部活を終えて塾に行って、帰宅後、ご飯お風呂を済ませて宿題に取りかかる。。こんなスケジュールをこなしている中学生もいると思います。
 
毎晩、寝るのは0時過ぎ、、という人も多いんじゃないでしょうか?
 
そういう人は思い切って、朝に勉強時間を作ってみることがオススメです。
 
今回は「忙しい中学生にオススメ!朝に勉強の時間帯を作って効果的に勉強しよう!」をお伝えさせていただきます。
 

 

朝、勉強することのメリット

 

朝はエネルギー満タン

 
寝起きで勉強なんて、頭が働かない!と思う人もいるかもしれません。私もそうでしたw 
でも本当は、朝って脳も体もエネルギーが満タンな状態なんです。
 
睡眠には、疲労回復・成長促進・記憶の定着・精神の安定など大切な役割があります。つまり、質の高い睡眠を取れていれば、最も体の疲れが解消されていて、最も脳がスッキリと整理されている状態なのが朝なのです。
この時間帯に勉強することは、理にかなっているのです。
 

誘惑が少ない

 
夜はどうしても、面白そうなテレビがあったり、友だちからメールやLINEが来たり、、と、勉強の集中を妨げる誘惑が多いですよね?
 
それに、夜というのは、家族の人も仕事や家事を終えて、一番リラックスしている時間帯です。家中に「リラックスムード」が満ちているということ自体が、勉強するにはアウェイですよね(笑)
 
その点、朝は、そこまで勉強を妨げるようなものは、ほとんどありません。家族の人もまだ寝ていたり、テキパキとしたくをしていたりするはずです。
 
時間帯が早ければ早いほど、誘惑は少なくなるので、より集中しやすくなります。
 
 

締め切り効果で集中

 
朝、勉強することのメリットの1つに、「締め切り効果」が挙げられます。締め切りって何かというと、登校時間が来る、ということです(笑)
 
夜は時間帯に「締め切り」がないため、ついダラダラしがちですが、朝は必ず「締め切り」が迫ってきます。
時間制限がある・ないによって、勉強の集中度は格段に違ってきます。
 

脳内物質を味方にできる

 
しっかり睡眠が取れていると、ある脳内物質が朝の時間帯に多く分泌することが分かっています。
それは「アドレナリン」と「ドーパミン」という物質です。
 
これらは、やる気を起こしたり覚醒させたりする働きがあるのです。これらが最も多く分泌される朝の時間帯に勉強することは、強い味方をつけているようなものですね!
 
 
 

朝にぴったりの勉強は・・

 

朝に向かない勉強

 
朝の時間帯に勉強することが効果的だ、と言っても、朝に向かない勉強もあります。それは、高度な思考力が必要な問題です。英語・国語の長文問題や、数学の応用問題などですね。
 
朝は脳がスッキリ整理された状態ですが、いきなり高度な思考をするには負荷がかかりすぎます。
体が、いきなりハードな運動をするのはキツイのと同じで、ある程度の準備運動が必要なのです。
 
また、朝勉強のメリットとして挙げた「締め切り効果」が、高度な思考力を使う問題では、逆効果になるためです。
時間を気にしながら深く考える、ということはできないですからね(笑)
 
 

朝にオススメの勉強 

 
朝にオススメの勉強は、暗記や基礎問題です。特に暗記は、寝る前の勉強と組み合わせると、効果が倍増します。
 
脳には、睡眠中にその日の記憶を整理して、覚えるべきことを定着させるという働きがあるのです。
そのため、寝る前に暗記したものを、朝起きてからもう一度サッと覚え直すことで、効率よく暗記できるようになります。
 
また、朝は一晩中かけて記憶の整理ができた後なので、脳の「容量」がたくさんある状態です。夜覚えたものをサッと復習したら、新しいことを追加で暗記することも、効果的です。
 
基礎問題は、脳にとっては「ウォーミングアップ」になります。基礎問題ってたいてい、パターンが決まっているものが多いので、高度な思考をしなくても解けるようなものがほとんどです。
一番テキパキと頭が働く朝は、基礎パターンを定着させるのに適しています。
 
 

朝、勉強する際の注意点

 
1章・2章でお伝えした内容は、すべて「質のいい睡眠」ができていることが前提です。深夜までゲームやテレビで目や脳を酷使して寝不足なのに、次の日の朝に勉強しても、全く効果がないどころか、逆効果にもなります。
 
寝る直前にスマホやゲーム、テレビなどを見ない。就寝時間は22時台にする。など、質のいい睡眠をとることで、朝の時間帯が勉強のゴールデンタイムになります。
 
 
また、早起きに慣れていない時は、スッキリ目覚められない・起きても頭がぼーっとしているという人も多いと思います。スッキリ目覚めて体と脳を覚醒させてから勉強に集中するために、以下の方法を試してみてください。
 
・二度寝はしない(余計に頭がボーッとします)
・起きたら太陽の光を全身に浴びる
・コップ1杯の水を飲む
・ストレッチやラジオ体操のような軽い運動をする
・朝ごはんは勉強の後に摂る(勉強前はナッツ類や果物など、軽めのものにする)
 
 

まとめ

 
朝の時間帯に勉強をすることには、メリットが多いですのですが、今まで夜型だった人がいきなり時間帯を変えても、最初は慣れないかもしれません。
 
体が生活リズムに慣れるまで、しばらくかかるので、1・2週間は試してみてほしいのですが、質の高い睡眠をとって、3章でお伝えした方法を試してみても、どうも朝に勉強するのは合わない、という人もいるかもしれません。
 
合わないな、と思ったら、自分にとって、より集中できる方法や時間帯を見つけてみましょう。
 
大切なのは、「朝に勉強すること」ではなくて、「自分にとって一番集中して勉強できる方法や時間帯はどれだろう?」と試すことです。
 
そういう工夫を続けながら勉強することが大切です。
 
 
 
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