暑い季節は特に、勉強のやる気が出なくて「だるいなー」という時ってありますよね。
部活で疲れて帰ってきてから、大量の宿題を目の前にした時。やっとテストが終わったと思ったのに、またすぐにテストがある時。
提出日が迫っている課題に全く手がつけられていない時。
 
やらなくちゃいけない、と思えば思うほど、さらにダルくなってくる、という悪循環(笑)
 
 
今回は、「勉強がだるくてやる気が出ない中学生が、勉強のやる気を出す方法」について、お伝えさせていただきます。
 

 

身体的なだるさを解決しよう

 
私の教室に通う中学生たちもよく、「勉強するの、だるいー」と脱力していることがあります(笑) 彼らの話を聞いていると、勉強のやる気がどうのこうの言う前に、現実に身体の疲れが溜まりすぎていることがわかります。
まずは、身体的なだるさを取り除きましょう。
 

睡眠をきちんと取る

 
中学生の理想的な睡眠時間は7〜9時間と言われています。睡眠には、成長を促す・疲労を回復させる・情緒を安定させる・記憶を定着させる、などの大切な働きがあります。
 
ですが、中学生の睡眠時間を聞くと、「6時間くらい」というお子さんも少なくないのです。
遅くまで部活をして、帰宅してご飯・シャワー・大量の宿題・テレビ・LINE・ゲーム、、などなお、、いろいろやっているうちに、寝るのが0時を回るというお子さんも多いのです。
 
勉強がだるいのではなく、単純に「疲れが取れなくてだるい」ということも大いにあるので、質の良い睡眠をとることが大切です。
 

ジャンクフードの食べ過ぎに注意する

 
塾の前に、サッと食べられるジャンクフードで夜ご飯をすませる。試験前に家にいる時間が長いと、ついジャンクフードに手が伸びてしまって、止まらなくなる。
そんなお子さんも多いと思います。が、ジャンクフードって、勉強に与える影響はかなり大きいのです。
 
ジャンクフードばかり食べていると、以下のように勉強に悪影響が出てきます。
 
・栄養が偏り頭の回転が遅くなる
・体重が増え、頭がスッキリしない
・消化に時間がかかるものが多いので、消化することだけにエネルギーを使い果たしてしまう
・消化にエネルギーが要るので、胃に血液が集中し、脳にまで回らない
・栄養が偏るので、体調を崩しやすい
 
また、ジャンクフードばかり食べていると、IQ値が低くなる、という研究結果もあるほどです。
 
なんとなく体がだるくて力がみなぎっていない、という場合は、ジャンクフードばかり食べていないか、見直しましょう。
 
 

適度な運動をする

 
文化部のお子さんや、部活を引退した中3のお子さんに特におすすめなのが、適度な運動をするということです。
同じ姿勢で勉強していると、筋肉が固まり、血流も悪くなって、なんとなく体がだるい、、となりがちです。
 
特に人間の脳って、すごく小さいのに全身の約20%のエネルギーを使うと言われていますが、長い時間同じ姿勢で勉強を続けていると、血流が悪くなり、脳に酸素が行き渡らないので、頭もボーッとしてくるのです。
 
勉強の合間や、勉強をスタートする前なのに、ストレッチや筋トレ、軽い散歩などのような適度な運動をして、体を動かすことを心がけましょう。
 
 

精神的なだるさを解決しよう

 
 
 
単純に身体が疲れている、というのではなく、精神的に勉強するのがだるい、、というお子さんも多いと思います。
身体的なだるさの解消ほど単純ではないかもしれませんが、精神的なだるさは勉強の集中力を知らないうちに下げていくことになるので、適時、解決しましょう。
 

ストレスや気にかかることを溜め込まない

 
睡眠もちゃんと取っているし体調はバッチリなんだけど、なんとなく勉強がだるいなー、、という時って、頭の片隅に気にかかることがあったり、ストレスを抱えていたりしがちです。
友人関係や受験へのプレッシャー、部活でのいざこざなど、中学生は最も多感な時期に、様々なことを抱えているものです。
 
