反抗期真っ只中の中学生の男子。なかなか宿題や家庭学習をしなくて、どういう声かけをすればいいのか分からない、という保護者の方は多いのではないでしょうか?
 
LINE@でもよく相談をいただきますが、
「勉強しなさい、と言っても勉強しない。言わないでいたら、ずっと勉強しない。成績はどんどん落ちていく。どうしたらいいのでしょうか?」という相談をよくいただきます。
 
 
今回は「中学生の男子は反抗期真っ只中!勉強しない子どもにすべき声かけとは?」をお伝えさせていただきます。
 
 
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まずは理解する

 

中学生特有のストレスを理解する

 
大人からみると、ただダラダラしているだけに見えますが、実は「勉強しない」という状態になるのは、彼らには彼らなりの理由・原因があるのです。
「いや、うちの子は、ただゲームの誘惑に負けているだけだ」と思うかもしれませんが(笑)、彼らがどんな状況の中で中学生生活を送っているのかを、まずは「理解する」という姿勢が大切です。
 
中学生は、クラス・部活・委員会や係などの役割・近所の友だちなど、「多様な人間関係」の中にいます。「外からどう見られているか?」というのが気になる年齢なので、彼らはこちらが思っている以上に人間関係の中でたくさんのエネルギーを消耗しています。
また、「上下関係」を初めて経験するのも中学生のこの時期です。上下関係に関しては、理不尽なことや納得いかないことでも受け入れざるをえないような経験もしています。
 
その上、授業が終わってから部活をして、その後に塾に行き、帰宅してから大量の宿題をこなす、というようなハードスケジュールで生活している中学生も少なくありません。
 
中学生は、精神的にも体力的にも多くのプレッシャーの中で日々を送っているのだ、という理解をまずは保護者がすることが大切です。
 

中学生の反抗期を理解する

 
この時期の反抗期というのは、必ず全員がなるわけではないですが、身体の成長と精神的な成長が著しいこの時期に、主に保護者に対しての反抗が多くなる中学生は多いです。
 
特徴としては、男子は「暴言を吐く」「物に当たる」「手が出る」「屁理屈を言う」など。女子は「無視する」「敢えて大人がカチンとくるような物言いをする」「部屋に閉じこもる」などです。
 
もしお子さんが反抗期真っ只中なら、もともと「そういう時期」なので、ある程度の距離を保つことは必要です。いい意味で「こういう時期だ、しょうがない」と受け入れるのです。
ただし、「信頼している」「愛している」「認めている」ということが子どもに伝わるような努力をすることは大切です。
 
反抗期の中学生への接し方のポイントは、
 
・その日の気分や子どもの出かたで叱ったり叱らなかったりしない
・「〜しなさい」と頭ごなしに押し付けたり命令したりして、大人の権限を振りかざさない
・子どもの土俵に乗って、こちらまで無視したりイライラしたりしない
・不安、心配、苛立ちではなく、安心、明るさ、信頼が伝わるように話しかける
・いつも同じスタンスを取る
・夫婦間である程度、価値観や教育観を共有しておく
などです。
 
また、「家」というのは本来は「くつろぐ場所」だ、という認識も大切です。ですので、まずは彼らの「外の顔」を理解してあげることが大切です。彼らは彼らなりに人間関係にエネルギーを使い、それぞれに抱えている責任があり、自分についての悩みがあり、そんな中で勉強をしています。
「くつろぐ場所」であるはずの家の中が「くつろげない場所」になっていないか?と、たまに自問してみるのもいいかもしれません。
 
 
 

勉強しないことへの接し方

 

「勉強しなさい」と言わない

 
まず大切なのは、「勉強しなさいと一切言わない」ということです。ただでさえ反抗期の真っ只中なので、勉強にかかわらず、誰かに命令される、ということ自体が拒否反応を起こしてしまうからです。
 
しかし、冒頭でお伝えしたように「勉強しなさい、と言わないでいるとさらに、勉強しなくなる」という状況になるから、無駄だと思いつつも、つい言ってしまうという人は多いと思います。
 
ここに、ちょっと面白いデータがあります。「勉強しなさい」という声かけの有・無に対する勉強時間のデータです。
 
・【中1】声かけ有り→約70分、声かけ無し→約74分
・【中3】声かけ有り→約100分、声かけ無し→約124分
 
つまり、「勉強しなさい」と声かけしたほうが、勉強時間が少ないのです。
これは、反抗期の中学生という年齢によるものも大きいと思いますが、小学生のデータを見ても2、3分しか差がありません。
 
