夏休みの宿題で途方に暮れるものと言えば、、読書感想文!っていう人が多いのではないでしょうか?
「気がついたらあらすじだけで終わっちゃった」「頑張って書いても原稿用紙1枚くらいにしかならない」
「何を書けばいいか分からないから、表紙に書いてあるあらすじを写した」というケースは多いのではないでしょうか?
 
後回しにして、結局、「お家の人の感想文になる」パターンに陥らないよう、早めに手をつけておきたい宿題ですよね(笑)
今回は「夏休みの宿題の読書感想文を、読み手に分かりやすくまとめる書き方とは?」についてお伝えさせていただきます。
 
 
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読書感想文の目的とは?

 
 
そもそも、読書感想文の目的って何でしょうか?
読書感想文の目的は大きく分けて3つあります。「読書の素晴らしさを経験する」「読解力を鍛える」「文章力を鍛える」です。
 

読書の素晴らしさを経験する

 
読書は、年齢が上がれば上がるほど「読書する子としない子」の差が大きくなっていきますが、読書をすることで、自分の人生以外の人生を追体験できたり、感情を揺さぶられることで感受性が豊かになったり、普段は得られないような知識を得ることができたりします。
 
また、読書をすることで、その筆者の考えや主人公の生き方に「影響される」というのも、読書の素晴らしい点ですね。
 

読解力を鍛える

 
読解力とは、「趣旨を読み解く」ということです。「つまり何が一番言いたかったか」「つまりどういうことか」というのを正確に把握して読める力のことを、読解力というわけです。
 
ただ読書をしてもなかなか鍛えられないのですが、感想文を書くという「アウトプット」前提の読書をすることで、読解力が鍛えられます。
この読解力は、すべての教科の根底を支える力である上に、コミュニケーション能力にもつながるものなので、積極的に鍛えたいスキルですね。
 

文章力を鍛える

 
文章力とは「情報をまとめて、自分の中で再構築をし、それを文章に書き表すことのできる力」です。
 
つまり、ただダラダラと文章を書くのではなく、本のあらすじや自分の感想・自分の意見など、自分の中にあるものを、相手にわかりやすいように組み立て直して、文章を作っていく必要があるのです。
 
この、「自分の中にあるものを文章にする」という作業をすることで、上記のスキルが飛躍的に身につくだけではなく、「自分以外の人に読んでもらう」ことが前提なので、「客観性」も身につきます。
 
 

感想文を書きやすくするコツ

 
 
一番後回しにしがちな読書感想文には、ちゃんと取り組めば、このように「すごいスキル」が身につく要素があるのです。ネットでググって、あらすじをまとめて終了、にするには勿体無いですね(笑)
 
とは言え、何から手をつけたらいいか分からないという人が多いと思うのですが、実は読書感想文は、読む段階で「ある工夫」をすることで、断然書きやすくなります。
 
それは、「3色ボールペンで線を引きながら読む」ということです。3色ボールペンを使って読書することは、斎藤孝先生が提唱されている方法ですが、これが、最高に素晴らしい方法です(笑)
 
詳しくはこちらの記事でお伝えしたので、ぜひ参考にしてみてください。
 
本を読む段階で「赤・青・緑」の線を書き込んでいくのです。「赤:客観的に見て超重要」「青:客観的に見て重要」「緑:主観的に見ておもしろい、興味がある」というように使い分けるのです(詳しくはこちらで)。
 
「感想文」なので、緑の部分だけをつなげていけばいいと思われがちですが、主観だけになるとただの「日記」になってしまうんですね。
読書感想文というのは、自分以外の人に読んでもらうことが前提なので、赤線や青線の部分も盛り込みながら、そこに緑の主観的な感想を絡めていく必要があるわけです。
 
 

読書感想文の全体の構成

 
読書感想文には「構成」というものが必要です。構成というのは、「各部分・まとまりを集めて全体を組み立てていく」ことです。
これがきちっとされていないと、読む側にとっては、「どこにつながるのか分からないダラダラ続く文章」という印象にしかならないのです。
 
オススメの構成は「出だし→あらすじ→中心→まとめ」と言った流れです。
 

出だし

 
感想文の出だしは、読む人が一番最初に目にする場所なので、「おっ、なんだか面白そうだな」と、次を読みたくなるような文章を持ってくるのがいいでしょう。
 
個人的には、「出だし」で一番言いたいことを、バーン!と持ってきてしまう、というのがオススメです。
「この本が一番言いたいことはこういうことで、それに対して僕は、こんな風にショックを受けました」という感じです。
 
読む側としての興味をそそられるだけでなく、「結論から先に言う」というコミュニケーション能力を養う上で大切なことの練習にもなります。
 
この出だしは、緑の線の中でも最も心が動いたことと、赤線の中でも最も大切そうなことを組み合わせるといいでしょう。
 

あらすじ

 
書いているうちに「あらすじ」だけで終わる・本文を書き写しているだけになった、なんていうのは”感想文あるある”ですね(笑)
 
それは極端ですが、さらっとあらすじを書くことで読む側は分かりやすくなるので、青線の部分を拾って、自分なりにまとめて書いてみましょう。
 
青線以外の部分を盛り込みすぎると、「本文を写しただけ」になってしまうので、青以外の箇所は切り捨てて書く、というのがポイントです。
 

中心

 
中心の部分が読書感想文の一番の「読ませどころ」です。「出だし」で結論を言い切っている場合は、ここで詳しく説明する、という流れになります。
 
この本の筆者が一番言いたかったことは(赤)に対する自分の考えや、緑の線の部分で自分が一番心が動いたことについて、書いていきましょう。
 
「自分はこう思った(思わなかった)」「なぜ、そう思ったのか?」「自分だったらどうしていたか?」などを書くのですが、自分の経験と絡めたり、この本を読む前の自分の考えを書いたりすることで、よりリアルに相手に伝えることができます。
 

まとめ

 
最終のまとめでは、「最初は分厚くて面倒くさそうだと思ったが、読んでよかったと思った」などのように、その本を読んでどうだったかを率直に書くといいでしょう。
また、読んでから数日経った今の自分の気持ちや、読む前との変化などを「一言レポートする」感じで書くのも、すごく面白いと思います。
 
 

まとめ

 
読書感想文は「面倒くさい」と思えば、最悪に面倒くさい宿題出し、「面白そう」と思って取り組めば、最高に楽しい宿題になります(笑)
 
読書感想文を「終わらせればいい」という気持ちで取り組むのではなく、上記のことに気をつけて真剣に取り組むと、思いもかけないところで、変化があります。
 
それは「読書スイッチが入った」かもしれないし、「読解力がついた」かもしれません。何かしらの変化がありますので、ぜひ今年の夏こそ、ガチ感想文を書いてみましょう(笑)
 
ただし「上手に書こう」と思いすぎないようにしましょうね。そこに陥ると、全く鉛筆が進まなくなりますから(笑)
下手くそでもともと!真剣さで勝負!くらいの気持ちで書いてみてください。
 
 
 
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