守り続けてください。誰かに言われなくても、自分でやり通してみてください。
 
絶対、何か変化がありますよ!
 
 
 

不安をなくすには

 

不安は「まだ起きていないこと」

 
すべての不安って、実は「まだ起きていないこと」に対して抱く感情なんです。不安の行き先は「未来」なんですよね。
「もし〜だったらどうしよう」「このまま〜だったら大丈夫かな?」←こうやって、「もし」と仮定して不安になっているんです。
 
「今50点しか取れていない」ことが不安なんじゃなくて、「このままの学力で受験するとしたら」という想像に対して不安になるんです。
 
でも、「未来」って触れられないんです。変えることはできない。未来に行って入試問題をカンニングできたらいいけど、そんなことできない(笑)
もちろん「過去」も変えることはできないです。
 
でも1つだけ、「未来」を変えられる方法があります。それは「今」「自分が」変わることです。
私たちが直接変えることができるのは「今」と「自分」だけです。
 
 

不安は増殖するもの

 
不安をなくすには、、という2章のタイトルですが、残念なことに不安ってなくならないんです(笑)
その時になって、その出来事の中に自分が入ってしまうまでは、不安はなくなりません。
 
しかも不安って「増殖」するものなんです。
 
「受験、大丈夫かな、、」「もし、どこも受からなかったらどうしよう」いったん不安に焦点を合わせてしまうと、どんどん増殖していくんです。
 
だから、「不安」が浮かんだとしても、そこにピントを合わせないことが大切です。
 
どうでもいいや、と思っていることに対して不安になったりはしないので、「不安」が起きたら、あ、受験のことを真剣に意識してる証拠だな、と思って、「不安」の中に、どっぷりつからないことです。
 
そんなこと言っても、考え出したら止まらないから、どっぷり浸かっちゃう。。という人は1つだけ、不安に焦点が合わない方法があります。
それは、「とにかく行動する」ということです。
 
 

とにかく行動する

 
不安が出てきたら、とにかく「今」に集中することです。手を動かすんです。不安の方に意識がいってしまう前に、ひたすら覚えたり、教科書を読んだり、問題を解いたりするんです。
これが「不安」の中に浸らないで済む、唯一の方法です。
 
先ほどもお伝えしたように、不安なんてどうせ、自分がその時にその状況に入ってしまうまでは、なくならないんです。
考えようが考えまいが、「まだ起きていないこと」「未知な領域」には、不安がつきまとうんです。
夏になると蚊が出てくる、みたいなものです(笑) もう、しゃあないw
 
 
だから、「今」に集中して行動するんです。「自分との約束」を毎日守り続ける。守り続けた日数が、自信になっていきます。
 
「やるだけのことは、やっている。後は未来の自分に任せる!」そう思えるまで、行動するのです。
 
そのことでしか、不安って押しやれないんです。 
 
 

受験は全員、初心者!

 
最後に、大切な心構えをお伝えします。ちょっとスゴイことを言いますからね(笑)
「高校受験って、ほぼ全員が初心者です」←(笑) 
 
自分が自信がないことって、周りが「自分より上」に見えてしまうと思いますが、みんな「初めて高校受験する」のです。「高校受験は10回目だから自信満々だぜ」って人はいないですw
 
全員初心者なんだったら、勝負は「当日、いかに自分の力を出し切れるか」ということと、「そこにたどり着くまで、不安を追いやるほどの努力をどれだけできたか」ということ。ここにかかってきます。
 
部活の大会を想像してみてください。
 
試合に出るのが初めての、似たような実力の人ばかりの大会だったら、不安なんてみんな同じです。経験値で差がないんだったら、その大会までの練習量と、本番に力を出し切ることに、かかってきますよね?
 
 
不安だし、心配だし、自信が持てない。その気持ちは分かります。
 
「今まで部活ばかりで、勉強なんてサボってきたし。。」「今まで一度も400点以上とったことないから、ほんとに大丈夫かな。。」
そうやって考えれば考えるほど、どんどん不安になってきますよね。
 
でもそれは、受験をちゃんと意識できているってことですよね?どうでもいいと思っていることに、不安なんて感じないのです。
 
例えば、ものすごく高い山があっても、それが「ただの景色」だったら不安にはならないけど、いざそこに登ろうとした時に初めて、「こんな高い山、大丈夫かな?」って不安になるんです。
 
登れるか不安だし、怖い。険しい山道を前にしてビビる。足がすくむ。
 
あなたが今、不安だし心配だと思っているのなら、「挑もう」としている証拠です。だから、「今」に集中して、やるべきことを淡々とやっていきましょう。
 
受験生は全員、初心者です。
みんな初心者だ!そうやって開き直って、自分の力を100%出し切れるように、「今」に集中してみてくださいね!
応援しています。
 
 
 
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