声かけ有りが、声かけ無しを約10分上回っているのは、唯一小学1年生のみです(笑)
親の「勉強しなさい」の言うことを聞くのは、小1までなんですね(笑)
中学生にもなると、声かけすればするほど勉強時間が減ってしまうという悲しい結果になるわけです。
 
大人でも、事情も知ろうとせずに「契約を取って来い」「家事をちゃんとやれ」と言われたら、やる気が失せるのと中学生も同じなのだと心得ましょう。
 
 

認めて信じる

 
「勉強しなさい」と言わないと、ずっと勉強しないけど、どうしたらいいのか?ということですが、少し勇気が要ると思いますが、「この子はいちいち言わなくても、ちゃんと必要な時に自分で勉強する力を持っている」と100%信じることです。
前例がなくても、当然そう思っているくらいに軽やかに信じ切ることが大切です。
 
難しいですがこれは、強力な効果があります。
 
自分の大切な人から無条件で信じられている、認められている、ということは、想像以上に「がんばろう」というきっかけを与えてくれます。
 
例えば仕事で、尊敬している上司が「きみは大丈夫、ちゃんと最後には結果を出してくれる」当たり前のように100%信じてくれているのが伝わったら、「結果出せよ!」と言われるのに比べたら、想像以上のパワーが出ませんか?
 
それと一緒です。
 
 

「命令」を「提案」に変える

 
先程お伝えした「100%信じる」ということが前提のテクニックですが、「勉強しなさい」と命令する代わりに、提案をしてあげることで、圧迫感がなく勉強を意識することができます。
 
・「勉強終わったら、デザートがあるから声をかけてね」
・「宿題多そうだけど、睡眠はちゃんと取った方がいいよ?」
・「朝やるなら、早めに起こしてあげようか?」
 
命令するのって一番頭を使わないラクな方法なので、つい「勉強しなさ・・・」と言いかけてしまうと思いますが、グッとこらえて、「提案」の声かけをしてみましょう。
 
 

時間の幅を持つ

 
反抗期に限ったことではないですが、子どもに接するときに大切な考えが「時間の幅を持って接する」ということです。
つまり「今」という一瞬で物事を切り取って判断するのではなく、ある程度のスパンで見てあげる、ということです。
 
実は人って、「その場の状況だけで判断されること」が嫌いな生き物です。
例えばあなたが、「ご飯を炊いている間に、とりあえず洗濯物だけ畳もうかな・・夕飯はそれから作ろうかなー」と思っている時に「早く夕飯作れ」と言われたらどうでしょう?
カチンときますよね(笑)
「洗濯たたんでから、作ろうと思ってたのに!」と思いますよね?
 
よく子どもに「早く勉強しなさい」と言うと、「今からしようと思ってたのに」「これ観終わったらやろうと思ってたのに」というセリフを言うと思います。
 
あれは「やる気を削いだのはそっちが悪い」という屁理屈の場合もありますが、先程の夕飯の例でも分かるように、人は、ある程度の「時間の幅」で動いているので、一理あるのです。
 
「今の状況」「その場の出来事」だけで判断するのではなくて、過去から「今の状況」に至るプロセスを見ることや、「今の状況」を未来へのプロセスだと捉えることが大切です。
 
「時間の幅」で人を見ると、必ず何かの変化が見えてきます。子どもは、その「変化」こそちゃんと見てほしいものなのです。
 
「そう言えば、昔はテスト前になっても何もしなかったけど、さすがに今はテスト前は勉強するようになった」
「今はテレビを見ているけど、この子なりにやろうとしている時間を決めているのかもしれない」
 
という感じです。
どうであれ、「時間の幅」を持って接するにも、信じることは不可欠なわけです。
 
 

まとめ

 
「勉強しない」という相談の中で、圧倒的に多いのが中学生の男子の保護者の方からのものです。
反抗期という時期と、中学生活での人間関係・忙しさからくる体の疲れなどが重なって、全く家で勉強しないというお子さんも多いです。
 
そういう時は思い切って、「家の中は、もともとは家族がくつろぐ場所だ」と開き直ってみることも必要です。
そして、どうせ「勉強しなさい」と言っても変わらないどころか、勉強しなさいという声かけをしたほうが、勉強をしなくなるので(反抗期なので、〜しなさいという言葉は特に拒否されますよね)、一切「勉強しなさい」は封印する、ということが大切です。
 
その代わり、「あなたなら、大丈夫」と心から信じてあげるのです
 
どんなに反抗期の中学生でも、自分の親が、無条件に自分のことを信じてくれている、ということはちゃんと分かります。
たとえ口では文句を言っていても、「褒める・認める・信じる」ということは、彼らが自分から勉強に向かう原動力になるはずです。
 
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