ストレスがたまっているなー、と思ったら、積極的に休憩を設けたり、リフレッシュするように心がけましょう。こちらの記事で、質の高いリフレッシュの方法をお伝えしたので、ぜひ参考にしてみてください。
 
また、頭の片隅に気がかりなことがあるときは、なかなか勉強に向かおうという気持ちになれないものです。
そういう時にオススメなのが、頭の中にある「気になっていること」を紙に書き出す、という作業です。
気がかりなことを、いったん自分の頭の中から出すことで、頭の中が軽やかになるはずです。
 

言葉に気をつける

 
そもそも、「自分からしたい!」と思うことではないのに、勉強しなきゃいけない状況ってなかなかエンジンがかかりませんよね(笑)
人間って「やらされている」と思っている時は、やる気が全く起きないものなので、気持ちは分かりますよw
 
ですが、「だるい」「めんどくさい」「〜しなきゃいけない」こういう言葉を使えば使うほど、より、だるくなって、めんどくさくなるものです。
「疲れた」という言葉を使うと、脳から疲労物質が出て、本当に身体が疲れるようになっているんです。
 
また、「むかつく」「うざい」などの言葉も、使えば使うほど自分の中のパワーが枯れていく言葉です。
 
どうせ使うなら、自分が明るい気持ちになれる言葉、パワーが出る言葉を使いましょう。
 
私の教室の生徒さんで、長文問題を出すと「っしゃー!」と気合いの叫びを上げる男子がいます(笑)
彼のおかげで、そのクラスは活力がみなぎっていますw
 
やる気があるから「やる気の出る言葉」を使うのではなくて、「やる気の出る言葉」を使うからやる気が出てくるのです。
 
今の気分がどうであろうが、この生徒さんみたいに「っしゃー!やってやるぞ!」という言葉を先に使っちゃう、というのがポイントですw
 
 

ワクワクすることをしてみよう

 
勉強がだるい、、と口癖になっているお子さんの特徴は、「勉強だけではなく、すべてのことにだるい」ということです。
「遠足とかだるい」「大会に応援に行くの、だるい」「生徒総会とか、だるいんだけど」・・延々と続くw
 
どんなことにも覇気がなく、なんでもかんでもだるいのです。
 
反抗期で、斜に構えているだけのお子さんもいますが、そうじゃなくて実際に、何に対しても前向きに取り組めない、最初からあきらめているようなお子さんも多いのです。
 
まるで、疲れ切った大人を見ているみたいです(笑)
 
そういうお子さんは、勉強以外のことでもいいので、何か自分がワクワクすることをやってみましょう。
「前向きに取り組む」というのがどういう状態か、「心躍る」というのがどういう感じか。それを経験するだけでじゅうぶんなので、勉強に繋がる内容じゃなくてもいいのです。
 
 

まとめ

 
 
「勉強がだるい」というのが口癖になっている中学生って、少なくないです。
部活などで、単純に身体的にだるいだけ、ということも考えられますので、まずは、身体を整えることが大切です。
 
精神的にだるい場合は、「ストレスや気にかかることを溜め込まない」「言葉に気をつける」「ワクワクすることをしてみる」などの方法を、ぜひ試してみてください。
 
また、勉強だけではなく、すべてのことに対して「だるい」を連発する中学生も多いのですが、「だるい」「めんどくさい」という言葉を多用していると、体の中から実際にどんどんエネルギーが抜けていってしまうのです。
 
そして、「覇気がない」という状態になります。
 
覇気がなくなると、勉強だけでなく、いろんなことに対しての「興味」「好奇心」「主体性」「感動」などすべてのパワーレベルが下がります
その状態になるくらいなら、嫌なことは嫌!悔しいことは悔しい!と、感情をほとばしらせて、パワフルに過ごしましょう!
 
 
 
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